あらすじ
世界累計100万部突破の壮絶ファンタジーシリーズ、完結!
運命はいつだって、この手で切り拓いてきた――
長年敵対してきた2つの国、イクシアとシティア。
両国はいま、支配欲に駆られた悪しき集団《結社》の手に落ちようとしており、
最高司令官さえも操り人形と化していた。
いまだ魔力の戻らぬ中、イレーナは未来を、大切な人たちを守るため
最後の闘いへと向かう――ヴァレクら残されたわずかな仲間と共に。
死刑宣告を受けながらも毒見師として生きながらえたイレーナの
壮絶サバイバル、堂々のフィナーレ!
■シリーズ第1話『毒見師イレーナ』
■シリーズ第2話『イレーナの帰還』
■シリーズ第3話『最果てのイレーナ』
■シリーズ〈霊魂の探しびと篇〉第1話『イレーナ、失われた力』
■シリーズ〈霊魂の探しびと篇〉第2話『イレーナ、闇の先へ』
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
毒見師イレーナの六作目。
とうとう最終章。
後半三冊はまとめて読めて良かった。
それぐらい混沌として、問題山積、危険がいっぱいだった。
どうもお話の中では、三か月ぐらいしかたっていないようだったが。
「結社」がシティアを牛耳り、イクシアの最高司令官をも操っていた。
少しづつ「結社」から味方をはぎとり、
反撃の機会をうかがうイレーナ達。
だが、「結社」は魔術師から魔力を奪う薬を作り出していて、
前作でリーフの怪我を魔力で直し、今度は自分の傷も治したヴァレクから、
魔力を奪ってしまう。
イレーナの魔力も戻らないまま、ヴァレクも魔力を失ってしまうのか。
最後にもっとドンパチ(死後?)するのかと思ったら、
あっさり最高司令官はシティア攻撃をあきらめたのが意外だった。
妊婦とは思えない無茶をいろいろしてきたが、
無事に二人の赤ん坊が産まれて良かった。
後半の三部作は、イレーナというよりかはヴァレクの物語だったような気がする。
Posted by ブクログ
イレーナ、霊魂の探しびとシリーズ完結。
長かった。。。1冊完結ではなく、3冊でひとつの話だったので、登場人物が多く、移動も多く、途中あきらめそうになりながら読んだ。
最後の戦い?がかなりあっさりと終わってしまって、ちょっと拍子抜けした。
ヴァレクとイレーナ末永くお幸せに。。。
Posted by ブクログ
前作から間が空き過ぎてしまって正直殆どの登場人物が、アンタ誰?敵味方どっち?状態だったのが悔やまれる。これは別に作品のせいではないのだが
ラスト、ヴァレクは最高司令官と向き合うシーンは良かったが、イレーナとブルンズのほうは少し呆気なかったかも。
とはいえなかなかのボリュームのシリーズ読み終えて良かった。
2021.2.26
25