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Posted by ブクログ
毒見師イレーナの六作目。
とうとう最終章。
後半三冊はまとめて読めて良かった。
それぐらい混沌として、問題山積、危険がいっぱいだった。
どうもお話の中では、三か月ぐらいしかたっていないようだったが。
「結社」がシティアを牛耳り、イクシアの最高司令官をも操っていた。
少しづつ「結社」から味方をはぎとり、
反撃の機会をうかがうイレーナ達。
だが、「結社」は魔術師から魔力を奪う薬を作り出していて、
前作でリーフの怪我を魔力で直し、今度は自分の傷も治したヴァレクから、
魔力を奪ってしまう。
イレーナの魔力も戻らないまま、ヴァレクも魔力を失ってしまうのか。
最後にもっとドンパチ(死後?)するのかと思ったら、
あっさり最高司令官はシティア攻撃をあきらめたのが意外だった。
妊婦とは思えない無茶をいろいろしてきたが、
無事に二人の赤ん坊が産まれて良かった。
後半の三部作は、イレーナというよりかはヴァレクの物語だったような気がする。
Posted by ブクログ
前作から間が空き過ぎてしまって正直殆どの登場人物が、アンタ誰?敵味方どっち?状態だったのが悔やまれる。これは別に作品のせいではないのだが
ラスト、ヴァレクは最高司令官と向き合うシーンは良かったが、イレーナとブルンズのほうは少し呆気なかったかも。
とはいえなかなかのボリュームのシリーズ読み終えて良かった。
2021.2.26
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