外村仁のレビュー一覧
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ネタバレアップルの将来性の何が問題なのかを知りたくて手にしたが、その直接の記述は後半の1/3だった。
事実を裏付けするためにインタビューや裁判のやりとりなど記述がとても多いため、500ページを越える大作となっている。アップルのことを少しでも多く理解したい向きにはいいかもしれないが、(本の返却期限が今日までで)そこまで付き合っておられないので、今回は半分くらいはスキップした。
現在の自分の仕事がアップルに依存している(=iOSアプリの開発)なだけに、最後に近くなると、読んでいて苦しくなってきた。僕はWWDCの講演をジョブスがやっていた5年くらい前から毎回ネット動画で観てきているが、たしかにジョブスもクックも"Amazing"と"Excellent"を連発するのが鼻についていた。でもそれが最近はとくにたいしたことでも無い改良に連発されるので、強く感じていたい。
Macのほうは、昔から今まで(スカリーがパフォーマーというしょうも無いものを売った次期を除いて)Windowsより優れているが、コストパフォーマンスが最も良いものではなく、シェアは一部、というスタンスを取ってきた。
iPhone/iPadもそのようになりつつあるのかもしれない。
iWatchも期待して準備するほどのことはなくて、それよりAndroid対応、または、HTML5による開発を考えた方がよいのかもしれない。
本書で紹介された「イノベーションのジレンマ」と「アップル帝国の正体」を読みたくなった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレジョブズまで、を描いた本は多数あるが、ジョブズ後はなかなか分かりにくい。アップルに対しては悲観的な見方に終始しているので好き嫌いがはっきり分かれそうな内容ではあるが、最近の動向がよくまとまっており読みやすい
クリステンセンによると、大企業では創造的破壊が起きにくい。既存の製品の改良を際限なく続け、やがてそれはプラトーに達する(iphone にこれ以上の解像度もメモリーも速度も、向上すればもちろんありがたいが、製品の魅力をとても高める、というものではない)。そうしているうちに、粗悪な後追いとして出てきたもの(アンドロイド)がより一層のスピードで改良を続け、先行者を駆逐してしまう。ここで、ソニーが挙げられているのはややショックだが、アップルも同じ道を辿っているという。
ジョブズはクックに「僕だったらなにをしただろうかと考えないでほしい。ただ、正しいことをすればいい」と言ってCEOを引き継いだそうだが、クックはやはりビジョナリーではないと感じている人が多数だろう。失敗に対して容赦がないので、イノベーションが起こりにくい。
ジョナサン・アイブのデザインこそがアップルをアップルたらしめているものだと思うのだが、、、新体制になってからは、アイブがユーザーインターフェースも担当することになったそうで、次の製品を期待をもって待ちたい。
・カリフォルニアの州法では、新車は6ヶ月以内にナンバープレートを取得しないといけないので、6ヶ月ごとに同じ車をリースし、新車に乗り換えることでナンバープレートのない状態をずっと維持している。 -
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7つの法則からなります。
できることからやるしかないよね。
まずは、刺激を求めることから始めよう。
マンネリ化した日常に対して変わるためには、踏み出し、気付き、叩かれる事を恐れていてはいけない。
スティーブにはなれなくても、彼から学ぶことは自由であり、ボクなりの小さな事て全然オッケーだから。
自分のやりたいことが見つかってないのが、最大の問題なのである。
7つの法則:
大好きなことをする。
宇宙に衝撃を与える。
頭に活を入れる。
製品を売るな。夢を売れ。
1000ものことにノーと言う。
めちゃくちゃすごい体験をつくる。
メッセージの名人になる。
本質を磨くのであり、そのモチベーションは情熱であり、それは出会い、気づく事で見つけるしかないのである。 -
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「創造力とはいろいろなものをつなぐ力」
(スティーブ・ジョブズ)
イノベーターとそうでない人との違いは荷か?
「関連付ける力」
関係がないように見えるさまざまな分野の疑問や課題、考えを上手につなぎ合わせる力。
経験や知識が豊富になるほど、脳の関連付ける能力が高くなる。
新しいものを見たとき、今までにない関係に気づくのだ。
その一部が斬新なアイデアとなる。
(ハーバード大学が6年をかけて3000人もの会社役員から聞き取り調査をした結果)
スティーブが違うのは、何をするかではなく、何をしないかこそが一番重要と信じている点だ。
(ジョン スカリー)
iphoneのような製品について我々がしていることは、
デザインにじゃまさせないことのように見えるかもしれません。
(ジョナサン アイブ)
誰の気分も損なわないようにするのがフォーカスグループであり、
そこからは、口当たりがよく、とんがっていない製品しか生まれません。
(ジョナサン アイブ)
僕らは、まず、自分がほしいものは何かを把握する。
そして同じものを多くの人も欲しがるかどうか、きちんと考えることがアップルは得意なのだ。
次にブレークするのは何だと思う?て社外の人に尋ねたりはしない。
ヘンリーフォードも同じことを言ったらしいよ。
「何が欲しいかと顧客に聞いたら、『足が速い馬』と言われたはずだ」ってね。
(スティーブ ジョブズ)
ipadのようにクリエイティブな製品を生み出せるのは、
我々がテクノロジーとリベラルアーツの交差点にいようとしているから、
両者のいいところをくみあわせようとしているからなんだ。
(スティーブ ジョブズ)
何か新しいモノ、世界を変えるモノをつくるには、
みんながとらわれている制約の外側で考えなきゃいけない。
みんなそんなもんだと思っている人工的な限界の外側で考えなきゃいけない。
(スティーブ ウォズニアック)
他の業界から優れた顧客サービスのアイデアを盗んでくればいい。
競合他社から盗んでも短期的には成功できるかもしれないが、
イノベーションのリーダーにはまずなれない。
他の業界に存在する何かに目をつけ、それを応用して、顧客の体験を大きく改善したとき、
それをイノベーションと呼ぶ。
(著者)
まず、自分を信じること。迷っちゃダメだ。
世の中全員といってもいいほど多くの人が白か黒かという考え方しかできない。
みんなそのとき常識とされている見方しかない。先入観とか偏見ともいえるもの。
発明というものと決定的に対立する偏見なんだ。
こういう人に足を引っ張られちゃダメだ。
(アップル創始者 ウォズニアック) -
Posted by ブクログ
ジョブスのことを知りたくて・・・
とにかく 1冊だけ 購入しようと決めて選んだのが 上記の本だ。
ジョブスが死ぬことで ジョブスの評価や価値が
鮮明となる。
ジョブスが生きておれば できない作業。
つまり 『進行形ではない』 ということだ。
すべては 『過去』 となっている。
すべてが 止まった・・・だから ジョブスを語ることができる。
7つの法則を説明する
法則1:大好きなことをする(キャリア)
法則2:宇宙に衝撃を与える(ビジョン)
法則3:頭に活を入れる(考え方)
法則4:製品を売るな。夢を売れ。(顧客)
法則5:1000ものことにノーと言う(デザイン)
法則6:めちゃくちゃすごい体験をつくる(体験)
法則7:メッセージの名人になる(ストーリー)
この本の優れているのは 言葉を 文脈の中で 定義しようとしている
ことに 重要な意味があるのかもしれない。
言葉をきちんと定義しない限り じつは 前に進むことはできないのだ。
豊かな生活を作り上げていく イノベーション がホントに求められている。
非凡な人生をおくろうとするのは クレージーであることの証拠。
重要なのは 『情熱』 である。
ジョブスは コンサルティングはいらない という。
判りにくい言葉で 抽象的に説明するだけだからだ。
新しい物は 顧客から生まれない。
クルマをイメージする前に 速い馬 しか考えることができないからだ。 -
Posted by ブクログ
【FOOD MATTERS TO ANYONE】
(食はあらゆる人にとって大切なこと)
食事をしない人はいない。
大切だ。だからこそ食を良くしよう。口ではいくらでも言える。誰もが自分ゴトとして捉えるにはいかなことが必要か。そこが重要である。
ウェルネス(健康を維持する)からウェルビーイング(身体だけでなく、心、人間関係、生活全体が良い状態)
つまり、食も栄養を摂るだけでなく、健康で気分もよく人生そのものが豊かになる方向へ広がっていくこと。
そこで大事となるのがパーソナライゼーション。
みんなに同じから、あなたに合わせるということ。
あなた(自分自身)の健康状態、好み、活動量、目的に合わせて今日のあなたに合う食事を提案するという考え方。
【食×Ai×データ=自分専用の食】になるイメージ
【モノ(食)】だけで終わらせるのではなく、【トキ】【コト】という体験に価値をシフトしていくこともフードテックには欠かせない。 -
Posted by ブクログ
本書を読みながらも、「みんながみんな、この生き方をできるだろうか?」と思ってしまった。
最初から否定的な意見となってしまったが、著者の主張を全否定しているつもりはない。
私自身は参考になったし、絶対に老害になりたくないと思っているため、「年長の賢者」として若い人にも認められるように、研鑽を重ねたいと思っている。
そういう発想に全員がなれれば理想であるが、現実は難しいとも感じてしまう。
能力差は確実にあるし、みんながみんな性格が良い訳ではない。
歳を取ると我儘になるものだし、頑固さも際立っていく。
理想は本書記載の通りだが、現実は厳しいな、という意味での私の意見であるので、そこは汲んでいただければと思っている。
最近は、自分自身が「老害」という言葉に敏感になってしまっている。
もうそういう年齢だし、自分が老害にならないように、意識をしているつもりだ。
しかしながら、周囲が私をどう見ているのかは、本当のところは分からない。
より注意していく必要があると感じている。
老害になりそうな人は、その対象年齢から相当に若い時点でも、何となく醸し出ていると思う。
少なくとも謙虚さがないと話にならないし、好奇心を持ち続けることも重要だろう。
好奇心がなければ、知恵を得ようとも思わないし、努力もしない。
そういう生き方をしていれば、歳を取ってどうなるかは大体想像がつく。
良い年齢の重ね方をしていれば、それだけで若者にアドバイスできるはずだが、老害のアドバイスほど耳障りなものはない。
「あなたの言う事はピントが外れていて、何の役にも立たない」
人間力に優れている今どきの若者は、そんな直接的なことを面と向かって言わないだろう。
しかし、心の底で何を思っているのか。
これからのエルダー(日本的には「中年」でよいか)の生き方を考え直さないといけない。
ここで大切なのは、若い時の過ごし方こそ重要であるということ。
若い時こそ最大限の努力をして、好奇心を持ち、夢を持ち、謙虚な姿勢でいること。
そうすれば、それが習慣化されて、歳を取っても老害化されることはないと思う。
それでは若い時にサボってしまって、特に好奇心もなく、無駄に日々を過ごしてしまったていたら、もう手遅れなのだろうか?
それでは、すでに中年になってしまった人たちは救われない。
例え何歳だって、これからの長い人生を考えると、その瞬間が一番若いというのは間違いない。
思い立った時に行動することが、今後の人生を少しでもより良くするための、賢者の知恵である。
しかしながら、結果が出るのには相当に時間がかかるだろう。
これは避けて通れないことなので、継続して努力できるかどうかが、その後の人生の分かれ道とも言える。
だからこそ、習慣化することに意味がある。
我慢しながら続けるのには無理があるから、淡々と日々の生活の一部に行動を組み込んでいくのが、正しいやり方なのだろうと思う。
中年というのは、本当に生きづらい年代だと思う。
人の幸福度について、スマイルカーブで表現されることが多い。
幸福な度合いを縦軸に取り、横軸は左端が0歳で、右端を人生の終わり(例えば100歳)と取る。
幸福度は生まれた時が最も高く、それが年齢を経るごとに下がっていく。
中年が最も低くて、そこを脱すると高齢に向かって幸福度は上がっていく。
グラフがU字になるために、スマイルカーブと言われているが、これは実感としても非常に納得できる。
私はすでに50代後半だが、確かに40代くらいが最も悩んで、精神的に辛かった思い出がある。
何となくその「底」を抜けて、幸福度は上がっている実感があるのだ。
人にもよると思うのだが、自分自身がこれからももっと幸福度が上がっていくと思うと、「そうなるといいな」と心から思う。
実際に幸せになるかどうかじゃない点がポイントである。
そう感じられるかどうか。
歳を取ると、朝起きて健康でいられるだけで、幸せを感じる度合いが若い時とは異なるだろう。
ある意味で諦めるというか、人生を受け入れることができるから、日常の出来事が平穏でありさえすれば、それで万事好しとなる。
最近は特に、感覚的にものすごく理解できる。
これから世界的に見れば、寿命は益々延びていくだろう。
労働人口の年齢構成で見れば、50代が更に増えていくのは必須。
60代70代でも引退しない人が増えていくのであれば、働く概念も大きく変わっていくはずだ。
メンターであり、インターンの気持ちになる。
これは重要な考え方だと思う。
書籍「LIFE SHIFT」でも説いていたように、今後はキャリアを何度かチェンジして生きていくことになるはずだ。
一つのスキル、一つのキャリアだけで定年まで働くことが無理な状況では、何度もキャリアチェンジしながら、自分の人生を歩んでいくことが必須である。
昔の言葉で言えば「脱サラ」になるのかもしれないが、そんなことが社会的に普通のことになる。
50代で起業した方が、20代で起業するよりも、成功確率が高いというデータすらある。
50代の方が、経験や知恵があるのは間違いないが、単純に、慎重に進める部分なども影響していると思う。
今までの人脈も少なからず使えるだろうし、様々な面で有利であることは、傾向としてあるだろう。
新しいことにチャレンジする姿勢。
それを謙虚に行いながら、インターンのように学ぶ姿勢。
正直簡単ではない。
今会社で周囲を見回していても、それを体現出来ている人はあまりいない。
プライドが邪魔しているのか、今までのバイアスが邪魔しているのか。
発想を変えて、行動まで変えるのは本当に難しい。
すでに自分もそういう立場になっているが、体現できているかは自信がない。
しかし、やっていかなければ生き残ることは難しいだろう。
生き残りたければ、変化に対応するしかない。
好奇心を持ち続け、謙虚に学び続けることが、変化に対応する方法である。
モダンエルダーを目指すというのは、大事な考え方だと感じた。
(2025/10/15水) -
Posted by ブクログ
飲食業界の未来にワクワクした。
時短よりも、その場で過ごす時間や料理をつくる時間が、人生を豊かにする大切なものとして価値を増していくのは、なんとなく体感としてわかる。
印象に残ったところ
いい商品を見つけたり、いい体験をできたりするだけで、顧客は毎日来店してくれるだろうか。おそらく、一時的には来てくれるだろう。
フードテックの活用も2、3年もするとどの事業者も導入する。そのときに選ばれ続ける理由は、人とのつながりをどれだけプロデュースできるかにかかっている。店員と顧客、顧客同士のつながり、地域のつながり。
そのときに従業員にどういう役割を担ってもらうか、あるいは顧客自身にどういう役割を担ってもらうかを考えることが、真の差別化につながる。
利益と廃棄率がトレードオフの関係になっており、短期的なロスをどこで許容するかという問題。
地球および人々にとってより優しい食体験を構築していこうと思い続け、実行していけるように、啓蒙・育成していく仕組みが必要。同時に、若い世代を巻き込むことも重要。 -
Posted by ブクログ
40代以上のビジネスパーソンが、自身の経験を活かして新たな働き方/役割を担っていくための指南本。言ってることは分かるし、間違ってないと思うけど、「持ってる側の理屈」だな、という印象はある。
著者は、アメリカでホテルチェーンを創業して大きく育てた後、それを売却。その後、52歳でAirbnbに誘われて参画した、という経歴の持ち主。本書は、IT知識ゼロにも関わらず、21歳年下のCEOのメンターとして、また社員の平均年齢が20歳代の企業で年長者の価値を提供するために奮闘した経験が元になっている。
内容としては、年長者の働き方として「メンターン」(メンターであり、インターンでもある)という考え方が提示される。これは良い。過去の経験だけに頼るのではなく、自分はインターンでもあるという気持ちを持つこと。つまり、新しいことを学ぶ姿勢は、いつ/誰にとっても必要なこと。というのを再認識できた。
ただ、新しいことを学ぶというのは、様々な制約で、誰でもできることではないと感じる。また、メンターとして価値を出せるだけの蓄積を積み上げられた人も、限られるのではないか。
「どんな人でも何かしら積み上げているし、学ぶ姿勢は心の問題なので誰でもできる」というのは正論かもしれない。ただ、本書で紹介される事例は、アメリカでも「上澄みの上澄み」みたいなもので、「そんな雲の上の例を持ち出されても、参考に出来ない」というのが正直な感想。
まあ、主張自体には同意するので、本書の精神だけ心に留めて、出来ることを出来る範囲で、という感じだろうか。