あらすじ
「降りかかった火の粉は払わず浴びる」
恋愛、仕事、結婚、セックス――――女性を取り巻く悩み、壇蜜が承ります。
やることも、考えることも多く、年齢にも甘えられない。女を出しても出さなくても怒られる。一方、経験を重ね、賢くなって、落ち着いてきれいになっていく人も多い。人間として生き物として、恐れられて、いろいろと言われる。そうでも思わなきゃやってられない。
本書は、これまで著者が3年間かけて応えてきた相談内容をまとめた一冊。最後に、書き下ろしで40歳を迎える著者自身の30代の振り返りを大量加筆しました。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
孤独を和らげるために誰かを探す目的から、守りたい誰かを探すという視点に変えてみる。
難儀ではない普通の恋愛などありません。
個と個がぶつかりあい、認め合い、支え合う
それぞれの出会いが難儀で波乱を含んでいます。
Posted by ブクログ
彼が読んでいたので、私も手を取った。
なんで三十路女の話なのに男性が読むんだろうと、セクシーお姉さん系の壇蜜が好きなのかな?と下卑た気持ちと、すこしのヤキモチがありながら読み進めていくと、一般の質問者(主にアラサー女性)の様々な質問に対してアドバイスをするという構成。
文章にまとまりがあり、読みやすく、大変思慮深く頭の良い女性ということが分かった。
自分と同じような悩みを持つ人がいて、みんな悩んでるんだなあと勇気づけられた。
1番印象に残ってるのは心にコスプレをすること。
遠藤周作の秋田での初夏の講演会を思い出した。
Posted by ブクログ
著者の人生経験が豊かだからなのか、心にすっと入ってくるアドバイスがたくさんあった。
生きるのが苦しいのは、得することを大前提に損得勘定が働いてしまうから。
人生には「私は損をしてもいい」という気持ちで挑まなければ開かない扉というのがある気がしてなりまけん。
大切なのは、他人に過度な期待をしないこと。
これら以外にもたくさんの「確かにそうだよね。」と思えるアドバイスがある。肩肘張らずに読むことをおすすめしたい本だ。
Posted by ブクログ
壇蜜さんは、言葉が綺麗
頭のいい方なんだなと思う
でもすごく力が抜けていて、分相応に生きている感じがして好きだ
自分を知って、苦しい中でも楽に生きる方法を見つけましょうと言ってくれているようだった
たくさん苦しく辛い思いもしてきたのでしょう
動物がお好きなところも素敵です
Posted by ブクログ
心のコスプレって表現いいなあと思って読みました。
どうにもならないこともただ悲観せず、考えつつ受け入れることで、大丈夫と思えるのかもしれないなと、素敵な考え方を知れたなと思います。
Posted by ブクログ
芸能人として、テレビに出てる壇蜜さんは、正直あまり興味がなかったけど、時々彼女から発せられる独特な言葉の言い回しや、品のある表現が素敵だなあと思ってた。こころのコスプレかあ。ふっと心が軽くなるような、読んでいて心地のいい本だった。