Jamのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレあらすじ
SNSでの心ない言葉、職場の理不尽な人間関係、過去の後悔など、日常で誰もが抱える「モヤモヤした感情」を軽やかに受け流すための脱力系メンタル改善本。タイトルは、「嫌なことを言ってきた相手のことで頭を悩ませていても、相手はあなたのことなど忘れ、今ごろ呑気にパフェでも食べて楽しんでいる」という友人の言葉に由来する。「SNS」「人間関係」「職場」「自分自身」という4つの場面に分け、猫のキャラクターによる4コマ漫画と精神医学に基づいた明快なアドバイスを収録。「嫌いな人に自分の大切な時間と脳のメモリを明け渡さない」「変えられない他人に執着しない」「嫌な感情が湧いたら意識を今ここに戻す」など、心をすっきりと調律するコツを平易に説き明かす。
所感・深掘り
「他人の理不尽な振る舞いに腹を立て、頭の中で何度も反芻して傷口を広げてしまう」という現代人の思考の罠を、ユーモアと温かさで見事に解きほぐしてくれる、非常に優しく切れ味の鋭い一冊だった。
特に深く腑に落ちたのは、「嫌いな相手のことを考え続けるのは、その相手に自分の時間と心の特等席を無償で貸し出しているのと同じだ」という痛烈な真理だ。責任感や正義感の強い人ほど、相手の不条理な言動に納得がいかず、「なぜあんなことを言うのか」と真面目に悩み、自らエネルギーを消耗させてしまいがちになる。しかし、相手は何も気にせず気楽に暮らしているのがオチである。本書が説くように、「多分そいつ、今ごろパフェ食ってるな」と心の中で一歩引き、相手の勝手な事情と自分の神聖な時間をきっぱりと切り離すことこそが、自らの尊厳を守る最大の防壁になると痛感した。
また、「他人の機嫌や評価は、自分の領分(コントロールできる範囲)の外側にある」という割り切りの姿勢も心に染みる。相手を変えることはできないし、全員から好かれることも不可能である。ならば、外側の雑音に心を乱されるのをやめ、温かい風呂に浸かる、美味しいものを食べる、目の前の好きなことに没頭するなど、自分の機嫌を自分で取ることに集中する。日々の小さな生活の所作を丁寧に愛でることこそが、どんな荒波にもブレない心の余白を育むのだと再認識した。
他人の言動に心をすり減らすのをやめ、自分の人生の主導権を温かく抱きしめ直すこと。
日々の人間関係や組織の摩擦で神経を尖らせている人はもちろん、責任ある立場で多くの人と向き合い、心の疲れを感じているすべてのリーダーにとって、張り詰めた肩の力をふっと抜いてくれる最高の一服となる良書だ。 -
購入済み
このタイトルだけで星5です
かなり落ち込んだ日に買いました。
昔に書店で手にとってパラパラめくってすぐに棚に戻した記憶があったので、「やっぱり買うんかい」と自分にツッコミながらポチった記憶があります。
内容は、「自分にドンピシャ100 %マッチ」、とはいきませんでしたが、その時な深い落ち込みからは抜けることができました。
なので満足していますし、また気持ちが辛くなったら読み返そうと想っています。
人それぞれに合うか合わないかは違うと思いますが、まずは読んでみてほしいです。
気持ちがいっぱい下がっちゃうと、坂道を上がらなきゃいけないみたいに、普通のとこまで戻すのにエネルギーが入ります。
だから、下がりすぎないように早めにいろいろ試したいですね。この本、いいと思います。 -
Posted by ブクログ
人間関係に悩みがちだったので、今年買って何回も何回も読んでいます。
たしかに、他の方の評価にもありましたが、「良い人の定義」を書いた本でもありますね。
しかし、私自身この本の内容とほぼ同じようなことを職場や趣味のサークルで実践していたら、驚くほど人間関係がガラッと良好になりました。
もともとひょうきんな性格なのも合っていたからなのかも知れません。
一番共感したところは、「誰に対してもきちんと挨拶だけはする」という箇所です。
私も、何があっても挨拶だけは明るく元気にしているつもりです。その甲斐あってか、最初は挨拶を無視していた方々も徐々に態度が柔和になり、今では挨拶も無視されなくなりました。むしろ、その後にものすごく仲良くなった方もいます。(笑)挨拶の大切さを同じように著者の方も感じていてくださっていたのが個人的に嬉しかったです。