壇蜜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なぜ、これほどまでに壇蜜の文に惹かれるのか、このフォトエッセイを読んでわかったような気がする。強烈な自己否定と「この借り物の身体でようやく生きていってもいいと思えるものが見つかった」という安堵感。レゾンデートルを求めて、一晩中石や壁を殴りながら、拳を血だらけにして歩き続けたあの頃を思い出すからなんだと。何も頼れるものもなく、こんなクズな自分が生きていく価値などどこにあるんだろうと思い続けた日々。今の仕事に出合って、ようやく、生きていってもいいのかな、と思えるようになって、まだ長くはない。リスカを繰り返す女の子、援交止められない子などをどうにかしたいと思うのも、あの頃の自分とダブって仕方が無いか
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Posted by ブクログ
あるテーマに基づき、著者とその道のプロが対談する形式。
「死」「老い」「セックス」「科学技術」などテーマは多岐に渡る。人間とはかくも多くの事柄に日々取り囲まれていることよ。しかし、意識しなければ何てことはない。考えるか考えないか自由であるが、どうせなら私は考えながら生きて行きたい。しかし、圧倒的に知識は不足しているので、本書のような対談は有難く感じる。
遠くの民族がどんなセックスをしているのかなんて考えたこともなかった。私たち日本人が考えているより余程セックスがオープンであることにも驚いたが、それはそういう文化だと思えば驚くことではないんだろう。
世の中が目まぐるしく変化していく。変わらな -
Posted by ブクログ
岡村ちゃんの結婚の本で対談するにあたって読みましたと言ってたので私も読んでみた。これは悪口ではないけど、"陰"の人だなあと思った。しずかと名付けられてここまで静かな人がいるのか。しかし"陰"だからこそあの妖艶さがあるのだと思うし、変わっているけど面白い人だなと思う。ブスと呼ばれて生きてきたと語る割に、女性性を使う仕事をあまり抵抗なさそうに選んでいるのもまた不思議だ。なんていうか、若いうちがパッとしなかったのもわかるというか。やはり歳をとっているからこその妖艶さが似合う人だと思った。一国一城の主であることに固執する、という話にすごく共感した。
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Posted by ブクログ
都会は、驚くべき美術との出会いの宝庫だった!
と帯に。
まさしく、出会いの宝庫!
東京大学、慶應義塾大学の紹介を読んで、
大学博物館、美術館って?あるよね~
明治大学博物館 刑事部門とか
東京農大博物館 植物園にキツネザルも
早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
東京芸術大学、うん?美大か!
すみだ北斎美術館 墨田区?
23区あるよね!
新宿歴史博物館、漱石山房記念館、林芙美子記念館、宮城道夫記念館、東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館、東京おもちゃ美術館、東京オペラシティアートギャラリー、
佐伯祐三アトリエ記念館、中村つねアトリエ記念館、東京染ものがたり博物館、染め里二葉苑、つまみかん
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