日高ショーコのレビュー一覧
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初めて口付けをしてから逃げている桜井。
そんな桜井に対して誰にも興味を持たなかった蓉一が動きます。
恋ってすごいなあ、と思います。
人の行動までガラッと変えてしまう。
蓉一に興味を持って強引に下宿してきた藤本の存在も皆に影響しているのかも。
大手広告代理店の柏木さんとか、水川本家長男で菖太の父親もものすごい存在感ですし~登場人物が個性的で面白い。
それにしても大人のずるさなのか、いい雰囲気になっているのに栄転を選ぶ桜井ってどうなのでしょうか?
その点蓉一の方が肝が据わっているしすっきりしている気がします。
そこが苦渋を舐めてきた大人と子供の差なんだろうか~
巻末にある子供時代の水川家の皆とその頃の桜井の絵がありましたが、19歳の差って恐ろしいですね~
しかし、蓉一は子供の頃から綺麗だな☆ -
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藤本が蓉一に告白。分かっているのかいないのか?
桜井は蓉一が自分との感覚の違いがあるだろう事と何も知らない(だろう)蓉一を自分の気持ちだけで押していきその将来を決定づけさせるのは良くないと、大人の分別で悩み、蓉一は蓉一で桜井との距離感を掴めずに悶々とするのだけれど、何とか二人の気持ちがお互いに同じ方向で伝わって、安心しました。
次巻お泊まりを期待したい。
年の差20近くって改めてすごい。それは桜井じゃなくても考えると思う。
関西支社に転勤って、これからどうするのかな。
ショーコ先生の話はキャラの生い立ちや育ちなどバックボーンを全て考えてあるらしく、キャラにブレが無い。
だから話にセリフに奥行きがあって深くて面白い。
1コマ、1コマが雄弁です! -
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スローなペースで単行本になっているのと同じくスローな展開。その分、隅々まで丁寧で作品としての質も高くて、文句なしの美しさでうっとりします。
仕事中心に生きてきた中年サラリーマンの桜井と、他人に無関心な大学生の蓉一。出会ってから互いが意識しあうまでの様子が前巻で描かれていましたが、今回はかなり蓉一が精神的に進歩しています。今まで封じ込めていた何かが目覚めているのは、もちろん桜井の存在が大きいのだと思います。
そして、下宿がとてもにぎやかに。桜井にライバル登場です。イキのいい奴なので、桜井も積極的に攻めないと蓉一を食われちゃいそうです。でも、桜井は彼が出現したからこそ、はっきりと蓉一に対する想いを認めたわけなんですよね。
恋に堕ちているのがキスひとつで理解できる、そんな二人に思わずドキドキしてしまいました。縁側のシーンはこちらまで熱い体温が伝わってきそうでした。抱きついたのは蓉一だけど、仕掛けたのは桜井です。さすが、大人。
でも、桜井って藤本が下宿すると聞くや、自分も!とムキになる大人気ないところもあるのが笑えるし、魅力的です。
そして、蓉一も見た目と違って意外に初心で、かわいくてツボりました。テンポがゆっくりな話なので、そういう仔細なところがどんどん見えてきて味があります。
今回も気を持たせて次回に続いています。
絡みシーンが希少価値過ぎて、キスひとつを何度も見返してしまったのでした。攻受どうなっているのか気になっていましたが、まだ不明。気持ち的には桜井は頑張っている攻なので、このままだと恋愛に無知な蓉一が受?
いずれにしろ、年の差愛の成就を見守りたいと思います…
★は萌え成分の数。作品的には★5つですが。 -
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攻め:村上たかし
受け:芦原
月に一度バーテンとして自分の店にたつ芦原。ここには特別なオーダーがあり、それを合図に芦原を抱く権利を貰える。
村上は先輩に連れられて行ったバーでそのオーナー芦原に一目惚れ。月に一度抱けるとはいえ、大勢の中の一人ではなく自分だけの恋人になって欲しいと思っていて。
芦原に振り回される村上が哀れだけど可愛い。基本ワンコですかね。
日高先生はエチシーンはあまり描かないのかしらと思っていたけど、これはそれなりに描いてあります。
恋人になったあとも芦原の事が分からなくて右往左往する。でもそれを徐々に積めていく真っ直ぐな村上がいい味を出してます。
〈言葉より強く〉
攻め:渋谷
受け:三上
高等部から入ってきた渋谷は中等部の時からtopだった三上から何故か睨まれる。気になった渋谷は三上を情事に誘い…。
高校生の少し斜めな感情がいいと思います。
先生に愚痴を溢しにいくのだけど、その先生にヤバいところを見られたりしてるみたいだからそういうエピソードも踏まえて続きが読んでみたい。
〈I'm addicted to games〉
芦原が村上を見初めた時の話。
ゲームの始まりですね。
絵がいいなぁ。 -
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私にとって2作目の日高作品。
攻め:久世暁人
受け:桂木智之
病弱だった母と鎌倉の別邸で過ごしていた暁人は父親が亡くなって子爵を継ぐ為に本邸に戻される。
そこでは家令の桂木が全てを取り仕切っていて爵位の低い久世家をもり立てる為に桂木は様々に動いていた。
父親と懇意に過ごしたことのない男の子が使用人とはいえ、身近に接する少し年の離れた男性に憧れと尊敬を抱き、それが恋になり、執着していく、その過程が良かったです。
鬱屈した桂木の気持ちや暁人の持って備わった真っ直ぐな性格など。
そして、何より絵が上手い。
10才の暁人、もう少し大きくなった暁人、青年になった暁人、そしてそれぞれの桂木。人の顔が成長して少しずつ顔立ちが変わっていく様をシワではなく、骨格で現すことの出来る漫画家さんが画力のある作家さんだと思っていますが、日高先生は見事にそれを表現されています。手の描き方、小さなカットに至るまでとても繊細に描いてあって話の流れとともに引き込まれました。 -
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カラー絵がものすごーくステキ。表紙とか口絵とか、見つめてうっとりです。
「シグナル」で相当ひねくれた脇キャラだった榊の恋バナです。榊みたいな眼鏡キャラは好物。歪んだ性格してるのに潔癖で傷つきやすくもある愛すべきキャラです。
そんな榊が一目ぼれしたのはノンケの岡田。一見潔癖そうで真面目だけど意外にルーズだったりする。
そんなゲイ×ノンケのぐるぐるすれ違う恋心が、リアル感抜群。始めのほうは二人の温度差が残酷なまでにはっきりしていて、さすがの榊も凹むどころか傷ついてました。
ところが距離を置いたとたん、意識し始める岡田です。この人真面目で男っぽいのに、榊がくらっとして「魔がさしました」なんてせつない言い訳までさせちゃうくらいスキがありあり。
だいたい、岡田がそういう恋愛に進むのかと、気がかりで。そこまで榊に惚れてるようには見えなかったけど…けっこう酷いこと言ってましたよ、ゲイにたいして。
ちょっとそこはツッコミどころかな。まあ岡田のあのルーズな性格的には受け入れられそうな気がするけど。
二人がどうなっていくのか先が知りたくて、どんどん読み進んじゃいました。
激しいぐるぐるな嵐のあとには、あまーい結末がちゃんとあって一安心です。 -
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実直で真面目で男らしい村上を、ぶんぶん振り回すクールビューティーな芦原にぐいっと引き込まれました。
難しそうなタイプですね。でも、村上はそういうところに惚れたわけだし、かわいいところもある意外性がまたハマルところなんでしょうね。ツンデレの芦原は芦原で、好きな相手を誘うのも、一苦労ってかんじで大変そう。本当は芦原のほうがベタ惚れな気がします。気持ちの行き違いや、ちょっとした嫉妬心がとてもリアルで面白かった。心の機微の描き方は、かなりアダルトテイストだと思います。
複雑な恋心ってやつですね。
渋谷と三上のちょっと冷めてて、でもしっかり絡んでる「言葉より強く」も収録。相当なツンデレでも攻められると弱い!