たかのてるこのレビュー一覧
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たかのさんの本は、
押し付けるわけじゃなく客観的にサラッと明るく
宗教のことがわかりやすく書いてあるのが好きです。
クリスマスに浮かれた数日後には
神社とかお寺とかにお参りしに行って、
何かあれば神様に心の中で祈って、
教会で結婚式してお坊さんにお葬式をしてもらう。。。
そんな日本で生まれ育った私には、
否定するわけじゃないけど、
宗教って取っ付きにくいところがあったけど、
私と同じだったたかのさんが
ヒンドゥー教、イスラム教、チベット仏教・・・と
旅の中で身を以て実感した話は目から鱗というか、
本来の意味の宗教ってモノをちょっと知ることが出来た気がしました。 -
Posted by ブクログ
私の大好きな旅行エッセイ第2弾です。
今回は、フランス、スペインとモロッコの旅。
第1弾に引き続き、人との触れ合いの多い旅で、ほんとに出会いを大切にしているんだなぁと思いました。
この旅では、成り行き上、誰かと一緒に旅することが多くて、前回ほど一人旅という感じはしないんですが、それでもたかのさん自身が人を引き寄せる魅力を持っているんだろうと思わせるほど出会いが多いです。
たかのさんの本を読んでいると、もっと出会いを大切にして、今いる友達との出会いにも感謝しなきゃなぁとしみじみ思います。
にしてもモロッコ・・・女にはキツい国みたい。
私もたかのさん同様、普段あんま女を意識したことがないので、リ -
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ガンジス河でバタフライを買ったときに、チベットにも興味あるからと、何気なく一緒に買っていたものなのですが、ガンジス河でバタフライよりも面白かったです。
単なる旅エッセイではなく、ダライ・ラマのことや、チベットの現状、インドのラダックのことなどもわかるし、この本を通して、「信仰心の薄い日本人として産まれた自分」をたかのてること一緒に感じてしまいます。
この本を読んだ後、たかのてるこや、たかのてるこが出会ったチベット仏教を信仰している人たちに、ありがとうと言いたくなっている自分がいました(笑)。
チベットにもいつか行きたいと思っていたけれど、この本を読んだら、ラダックに行った方がいいのかな…という -
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たかのてるこって…世界で男遊びをしてるっていう噂であんまり期待してなかったんだけど…。でもこの本は感動した!シンプルだけど笑顔がいかに体と心によくて幸せにしてくれるかが書いてある。笑顔はだれの心も傷つけないし友達の笑顔を見てると幸せになれるしただだし今すぐに笑えるし体にもいい!おばあちゃんになったときにいい笑顔をしてたいっていうのは私も一緒だな。笑顔ばっかの写真って薄っぺらい気がして好きじゃなかったんだけど、こういう意味での笑顔の写真なら大好きだね。だれだって幸せになりたいって思ってるし、やっぱ笑顔って大切だよ。まあそううまくもいかないんだけど…だれだって幸せになりたいって思ってるのにね。人間
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恥ずかしながら、たかのてるこさんという方のことは本書を読むまで知らなかった。本書が話題になってドラマ化までされたことも当然知らずにいた。単にタイトルと、インパクトのあるカバー写真に引かれたのである。
というわけで、何の先入観もなく読み進めたのが、のっけからとてもおもしろかった。テンポのいい文章なので、行き帰りの通勤で2日で読めてしまった。たかのてるこさん、何とバイタリティのある方か。
ご本人は至って普通の人であることを強調するが、普通の人が急に思い立って一人でインドに行き、現地の人の家に泊まり、ガンジス河で(気がつかなかったとはいえ)死体を横にバタフライはしないだろう。
と思って巻末の年 -
Posted by ブクログ
旅は国内派の私に、行ったことのない国を一人旅してる気持ちにさせてくれて、パスポート更新してみようかなと思わせてくれる、そんな本。
でもパスポートの更新はきっとしない。
邪魔くさがりだし、言葉通じないと怖いし。
たかのてるこさん、本の中ではアホなフリしてるけど、北野高校出て日本大学卒って調べたし。賢いから出来る旅なんだ!とビビリーな自分を納得させつつ読む。
それでも読み終わった時には、ヨーロッパ面白いかも。動ける身体があるうちに世界を見てみたい!と少しだけ脱皮できる。
実際に行くかは別として(笑)、そう思えるだけでも細胞は若返る気がする。 -
Posted by ブクログ
香港、シンガポール、マレーシアのアジア編と、インド編の2つの旅の紀行文。
著者が大学生時代に行った一人旅の話。
バイタリティーに溢れた著者の行動は、時に無謀にも思うけれど多くの人が憧れるだろう。
ガンジス河で沐浴なんて衛生上問題があるだろうが、本書を読んで少しだけ楽しそうだなと思った。
本書を読んでいると、彼女の生命力溢れる生き方に爽快感を覚える。
そして、あまり興味のなかったインドに行ってみたくなった。いや、行こうと思う。
あとがきで、「人はきっと、自分の出すパワーのはねっかえりで生きているのでしょう」とあるけれど、本当にその通りだと思う。
著者を見習って、パワフルに生きていきたい。