壇蜜のレビュー一覧

  • 男と女の理不尽な愉しみ

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    壇蜜さん、ほんとに面白い。
    独特な思考や飛び抜けた発想からは、逆にものすごく知性を感じた。
    コリアレポートの辺真一さんが好きで、もし彼のコンサートがあったら行きたい、乾いたコンサートをやってほしい、というお話に笑った。

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    2019年09月15日
  • どうしよう

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    読むごとに安心感がわきます。なんだか、ホッとするのです。文章のリズムというか、間の取り方というか、いろんなものが合っているようで、とにかく一行読むごとにほっとする感じを受けます。
    うんと苦しんで滅びてしまえ、などという言葉は、心の中に秘めていながら自分でもなかなか表に出せずにいるもの、それをスーッと表現してもらえると、それがなんとも言えない安心感に通じるのでしょう。太宰に通じる、などというのは思い入れを持ちすぎでしょうか。
    また、心が疲れたときに、別のものも読んでみたいと思います。

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    2019年06月30日
  • 壇蜜日記2

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    前作も読んだが、やっぱりこの人の感性や言葉遣いは素敵だと思う。
    もっと自信を持てばいいのにと思うものの、芸能界という特殊な世界で生きて行くためには個性が必要であり、彼女または周囲の人が選んだ個性が色眼鏡で見られがちな特殊なものであることは否めない。だとすれば、そう扱われたことの結果として必要以上に自虐的になったのも必然か。
    いずれにせよ非常に面白い日記であることは間違いないので、この後も読んでみようと思う。

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    2019年02月24日
  • 壇蜜日記2

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    日記の日付を見て、当時自分が何をしていたのか思い出そうとしていることもしばしば。
    ネガティブな意見に打ちのめされている日も多くて、そんな意見ばかりじゃないよ、と思ってみたり。
    スルスル読めて一年近くの日記があっと言う間だった。過ぎてしまうとそんなものなのかもしれません。

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    2018年10月15日
  • たべたいの(新潮新書)

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    ラブホテルでピザを頼むなら、SMLのどれが正解なのか。トッピングの生ハムは、オーブンに入れられてもまだ「生」なのか-。男はざわつき女は頷く、謎めく才女の食エッセイ。『週刊新潮』連載を書籍化。

    温度は低いけど面白い語り口。

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    2018年08月26日
  • 男と女の理不尽な愉しみ

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    2人の視点が独特で面白い。今の恋愛、昔の恋愛。時代は変わっても、男と女、求めているものは変わりないのかも。壇蜜さんの考え方がなかなか素敵。この人、賢い。

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    2018年05月24日
  • たべたいの(新潮新書)

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    ちょっと楽な気持ちになりたくて読みました。

    なんていうか、いい意味で中身がない。
    それでいて少しホッとする。
    おんなじようにどうでもいいこと考えながら生活を送ってるんだな、壇蜜さんも。
    それが文章になって書籍になると、ジワジワ面白いなんていいな。

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    2018年02月28日
  • たべたいの(新潮新書)

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    その人の本性は文章に表れると思っている私は、壇蜜にハートをぎゅっと鷲掴みにされたのでした。

    きっと本人はとても聡明で、それを伝えたら『何をおっしゃいますやら(笑)』とはにかむ謙虚な人なんだろう。

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    2018年01月25日
  • たべたいの(新潮新書)

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    色々な経験を経てるからこそ独特な雰囲気があると思います。
    ツナ缶+炭水化物最強説。貧乏旅行のときにはお世話になります。

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    2018年01月19日
  • 泣くなら、ひとり 壇蜜日記3

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    “怒ってもよかったが私は怒らない。怒ることはその男を気にしていることになるから。何も言わない。ただ、頭髪も精巣も立場も滅びればいい。”(p.171)

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    2018年01月17日
  • 男と女の理不尽な愉しみ

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    わりと好きな二人の対談本を本屋で見つけたのでふと手にとって買ってしまった。
    個性的な考えの二人、でも世の中の本質をバシバシついている対談。サクサク読めたし、ふとしたときにもう一度読みたい、読めると思える本でした。
    印象的だったフレーズは、「ハイリスクノーリターン」。そんなことをさらっと言えるようになりたい。何事も経験だ。

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    2018年01月05日
  • エロスのお作法

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    1980年秋田生まれ、壇蜜さんの「エロスのお作法」、2014年発行(文庫)です。5つの作法が紹介されています。<見た目の作法>では、殿方に触りたいと思わせたら女性の勝ちと。<デートの作法>では、しゃべるということに女性の価値はありませんと。<言葉の作法>では、殿方の質問にきちんと答える必要はありませんと。<ベッドの作法>では、最初のセックスは博打ですと。<心の作法>では、出し惜しみしても女の価値は上がりませんと。そして、最後に、壇蜜は空っぽです。身体は借り物と思っていますと。(^-^)

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    2017年12月18日
  • たべたいの(新潮新書)

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    1980年生まれ、小中高大一貫女子校卒業の壇蜜さんの「たべたいの」、2017.11発行です。29歳でデビュー、あだ名が「バイク便」、その意味は、「水着→下着→半裸→ヌードと露出のギアを高速で進めていく女」だったそうです。考える人もその意味を聞く人もすごいですw。現在好きな食べ物は、「自費で食べる鰻」「横浜生まれのシウマイ」「気兼ねなく注文する寿司」だそうです。本音は4P(パフェ、プリン、ポップコーン、パンケーキ)とか?w。キレのあるエッセイと思います。食べ物ごとの俳句とイラストもなかなかです(^-^)

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    2017年12月08日
  • たべたいの(新潮新書)

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    壇蜜『たべたいの』新潮新書。

    『週刊新潮』に連載された「だんだん蜜味」を再編集、書籍化。食にまつわるエッセイ、俳句とイラストのセットである。『壇蜜日記』と同様に相変わらず自虐的で儚く、時にエロい壇蜜の魅力が味わえる。

    周囲の誤解を自らの魅力に変え、それを武器に作家としての壇蜜を演じてみせる。強かさよりも、周囲の期待に応えようという真面目さが窺える。

    それにしてもタイトルの『たべたいの』が何ともエロい。平仮名表記にしただけで、随分と印象が変わるものだ。

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    2017年12月02日
  • 泣くなら、ひとり 壇蜜日記3

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    面白いにゃ普通に

    人に勧める程ではなく
    再読する程でもない

    通り雨にゃ
    わかる人にはわかる
    通り雨にゃ

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    2017年08月18日
  • どうしよう

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    ネタバレ

    壇蜜さんに「どうしよう」と言われたら、こちらの方が「どうしよう」となってしまう。あぁ、いい題名だ。壇蜜さん独特の視点が冴えわたる。自分の過去を卑下しているように語りつつも、享受した境地にいるかのような文体。とにかくよく寝る人だ。眠りと眠りの間に書かれたエッセイとは思えないほど、視点は鋭く、深く、心に突き刺さる。「恋人の名前を予備間違えた時」の恐怖はよく覚えておこう。壇蜜さんが言うことだから間違いはないはずだ。

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    2017年03月28日
  • 泣くなら、ひとり 壇蜜日記3

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    壇蜜さんの日記第3弾もとても良かったです。この空気が大好きです。最近見ないな、と寂しく思っていたら、「精霊の守り人」に出てらして、お元気そうで嬉しい。このドラマの話題の日記もありました。日記ももちろん、小説も壇蜜さんっぽくて面白かったです。壇蜜さん、品があって素敵なのにな、何故こうも自虐的なのだろう…計り知れないものがあるのだなきっと。帯にもある、あとがきの言葉が潔かったです。これからも読んでいきたいシリーズです。

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    2017年03月02日
  • 壇蜜日記2

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    ネタバレ

    2014年の頃のつれづれ日記。芸能界での立ち位置に迷っている時期だったようだ。それでも日記の彼女は変幻自在な顔を見せる。それにしても壇蜜さんの「抱かれた」という一言に全てを持っていかれた。なんとエロスの漂う言葉なのだろう。波瀾万丈な女性が紡ぐ言葉はやはり粋なのだ。自分を卑下しつつも、ごく普通の感覚も持ち、独特の感受性に富む、たぐいまれなる芸能人だと感じる。それにしてもよく寝る人だ。彼女の愛する物の一つに「猫」があるが、その様はまるで「猫」ならぬ「寝子」と名付けたくなる。壇蜜さんはいい香りがするに違いない。

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    2017年02月17日
  • 壇蜜日記2

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    2も気怠く薄暗く、滲み出る知性と色気で、とても落ち着きました。壇蜜さん、自分を卑下してる日記もあるのですが、とんでもない。素敵な女性です。3も楽しみ。

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    2017年02月16日
  • 壇蜜日記

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    ネタバレ

    無性にひかれて手に取る。あぁ、もう、表紙の絵の黒髪に赤いリップ。そして、片隅に落ちたセクシーな物体でドキドキしてしまう。猫と魚をこよなく愛し、睡魔の神を肩に乗せ、壇蜜さんは、今日も日記を書く。時に客観的に、時に自虐的に。リアリストでもありドリーマーでもある変幻自在な女性だ。いっそ、世間の全ての事を忘れ、彼女に愛でられる猫になりたいと願ってしまう。この日記はパソコンやスマホ、タブレットは似合わない。重厚感のある木の机に座り、万年筆で書いて欲しい。そして、書いた日記をあの甘やかな声で読み上げて欲しくなる。

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    2017年02月10日