たかのてるこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
旅は国内派の私に、行ったことのない国を一人旅してる気持ちにさせてくれて、パスポート更新してみようかなと思わせてくれる、そんな本。
でもパスポートの更新はきっとしない。
邪魔くさがりだし、言葉通じないと怖いし。
たかのてるこさん、本の中ではアホなフリしてるけど、北野高校出て日本大学卒って調べたし。賢いから出来る旅なんだ!とビビリーな自分を納得させつつ読む。
それでも読み終わった時には、ヨーロッパ面白いかも。動ける身体があるうちに世界を見てみたい!と少しだけ脱皮できる。
実際に行くかは別として(笑)、そう思えるだけでも細胞は若返る気がする。 -
Posted by ブクログ
香港、シンガポール、マレーシアのアジア編と、インド編の2つの旅の紀行文。
著者が大学生時代に行った一人旅の話。
バイタリティーに溢れた著者の行動は、時に無謀にも思うけれど多くの人が憧れるだろう。
ガンジス河で沐浴なんて衛生上問題があるだろうが、本書を読んで少しだけ楽しそうだなと思った。
本書を読んでいると、彼女の生命力溢れる生き方に爽快感を覚える。
そして、あまり興味のなかったインドに行ってみたくなった。いや、行こうと思う。
あとがきで、「人はきっと、自分の出すパワーのはねっかえりで生きているのでしょう」とあるけれど、本当にその通りだと思う。
著者を見習って、パワフルに生きていきたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初の方の「自分はもっと違う自分になれるはずだ」という文章に共感して読み進めたけど、途中で著者がはちゃめちゃに明るい人間だと気づき、「やっぱりわたしと全然違う人だ!!」と思い直した。
だけど旅が「自分と向き合うこと、自分を理解すること」という答えが、自分が求めていることの答えなのかもという気がした。
著者は幼少期に辛い経験をしたことが最後にわかったけれど、「日芸や東映に行けたならいいじゃん」とか僻みみたいな気持ちを持ってしまっている。
これって自分に満足してなくて、他人と比較するから生まれる感情なんだろうな〜と考えたりした。
だからこそ、自分と向き合うために旅に出たいと思わせてくれた。
インドのガンジス河で感じた「自分が自然の一部になる感覚」は、国内だけど沖縄の海をぼーっと見た時間に感じたことと似ているのだろうと思った。
これは他の本の受け売りだけど、時間に追われる日常の中で、この生活とは関係ない場所で、海が繰り返し波打ったり、あるいはガンジス河で日が昇ったりすることを知っていると、救われる感覚があることも、旅の価値なんだろうなと思い出した。
あー旅に出たい! -
Posted by ブクログ
旅の名言がたくさん詰まった一冊を、よりにもよってコロナ禍で家にこもっている時期に読んでしまった。そのせいで「旅に行きたいよー」と家の中で、ちょっと呻いたのも今ではいい思い出になってきた。ステイホームも少しずつ過去になってきたなあ……。
一人旅によく行くので、誰かと行くと判断力が鈍るという指摘にはハッとさせられた。確かに、己の判断と運に身をまかせる緊張感は、誰かと旅している時には感じない。
好きな文はたくさんあるけれど、「私ときたら旅に焦がれつつも一度も出ずじまい。これでは旅が好きかどうかもわからんではないか!もう旅に出るしかない。他に道はない」の一文は時々、旅を別の言葉に置き換えて心の中で唱えるくらい好き。背中を押してもらっています。
旅の中で感じるいろんな感覚を、たくみに、瑞々しい文章でひろいあげていて、著者の他の作品を読みたくなった。