【感想・ネタバレ】マンガでわかる!うつの人が見ている世界のレビュー

あらすじ

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「うつの人の思いを十分すぎるくらいに代弁してくれている。当事者と周囲の人にとって大きな救いになると感じた」
「自分にとっては、全編にわたってあるあるネタだった」
うつを経験した当事者の方々から、95%の共感を頂きました。

★100人以上の当事者の声をもとに作られた「心の不調がある人」と同じ目線で寄り添うための本★

いま、日本では7~8割の人が、一生に一度は何らかの精神疾患を経験すると言われています。(厚生労働省報告書による)
うつ病、適応障害、双極症、不安障害、パニック障害など、その名前はさまざまですが、共通点は「抑うつ状態」を経験すること。
うつ状態に陥ると、気分が落ち込むことはもちろん、身体が重く動けなくなったり、集中力が途切れて文章や映像が理解できなくなったりと、今までの「当たり前」が難しくなります。
でも、うつの症状やその感覚は、なかなか言葉で説明することは難しく、ご家族や周りにいる人は、なかなか実感を持って理解することができません。
そのために、ご家族やご友人、同僚など周りの人は「どう手助けするべきなのか」「なんと声をかけたらいいのか」がわからずに話しかけるのを躊躇したり、朝起きられないことや、会社に行けないことが、症状なのか本人の性格なのか分からずに、イライラして優しくなれなくなったりと、ご本人との関係がギクシャクしてしまうことがあるのではないでしょうか。

「うつの人が見ている世界」は、「わかりたいのにわかれない」「わかってほしいのに伝えられない」という、ご本人と周りの人の心のもやもやを軽減するために、うつを経験していない人でも、その感覚を想像できるような本を目指しました。

●第1章 うつの人が見ている世界
「心の病」で片づけられがちなうつの症状を、100名以上の当事者の方への調査で分かった声から、19のエピソードを通してマンガでわかりやすく解説。
例えば…話しかけても反応しないのは ⇒ 頭に常に大きなおわんがあるような、現実との間に1枚壁が出来てしまうから。
●第2章 うつの人の世界に寄り添うコツ
うつの人が周囲の人と関わる上で力になったことや、負担になってしまったことを8つのエピソードを通してマンガで紹介。
例えば…「何かしてほしいことある?」は、プレッシャーを与えにくい魔法の言葉

その他、「うつの人がしてもらって嬉しかったこと」など

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Posted by ブクログ

家族がうつ病になり、この本を手に取りました。うつ病への理解が深まり楽になりました。焦らずじっくり向き合おうと思います。ありがとうございました。

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2025年08月24日

Posted by ブクログ

自分の症状が病気からきているものなのか否かが、わかって良かった。
病気が治れば、症状も治まる。また元気に働ける。
周りへの症状の伝え方の参考にもなった。
うつ病を医学的に解説した本はたくさんあると思うが、当事者の経験やその声をたくさん載せていて、非常に参考になりましま。

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2025年06月29日

Posted by ブクログ

大学の時、まさにそうでした。
自分で話したいけど話し方がわからない、とにかくしんどい。でも周りから見ると元気に見えるようでした。そこからさらにしんどくなり人生どん底まで落ちました。
いま、社会人になり、あの頃の経験を活かして苦しいけどきついけど言語化するということを覚え、
話すのも億劫でしたが、なんとか話をし、大学の経験を活かし家族にも理解してもらっています。
うつはいろんな鬱があるのでぜひ見て欲しいです。
新型うつや適応障害からの鬱、昔ながらの鬱、一見元気そうに見えてもそこからプツンと糸が切れたように動けなくなることもあります。

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2025年06月26日

Posted by ブクログ

実際にうつを経験した人たちのエピソードが描かれており、リアルな「見てきた世界」がある。それは普通の人が決して想像できもしない。本当に苦しい世界だと思う。それを教えてもらえて読みやすい漫画があり助かる

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2025年04月05日

Posted by ブクログ

私は6年ほど非定型うつ病をわずらってます
自分になにか出来ることないか、参考までですが、うつ病に関する本を読んでます
この作品は、私の病状を客観視させてくれるほど、とても分かりやすく書かれてました
なんだかいいヒントをいただいたような気がしました
ありがとうございます
うつ病を患ってない人にも一度読んで見て頂きたい作品です。

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2025年02月28日

Posted by ブクログ

家族がうつで休職することとなり、読みました。
あてはまる症状が複数あり、理解が深まりました。また、周りの人間はこうするとよいというところまで分かりやすく書かれていて参考になります。
先が見えず、不安でいっぱいでこちらまで病んでしまいそうな毎日ですが、この本を読み返しながら付き合っていこうと思います。

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2024年06月25日

Posted by ブクログ

鬱病を経験すると、色彩豊かな世界が灰色に見えます。
「休め」と言われても休み方もうまくわからなくて、美しい風景を見ても何も感じない、ご飯が美味しくない。自信もなく、達成感もうまく感じられず、今日を生きるだけで精一杯なのに明日のことなんて考えられなくて、次第に絶望が押し寄せるようにやってきます。

んな自分を救えるのは、抗うつ薬でも周囲のだれかに寄りかかることでもなく、自分だけです。

そのためには、鬱病というフィルターを通して見ている世界、そして自分を知ることがたいせつで、この本には当事者の声がたくさん収録されています。

この本を読んでから、「この症状で苦しんでいる人は他にもいて、自分が悪いわけじゃなかったんだ。」と思えるようになりました。
病気に向き合うことは怖いけれど、苦しいことは苦しいと割り切って、できることに少しずつ取り組んでゆくことが、寛解へのいちばんの近道へなると信じています。

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2024年01月16日

Posted by ブクログ

自分が、家族がうつになってしまったら…って他人事じゃない。生きづらい社会、誰だって当事者になってしまう。

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2024年01月16日

購入済み

わかりやすい

とても分かりやすい。
悩んでいたことの答えが書いてあり、すっきりした気持ちになりました。

#タメになる #共感する

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2024年01月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

鬱の方の目線で描かれていて
この手の本の中ではかなり十分だと思う
自分も10年以上鬱と付き合ってる身としては
泣きそうになった部分もある

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2023年12月10日

Posted by ブクログ

よく聞く精神病なのにふわっとしたイメージでしか捉えられてなかったうつ病というものを、ある程度知れたらと思い手に取った本。漫画がベースになっていて読みやすいしうつ病患者の人の体験談や、周りにうつ病患者が居た人がしていたこと、しないようにしてたことが書いてあるので参考になる。思った以上に様々な症状があって驚いたし、過去の自分に当てはまる事もあって読めて良かった。自分が助けになれるなんて
思い上がりはしたくないけど、知ることで何かできるタイミングが来たら、ちゃんと行動できるようになりたいと思いました。

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2025年11月19日

Posted by ブクログ

〇〇の人が見ている世界シリーズの別の作品のように、同じシーンで片ページがうつの人、もう片ページがそうでない人がどう物事を見ているか…という構成を期待していた(うつでない時の物事の見え方を忘れてしまったので、思い出したかった)けど、うつの人の視点のみで構成されていた。
しかし、ほとんどのシチュエーションについて「同じだ…」と思ったので、自分はまだ病気だったということを自覚できた。
2ページだけだけど、うつの人を支える側の人たち
に「支えることに疲れたときは…」という項目があるのが素敵。

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2025年08月06日

Posted by ブクログ

うつではないけれど気持はよく分かる。マンガやコラム的な部分も文字が多すぎないで読みやすい。いろんなパターンの人がいたりいろんな症状があったりして、苦労は多種多様。人の性格は十人十色で、状況だって人それぞれなのだから、至極当たり前のことではあるのだけれど。

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2025年06月07日

Posted by ブクログ

うつの症状が漫画添えで書かれていてとても勉強になった。どうしようもない倦怠感、頭重感、買い物の時選択肢多くて辛い感じ、時々みんなに連絡しちゃう感じ、とてもよくわかる。

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2025年03月04日

Posted by ブクログ

うつ病経験者なので、わかる!という内容が多かったです。
うつの時は本人も辛いけど、周りも辛いもの。しかしうつは突然やってくるもの。
うつ未経験の方はうつの世界はこんな世界なんだな、と知っておくだけでも役に立つかもしれません。(役に立たない方が良いのですが…!)

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2024年08月20日

Posted by ブクログ

罹患者の経験、専門医のアドバイスがあり、
鬱と双極症の理解が深まった。
特に、良かれと思った声掛けが
逆効果で、かえって苦しめてしまうことを学べました。
罹患者を支える良き指針になります。
家族や同僚など、身近な人が罹患したら
再読したい。

学校関係者に一読を勧めます。
励ましたり、怠けを疑ったり、「進級できなかったらどうするつもり?」等と先のことを考えさせたりすることが、マイナスになるケースがあるそうです。

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2024年02月17日

Posted by ブクログ

「身体が石のように重い」「突然体調が悪化する」「いつも何かに追いかけられている」…誰でも心が沈むことがある。たいていは心の持ちようで解消する。鬱の症状が理解されにくいのは、健全な心のサイクルにあまりにも近すぎるからでもある。快復できないのは自分のせいではない。努力が足りていないからではない。「頑張れ」は言ってはいけない言葉。病気は感覚だけでは治せない。そのままの自分を、ありのままのその人を受け入れる。長い人生、いろんなことがある。思い出に変わるときがきっとくる。…幸いにも、この病にはまだ罹ったことがない。

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2024年02月10日

Posted by ブクログ

鬱にもそれぞれの症状があり、落ち込み系からハイテンション系まであり、どこまで踏み込めるかも難しいかと。結局は自分の事は自分しか分からないかと。。。人との距離間の取り方を考えさせられる。

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2025年11月09日

Posted by ブクログ

会社の人が鬱と診断され、手に取る。不用意な言葉はより重くのしかかっていく。似たような時が自分にもあったと思い至ることも。
人間って弱々しいものと、実感。

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2025年09月25日

Posted by ブクログ

精神論で生きてきた自分がいかに狭く偏った考えをしていたのか知りました

相手も「どうすればいいか」はわかっていて
それなのに動けない。

わかっていることを指摘されると誰でも
歯痒く、自己嫌悪にもなりますね

「あなたの為に言っている」が いかに
思慮が足りなく身勝手であるか

相手にもっと寄り添い 信頼することが大事ですね。

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2024年04月19日

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