足立金太郎のレビュー一覧
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グラゼニ 大リーグ編 9巻
2023年WBC東京ラウンドを下敷きにした巻だが、読後感としては夏之介というより完全に千太郎回。メジャーの夏之介と独立リーグの千太郎、かつて同じ場所にいた二人の現在地の違いがかなり刺さった。
また、上村(ムネ)の不振は当時の村上宗隆を思わせる部分もあり、WBC当時の空気感をうまく取り込んでいる。当時は苦しみながらも、その後メジャーで前評判を覆すような活躍を見せている今の村上を知っていると、なおさら色々考えてしまう。
WBC編でありながら、結局は「野球で食っていく人間たちの話」になっているところが、相変わらずグラゼニらしい。 -
Posted by ブクログ
メジャーリーガー凡田夏之介として迎える2021シーズンが開幕。
メジャー契約を勝ち取るために鎬を削ったTAXことモーリーと、ギャンブルことショーンもめでたくメジャー契約勝ち取っています。夏之介とパーシー含めたこの4人の明暗はいかに。
夏之介のシーズン初登板はトロント・ブルージーンズ。敵も味方もナックルでてんてこ舞いさせてしまいます。トロントの主砲はゲレーロじゃなくてレゲーロJr.。彼には2打席連続HRを打たれてしまうのに、他を抑えるので3−2で勝っているという展開。なにそれ。しかも、球数も少なく6回まで58球。変えにくいよ、それは。
とはいえ、継投の準備はしているのでブルペン大忙し。夏之介に、ナックルボーラーとしての信頼がもっとあれば、あたふたしなくてもいいのだろうね。
開幕戦のモーリーとショーンの活躍の際にも少し思ったのだけど、データ重視・データありきのベースボールというものに、少々アンチテーゼを呈しているのではないでしょうか。そう思うとGMが根性やガッツを切り捨てないでいることへの、証左にもなる。
数字で示された要素は確かに大事なことだし、客観的に見るということも大事。その上で、根性やガッツという数字には表現しにくい要素を見逃さないことも大事。
観客として記憶に残るのは、そういう部分だったりしますしね。
どちらも大事な要素。どちらかに偏りすぎるのは楽しくないよ、ということではないかなぁ。
アンチテーゼというと、大上段に振りかぶってしまう印象かもしれない。もっとフランクな感じだと思います。
日本人初のナックルボーラー天保義夫。
知らない歴史の扉を開いてくれました、感謝。まさか再登場したトーマスから、この情報を得られるとは。パーシーとの関係もそうですが、いい具合に期待を裏切ってくれます。あのトーマスがねぇ。契約社会の世知辛さ、の役割だったはずなのにねぇ。 -
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大リーグ
大リーグへ挑戦編。
もうピークを過ぎた凡田がナックルボールを武器に大リーグへ挑戦。
凡田の球を受けるパーシーとニコイチというのは強みになるのか足かせになるのか。 -
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まあまあかな
中継ぎでしか使われていなかったおっさんくさいピッチャーが、先発になり、勝ち星を重ね、3年契約で4億5千万も稼ぐようになるという出世ぶり。グランドにゼニが落ちている、を地で行ったと言えばそうだが、ちょっとインフレ過ぎる。
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新シリーズ
主人公にあまりヒーローではない左投手を使ったシリーズも新シリーズということでパ・リーグへ舞台を移した。野球界の人間関係や駆け引き以外に女性記者の親子が絡んできた。少々煩わしいがこれだけの長大なシリーズ物になると、変化をつけるのにいいのかもしれない。