大野裕のレビュー一覧
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精神科医YouTuberの樺沢先生が、動画で紹介していので読んでみました。
『認知療法は、マイナス思考をプラス思考に変えるのが目的ではない。問題解決に役立つような現実的で柔軟な考え方ができるようになるのが目的である』ということを知って勉強になりました。
認知療法を理解するには、
「自動思考」と「スキーマ(思いこみ)」
というのが、キーワードになるそうです。
自分の場合のスキーマを考えてみました。
何でも上手くできないといけない、
他人に迷惑をかけてはいけない、
人に弱みを見せてはいけない、
という3つのことが浮かんできました。
その思い込みから生じるネガティブな気持ちを、認知療法で少しでも軽減 -
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Posted by ブクログ
仕事に対して「不安」を感じて、それを解消する手段のひとつになるかと思い手に取った。
1.危険を過大評価
2.自分の力を過小評価
3.周囲の力を過小評価
などは、そうだな、と納得する点であった。
「嫌われる勇気」などを読んでから、ありのままの自分を受け入れるようになってきたので、そんな自分でも「これでいいのだ!」と思っている。
不安に感じることが悪い訳では無い、本書でも書かれているが、不安を多く感じるひとは、慎重であり失敗がすくない。
一見悪い面だけみえるけど、良い一面もあるのだ、と。
得るものが多い本ではなかったけど、半分漫画であり、読みやすい本だったと思う。 -
Posted by ブクログ
病んでいるのはトランプではなく、社会そのものだ。世界の政治経済を混乱させるような人物を大統領に選んだアメリカ社会の病理を、精神医療の世界的権威が分析した書籍。
トランプはアメリカや世界に脅威を与えている。
人類の未来を決める指導者として明らかに不適格だが、そのような人間を大統領に選んだアメリカ社会こそ、クレイジーといえる。
今、世界は破局に向かって進んでいる。にもかかわらず、人々は現実に向き合おうとしない。
その代わりに、「地球温暖化や環境汚染を心配する必要はない」「裕福さの恩恵はすべての人に行き渡る」といった妄想を抱え、危機の存在を否定するという、誤った考えを持ち続けている。
我々の祖 -
Posted by ブクログ
うつの基礎的な知識を、当事者やその周囲の人々にもわかりやすいように書かれている。専門用語が少なく、あったとしても平易な説明が必ず付け加えられてあるので、ある程度の知的レベルのクライエントへの心理教育にも利用できるかも。
また、そのように一般レベルで読みやすいような内容となっているため、非常にあっさりしており、専門的に学びたい人にはやや物足りない印象。
繰り返し強調されていることは
・周囲の人々は、うつを有する人の表面的な問題行動に目が行きがちであるが、その裏にあるうつの存在に気づくことが重要
・精神疾患の薬は抵抗感がある人が多いが、薬はギプスのようなものだから併用した方が効果的なことが多い。そ -
Posted by ブクログ
この本に出逢うまでは、うつに関する事を正しく情報として学ぶことはありませんでした。
自分自身の病気うつの事を知ろうとしてこなかったのです。
そのことは、自分自身を知ろうとしてこなかったからかもしれません。
うつの基本的知識、心理的治療、薬物治療、社会的治療で学ぶことが出来ました。
特に、心理的治療の重要性と具体的な対処法、薬物の知識を知ることが出来て安心しました。
また自分が単なるうつだけだなく、躁状態になって双極性障害になっていたことにも気づきました。
気分グラフ法を使って躁状態、うつ状態になる前に
気づいて早めに対応出来るようにしていきたいです。
自分の今の状況をお医者さんに具体的に話