感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2021年01月07日
壇蜜さんの考え方は、慎ましくて、現実的で、小さなことに尊さを見出し、一方ですこし卑屈とも取れる程に謙虚だ。
彼女の日々の中にはいくつもの哲学が含まれているだと感じた。
好きな箇所は、
「私は人間に向いていないので、わざとらしく人間のフリをしている。女のパロディは上手く演じるが、ドラマはか...続きを読むらっきしだ。」
タレントとしての生き辛さと恩恵を同時に消化している。
『壇蜜日記』は、エッセイというカテゴリの中では一番に好きかも。
リアルだから。
Posted by ブクログ 2018年09月02日
ますます壇蜜好き度がアップする三巻め。壇蜜さんは本当に聡明な女性だと惚れ惚れします。巻末の小説、私はとってもおもしろかったので今後どのような作品を発表してゆくのか期待しております。壇蜜さんが意外と箱入り娘だったということに驚いてます。随所随所で「気持ちわかる〜」と共感してしまいました。
Posted by ブクログ 2017年08月03日
3冊目にしてやっとタイトルがついた。いいタイトルだなぁ。ここまでの3冊、一気読みしたわけではない。
私の読書タイムは就寝前、何冊かを並行して読む。この頃「トリ」に読むのが「壇蜜日記」と決まっていた。毎日1ページにも満たない文章は、日記なのだがきちんと読み物になっている。暗くした部屋でその意味を考えて...続きを読むしまったり、構成が巧み、表現も巧みと感心して、文章を反芻してしまったり。たった1行のこともある。
好み。「どうせなら」を趣味といい、「どうしても」を癖という。
出かけようとすると雨が降る。アーケード街は雨女の安息地。
ますます眠れなくなる。
Posted by ブクログ 2017年06月28日
有名人に疎く壇蜜という人はバイト先の先輩が似ているらしい人、という知識しかなかったが。
なぜか自分をうしろ斜め上あたりから眺めているような客観性を感じる。
世の「知性」「品」という評価はこの客観性のことではないのだろうか。
彼女の賢さと性質は世間から見るとミスマッチに見えるのだろう。なんか、好き。
Posted by ブクログ 2021年11月23日
TVでは多くを語らない壇蜜さんの本音が垣間見えて面白い。短いのに妙に落ち着いた印象を受ける文章も好みだし、その短文の中に時折覗かせる強い皮肉も良い。
熱帯魚や猫に対するペットというより同居人的な目線が素敵だし、周りの人と軋轢を起こさないように常に気を配っているところにも好感が持てます。
そこまで卑屈...続きを読むにならなくても、あなたのことを好意的に見てくれる人はたくさんいますよ、と言ってあげたい。
Posted by ブクログ 2018年01月17日
“怒ってもよかったが私は怒らない。怒ることはその男を気にしていることになるから。何も言わない。ただ、頭髪も精巣も立場も滅びればいい。”(p.171)
Posted by ブクログ 2017年03月02日
壇蜜さんの日記第3弾もとても良かったです。この空気が大好きです。最近見ないな、と寂しく思っていたら、「精霊の守り人」に出てらして、お元気そうで嬉しい。このドラマの話題の日記もありました。日記ももちろん、小説も壇蜜さんっぽくて面白かったです。壇蜜さん、品があって素敵なのにな、何故こうも自虐的なのだろう...続きを読む…計り知れないものがあるのだなきっと。帯にもある、あとがきの言葉が潔かったです。これからも読んでいきたいシリーズです。
Posted by ブクログ 2016年11月01日
壇蜜日記も№3になりました。「泣くなら、ひとり」、2016.10発行です。日記の端々に「きらり」「はらり」を感じます(^-^) ①明けた、迎えた、始まった・・・、だからどうしたと昨日の残り物をたべる。②「自然な感じで」を繰り返されると、顔も体勢もどんどん不自然になるという撮影空間。③久しぶりに鏡でじ...続きを読むっと見る己の尻。くすみとたるみで歪な形をしていた。初めて見掛けるホクロもあった。年を取った尻だがこれがいいという男もいるのでよしとする。④猫のトイレをスコップでならす。俗っぽい枯山水を作っているような気持になる
Posted by ブクログ 2016年12月24日
メディアリクエスト
他館より借受
前二作も思ったが、謙虚なのか自分に厳しいのかなあ?近くにいたら、友だちになりたいタイプの人だと感じる。
かしこく、ステキな人だと思う。
Posted by ブクログ 2022年09月16日
どんどん壇蜜さんの生活環境が整っていっているように感じる。収入が増えていってるんだろうなぁ、いいなぁ、と思いながら読んでいる。それなりの働きをされているので当然なんだけどうらやましく思ってしまう。お金ほしい。
Posted by ブクログ 2019年03月24日
ちょぼちょぼ読んでいたのがようやく読み終わりましたねぇ…自分は頭が悪いので壇蜜さんが書く、文才豊かな文章を咄嗟に理解できなかったりします…が、ここまで読んできているということは何かしら、壇蜜さんの文章に魅力を感じている証拠なのやもしれません…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
もうここまででい...続きを読むいや…次回のは読まなくてもいいや…とか思うていたんですけれども、あとがきを読んでまだ付き合ってみようかと思い直しましたね!
ヽ(・ω・)/ズコー
巻末の小説もなかなかの出来だったかと思います…結構あっさり終わっちゃいましたけれども…。
さようなら…。
Posted by ブクログ 2018年04月06日
AV女優だった?のに今やすっかり文化人な壇蜜センセイ
文章は日記形式で意外と男前な文章 嫌いじゃない
この本には眠いというワードがいくつちりばめてあるんだろう???
Posted by ブクログ 2017年07月03日
完全に理解できる、と言える立場でも身分でもないが、読むことでほっとする。それはゆうれつをつけるからでなく、なんとなく慰められるから。
と、ぶってみる。
短編小説、はじめは設定(女子大生)に乗れなかったけれど、読むうちにじわりました。
Posted by ブクログ 2017年02月06日
壇蜜さん。日記の内容は仕事して自己嫌悪に陥って心でそっと悪態ついて「あれなんだ、これ私か?」と思うくらい親近感が湧く。何をやっても要領悪いし、休みの日は眠りすぎたりして。気楽に読める日記ですが、不意にはっとする言葉にぶつかります。“思い出は都合がいいもので、出したり引っ込めたりして一時でも酔っぱらう...続きを読むことができる”“平均こそ美なのか。しかし平均であることに夢中になっても、格差は開き続ける”“なぜ人は悩むのか…それは、悩んでいる間は前を見なくていいからだ”女性ファン意外と多いんじゃないかしら。