【感想・ネタバレ】壇蜜日記のレビュー

あらすじ

オリジナル文庫!! 賞味期限切れのソースで運試し。新聞を読んでいると、つい求人欄に目がいってしまう。ショックなことがあると、食事もせずにひたすら眠り、たまたま入ったコンビニで肌着類の品揃えが充実していると、他人事なのにホッとする。抱かれる予定はしばらくなし――。
これぞ裸単騎で現代日本を生き抜く33歳女子の生活と意見! 壇蜜はやっぱりスゴかった!!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

いくらでも読めるんじゃないかと思うくらい
軽快、珍妙、共感、発見、そして共感

死ぬまでに壇蜜とお茶したい
そんな夢を抱いた

壇蜜が愛おしい

1
2018年07月22日

Posted by ブクログ

元々壇蜜さんが好きだけど、日記が本になっていると知って手に取ってみた。当時33歳の壇蜜さんの日記が読めて身が引き締まる思い。今の自分と同じ年齢だから。共感できるところが多くて驚くけど、それ以上にきれいな文章を書くなぁとか、経験値がはんぱないなぁとか、とかで感心してしまう。さらさら読めるのがよい。

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2022年08月13日

Posted by ブクログ

適度に重く、適度に厭世的。それをほんと見事な文章スタイルで人間味がにじみ出てる。いや人間美。
日頃綴った日記が出版となったのか、出版のための日記を意識したのか少し気になるけれど、何れにしろ博識者のように知的で赤ちゃんのように感受性がボワ~ンな人。
もっと読みたいなあ。

0
2020年07月14日

Posted by ブクログ

めっちゃ面白かった。どこか自虐的な壇蜜さんの初エッセイ集。日記だからもっと読み応えないかな…と思ってましたが大間違い。大変楽しく読みました。三十路女子の哀愁のブルース、開幕。

0
2018年08月24日

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作品は観たことがないけれど
テレビのコメントなどなぜか好感が持てて好きだった壇蜜さん。本を出されていることも知らずにいました。

読んでみたらますます彼女のことが好きになりました。

見た目や特殊な職業で判断されやすい人は
人の本質を見抜く力を持っていると思っています。
やっぱり壇蜜さん大好きです。

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2018年05月07日

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はらりとひらりと言葉が紡ぎあげられていく様は読んでいて心地よい。このような文体を身にまとう作者は年月を経ても魅力衰えぬのだろう、羨ましい…といってもジェンダーはトランスする予定はなし。

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2018年05月01日

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“2014/1/23 晴れ
チキンカツ弁当を食べ終わった後でソースの袋を見つける。味付きだと信じていたかった。”(P.76)

“2014/7/13
明日が怖くて胃薬。”(P.181)

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2017年10月30日

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しっとりとした、ちょっと薄暗い空気がとても好きです。落ち着きます。壇蜜さんの佇まいが好きですが、文章もそのままでした。これからもずっと活動してほしいです。これってあの作品のことかな…と思うのも楽しい。滲み出す色気が素敵です。

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2017年02月12日

Posted by ブクログ

感情ダダ漏れで意外と考えてること同じじゃんとなる一冊、良かった良かった
しっかり悪感情も書いていただいて、ハハハと笑えたり、納得できたりと楽しい本でした

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2024年08月08日

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芸能人が書いたエッセイはわりと好きなものの、絶対好きとは言い切れないのでパラパラとめくって中身を少し確認したところ「これは好きな雰囲気だ」とすぐに購入することを決めた。

日付と天気を主としたちょっとしたタイトルと共にその1日のことや、感じたことがそっけなく飾り気なく綴られる文体。すごく好きだ。

いろんなことに耐えて、諦めて、自分との付き合い方を熟知して、少し欲を出して。

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2023年02月19日

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ネタバレ

無性にひかれて手に取る。あぁ、もう、表紙の絵の黒髪に赤いリップ。そして、片隅に落ちたセクシーな物体でドキドキしてしまう。猫と魚をこよなく愛し、睡魔の神を肩に乗せ、壇蜜さんは、今日も日記を書く。時に客観的に、時に自虐的に。リアリストでもありドリーマーでもある変幻自在な女性だ。いっそ、世間の全ての事を忘れ、彼女に愛でられる猫になりたいと願ってしまう。この日記はパソコンやスマホ、タブレットは似合わない。重厚感のある木の机に座り、万年筆で書いて欲しい。そして、書いた日記をあの甘やかな声で読み上げて欲しくなる。

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2017年02月10日

Posted by ブクログ

予想外に自分好みの言語感覚と視点に驚いた。
何かでエッセイが面白いという評判を知り興味本位で読んでみたのですが、期待を裏切りませんでした。
もう少し自信を持ってもいいと思いますよ。

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2016年12月26日

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表紙絵、とても壇蜜……

壇蜜さんは雰囲気が素敵で、今は男性よりも女性からの支持が高いんじゃあないかなって感じます。
文章のすきまから、丁寧で心地よい彼女の知性が品良く伝わってきます。
テンションが上がるわけでもなく、ただ淡々と日々が綴られていますが、そこに

なんて言えばいいんだろう

哲学的?ちがう、含蓄……それもちがう

ああそうだね、そうかもしれないねって豆乳を飲みながらうなずけるような。ワインとかじゃなくって豆乳。

この本に関しては一気読みするよりも、ゆっくりしたときに何ページか読むという方式が合っているように思う。
ふと手にとってはちらっと読んで、棚に戻して。


心地の良いひとときのために。

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2016年12月02日

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入院中に読む本を選ぶ際に、箸休めにと思い持ち込んだのが本書。
それが、それが、なにが、なにが、箸休めとは失礼いたしました。壇蜜さんの人柄が、数行の中に感じられ、いたく感銘しました。改めて応援します!

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2016年11月19日

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ネタバレ

この人の文章、好き。世間的にはわからないけど壇蜜になりたい。
とりあえず字を綺麗に書いて、口は曲げないようにしないと。

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2016年10月06日

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気になっている人物だったので、読んでみたらとても好感が持てる人だった。

芸能界という派手な場所に所属しながら、地味な生活をしている。地味というより地に足が着いた、普通の生活といった方がいいかもしれない。
女優さんが書くエッセイは、○月○日みたいな曖昧な日付の表記が多いのに対して、彼女は日付だけではなく、明らかに分かる様な時事ネタも隠しながら入れている。かと思えば一行の日もあり、ちゃんと毎日書いていんだな、と感心してしまう。もう少し隠した方が良いのでは、と心配にもなる。

応援している人はたくさんいると思うので、もっと自信を持って活躍して欲しい。でもその自信のなさが彼女の個性なのかもしれない。

2016.1.18

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2016年01月19日

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サービス精神の旺盛な頭のいい方だなと感じます(笑)本名斎藤支静加(しずか)、1980年秋田うまれの壇蜜さんの「壇蜜日記」、2014.10発行です。日記の形式ですが「随筆」だと思います。内容をいくつか:①大相撲の時期は夕方は猫を抱き相撲を見ている。②仕事でホテルに泊まるけど、洗濯しないと落ち着かないので下着を手で洗って気持ちを静める。③31歳で約20年つきあったアンダーヘアと別れを告げた。④大きいパンツをはいて湯たんぽを抱きしめ猫と眠る。⑤一緒に寝ていた猫の足の裏からゆでたてのトウモロコシのような香りがした

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2015年12月13日

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グラビアタレント?
お色気タレント?
きれいなお姉さんタレント?

あまりテレビを見ないぼくは、
テレビで檀蜜さんをみたことは、たぶん、5回あるかないか。
でも、名前からしても、ちょっとその動いたり話したりする姿をみても、
異色だよなぁ、という感想はもちましたし、興味もわくタイプの人。

そんな檀蜜さんが、どういうことを考えて、
どんな文章をつくりだすのか。
2013年の秋から2014年の夏までの約一年間の日記です。

と、ここから急にトーンがかわりますが、
本書を読んでインスパイアされた考えです。
ではいきます。

平気で人を追い詰めたり、立派な建前を押しつけたり、
機械的にルールで縛ったりなどなど、かなり社会は人間にタフさを要求する。
ズームアップして見てみれば、
人間が人間にタフさを要求しあっているように見えるだろう。
そんな世界で、嘘すらつけなくなったら終わりだろう。
みんな、うまく嘘をつけ。

一方で、学術的研究だとか建設的な話し合いの場だとかでの嘘は
みなの足を引っ張ってしまう。
だから、嘘をつかれたくなかったら、
人を追い詰めたり立派な建前を押し付けたり
機械的にルールでしばったりしないことだ、
ということにならないか。
それは無理だろうから、やはり適度に嘘はいるということか。

嘘って、人間関係の緩衝材のような役割をしているんだよ、
という話をたしか河合隼雄さんがされていたような気がする。
嘘のない言葉ばかりで生きるのは、
抜きみの真剣をぶらぶら携えて歩くことに似ているのかもしれない。

でも、男女限らず好きな人だとか大事な人には、
なるだけ嘘はつきたくないものです。
本音で語って、「へえ、おまえはそうなんだ」と
許し認めあえるのがいいなといつも思う。
自分を有利にして相手から何かを搾取するための嘘は最低だ。

と、檀蜜さんが本書で
「休みだが忙しい時期なので無理してバイト出勤したら
店長に休みなさいとお叱りをうけて感動した・・・」
という嘘を学生時代にエントリーシートに書いた話を読んでの考え。壇蜜さんの吐いた嘘はもっとずっと軽い、ユーモア的なものですけどね。

檀蜜日記おもしろかったです。
内容に味があり、そしてさりげないユーモアがあります。

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2025年07月03日

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壇蜜のワケあり感と、知性を感じるエロスに惹かれてた。
まずは、芸能人って苦しいんだなぁっていう薄い感想。それから壇蜜の心の淵をみた気がする。ギリギリで立ってるんじゃないかと思わせておいて、それでも余裕ですって言いながら手を振ってる。


釣った魚に餌をやりすぎてころす

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2025年05月22日

Posted by ブクログ

壇蜜さんといえば一世を風靡する存在で、所作や話し方からして、おそらく知的な方なのだと想像していた。芸能人エッセイはやはりその方を知るための一助になり、もちろん全ての気持ちが書かれている訳では無いだろえが人間味を感じるエピソードを読み取ることができる。自虐多め、でも、それが彼女らしさだった。

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2023年01月19日

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語彙の豊富さ、表現の巧みさ。
特に、固有名詞を語る時にはっきり言わないのに分かる、その表現がすごい。

「壇蜜」になってまだそんなに日が経っていない頃の日記かな?と感じる。多分葛藤がたくさんあったんだろうな。
サンジャポ見てて、結構地味な私生活なんだなぁと思っていたけど、それが端々に感じられて嬉しい

美しくて、頭の回転が早い。憧れる。

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2019年11月02日

Posted by ブクログ

結構セキララな日記。オチなし、意味なしな日もあれば、謙虚な日もある。時には落ち込む。普通の人の生活がそこにはある。「椅子は自分で作りました。だからすぐ壊れても仕方ないですね」自虐なんだか達観してるんだか。自己責任で生きてる人だからでてくる言葉とも思う。

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2018年11月23日

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壇蜜さんの日記、
文章力があり、賢い方だと感じる日記。
ただ、自分の好みじゃないなぁ、、、
芸能人なのに控えめな方、意外。

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2018年11月19日

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壇蜜さんが本を書いていると知らなかったので興味を持って読んだ。なんだか繊細で感受性が強くて聡明な文章だった。

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2017年10月05日

Posted by ブクログ

(最後までは読んでいないけれど)

壇蜜さんが、猫と熱帯魚といい意味で'普通に'生きているのだということが感じられました。
あと、実際に起きたことと、自分の思ったことの書き分けのバランスが絶妙で好きでした。
何か特別なことを書いているわけじゃないけれど、毎日欠かさず書き続けることで価値のはかれない大切なものになり得るんですね。
実はこれを読んで私も日記を書き始めまして…感謝しています。

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2017年03月14日

Posted by ブクログ

情熱大陸を見た時に、理知的な印象と自己防衛意識をすごく感じた。日記の内容も、同じ印象。芸能人だからといって、活発に動き回るわけでもなく、インドアで漫画と魚と猫が好き、その辺には共感した。

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2016年05月24日

Posted by ブクログ

想定以上に面白かった。
言葉を選ぶセンスが悪くない。
ただ全部を読むのはちょっとつらかった。
半分ぐらいでおなかいっぱいかも。

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2016年03月19日

Posted by ブクログ

ネガティブというか、ダウナーな文章が続いていましたけれども、割と面白かったです! 確かに彼女、テレビの印象でしかないですけれども、頭よさげでしたからねぇ…。

ヽ(・ω・)/ズコー

でも、最近は見かけませんよね。干されたんでしょうか?? この本を読んで彼女自身に興味が出てきましたので、また数年前みたいにバラエティとかに出てほしいんですけれどもねぇ…

もちろん二巻も読むつもりです…さようなら。

ヽ(・ω・)/ズコー

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2016年03月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

見られる前提で書かれた日記。
つまりエッセイのようなものだが、キャラを作らなきゃいけない人は大変だ。
スフィンクス飼っているなんてすごい。

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2016年02月29日

Posted by ブクログ

かなり自虐的でシュール。
淡々と望まれたように、けれど最大限に仕事をこなす様子が窺える。
格下に見られたくないプライドも、母親や周りに対する尊敬も兼ね備えているように受け取れた。
怠惰かもしれないが、一人暮らしの女性ならこんなものではないだろうか。有名だと出歩くのもはばかれるかもしれない。
ちらりのエロはよいのだが、たまに直接的な表現があって興ざめ。もったいない気がした。

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2016年01月19日

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