あらすじ
「思い出は都合がいいもので、出したり引っ込めたりして一時だけでも酔っぱらうことができる。」(2015/8/23)
「『幸せにします』と言われても『幸せって何さ』などと思ってしまう。」(2015/9/30)
「私の『見られてはマズイ』画像を持っている人を心のなかで数える。結構いた。」(2016/1/22)
35歳女子のリアルで「蜜」な日常がここにある。好評の書き下ろし日記第3弾。小説家デビュー作「光ラズノナヨ竹」も収録!
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Posted by ブクログ
壇蜜さんの考え方は、慎ましくて、現実的で、小さなことに尊さを見出し、一方ですこし卑屈とも取れる程に謙虚だ。
彼女の日々の中にはいくつもの哲学が含まれているだと感じた。
好きな箇所は、
「私は人間に向いていないので、わざとらしく人間のフリをしている。女のパロディは上手く演じるが、ドラマはからっきしだ。」
タレントとしての生き辛さと恩恵を同時に消化している。
『壇蜜日記』は、エッセイというカテゴリの中では一番に好きかも。
リアルだから。