壇蜜のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
表紙絵、とても壇蜜……
壇蜜さんは雰囲気が素敵で、今は男性よりも女性からの支持が高いんじゃあないかなって感じます。
文章のすきまから、丁寧で心地よい彼女の知性が品良く伝わってきます。
テンションが上がるわけでもなく、ただ淡々と日々が綴られていますが、そこに
なんて言えばいいんだろう
哲学的?ちがう、含蓄……それもちがう
ああそうだね、そうかもしれないねって豆乳を飲みながらうなずけるような。ワインとかじゃなくって豆乳。
この本に関しては一気読みするよりも、ゆっくりしたときに何ページか読むという方式が合っているように思う。
ふと手にとってはちらっと読んで、棚に戻して。
心地の良いひと -
Posted by ブクログ
壇蜜日記の第3弾。2015年夏から2016年夏までのおよそ一年間の日々が綴られる。文庫書き下ろし。
多くても200字程度の日記なのだが、その中に垣間見える独特の視点や感性が面白い。相変わらず、自虐的で、儚さと健気さを感じさせる文章も健在である。
知性と優しさを兼ね備えた不思議な魅力を持つ壇蜜だが、この日記を読む限り、様々な方面から、かなりのバッシングを受けていることを知る。特に出生地の秋田からのバッシングは日記の中に幾度か描かれていることから、さすがの壇蜜も許せないところがあるのかも知れない。
今回は壇蜜の小説家デビュー作の短編『光ラズノナヨ竹』も収録。 -
Posted by ブクログ
気になっている人物だったので、読んでみたらとても好感が持てる人だった。
芸能界という派手な場所に所属しながら、地味な生活をしている。地味というより地に足が着いた、普通の生活といった方がいいかもしれない。
女優さんが書くエッセイは、○月○日みたいな曖昧な日付の表記が多いのに対して、彼女は日付だけではなく、明らかに分かる様な時事ネタも隠しながら入れている。かと思えば一行の日もあり、ちゃんと毎日書いていんだな、と感心してしまう。もう少し隠した方が良いのでは、と心配にもなる。
応援している人はたくさんいると思うので、もっと自信を持って活躍して欲しい。でもその自信のなさが彼女の個性なのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
昨日、読み終えた『なんにもないから知恵が出る』(著:三宅秀道×磯部成文)と『壇蜜日記2』(著:壇蜜)。
「日本一美しい3X歳」という新しいジャンルをつくった壇蜜。
日常を繊細に表現した『壇蜜日記』と違い、『壇蜜日記2』では壇蜜のポジションを他の女性モデルが奪って消えたという噂が絶えない、だけど私は生きている的な悲壮感ある毎日が綴られていました。
読んでいる僕まで辛い気分になっていたものの、最後のあとがきですべてが解決しました。
引用-------------
一九八〇年生まれは忙しい...。しかし例外もいる。私は注目を浴びるスーパースター達のようにはなれないが、今まで主軸としてきたグラビア業と -
Posted by ブクログ
グラビアタレント?
お色気タレント?
きれいなお姉さんタレント?
あまりテレビを見ないぼくは、
テレビで檀蜜さんをみたことは、たぶん、5回あるかないか。
でも、名前からしても、ちょっとその動いたり話したりする姿をみても、
異色だよなぁ、という感想はもちましたし、興味もわくタイプの人。
そんな檀蜜さんが、どういうことを考えて、
どんな文章をつくりだすのか。
2013年の秋から2014年の夏までの約一年間の日記です。
と、ここから急にトーンがかわりますが、
本書を読んでインスパイアされた考えです。
ではいきます。
平気で人を追い詰めたり、立派な建前を押しつけたり、
機械的にルールで縛ったり
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。