壇蜜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
蒲田の栄松堂で壇蜜の『はじしらず』を買った。
半分のページは壇蜜のヌード写真で、彼女のエッセーが添えられている。
この表紙を見ただけでわかるが、いい装丁だ。
最初のページが
「私は壇蜜という
着ぐるみを着て仕事をしています」
うなった。
以前から言われているが、彼女は相当に知的な女性だ。
グラビアの世界に、自分なりの小さな居場所を見つけた、と言う。
「私にとってグラビアという仕事は踏み台ではない」
世の殿方よ。心してこの本を読みたまえ。見るのではなく読むのだ。
追伸
読み終えました。いや、この人は哲学者だな。池田晶子を初めて読んだ時のような興奮を覚えました。
セックスの話をした側で死 -
Posted by ブクログ
ネタバレ壇蜜さんは元々好きだけれど改めて好きです。色気は知性というのを体現してると思う。
林真理子さんもさらりとかわされていた……村山由佳さんのエピソードは知っていても、改めて見せつけられるとすごいな。村山先生の本は戀愛の心理描写面白いのあるし、あんなに穏やかな声で笑顔も素敵で、猫も可愛いのに、確かに「夜叉」飼われている。
女の人は自分の中に夜叉を飼っている。いつも出しっぱなしだと嫌われてしまうし、引っ込めてばかりいると夜叉は死んでしまう。「ここぞ」という時に出した夜叉がすごい夜叉だと、同性からの支持率が高くなる……同性からの支持率は、パンピーには身の回りだけでいいけど、これはなんかうん、わかる、とな -
Posted by ブクログ
林真理子さんと壇蜜さんの対談集
実に面白かった。
驚いたのはミステリアスな雰囲気を持つ壇蜜さんの頭の回転の良さと聡明さ、世情にもいたく通じている事
林さんが聞き役、対して壇蜜さんが答える形式になっていますが、林さんの質問に対して、それ以上の知識と回答と自身の考えがミックスされた言葉が発せられています。
壇蜜さんの元々持っていた性質の様な物に、エンバーミング(遺体衛生保全)の仕事、銀座ホステス、グラビアなどの経歴が加わり、壇蜜さんと言う魅力的な女性が確立したんだなと納得。
ドラマ「昼顔」は許せてもベッキーの不倫は許せないなど、興味深く読みました。
私が思うに、フィクションはあくまでフィク
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