【感想・ネタバレ】人情ヨーロッパ 人生、ゆるして、ゆるされて〈中欧&東欧編〉のレビュー

あらすじ

“日本一おもろい旅人”、会社を辞めて
笑って泣いて、すべてをゆるせた!

「てるこが歩くと、世界中が下町になる!」。スウェーデンでは手づかみザリガニ宴会、ハンガリーの温泉湖で極楽気分♪ クロアチアでは運命の恋に溺れ、トルコの宮殿サウナで全身丸洗い。ボスニアでは、てるこ旅史上最も反響の大きい、涙と笑いの感動体験が待っていた! 人生の全てをゆるして生まれ変わる、痛快ハチャメチャ爆笑デトックス旅〈後編〉。

運命の恋、ソウルメイトとの夜……
人情深い人々との出会いが、人生を変える!
2か月間鉄道21ヵ国旅 後編

たかのさん、いつかあなたのツアコンで、世界中を旅したい。
――立川志の輔
繊細なのに太っ腹。恐がりのくせに、大胆不敵。
たかのてるこが歩くと、世界中が下町になる。
――片桐はいり

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

著書のコミュ力と行動力にいつも感心し、又羨ましくもあり、憧れさえ覚えてしまう。
物事や人の感情の捉え方も、自分もお手本としてそんな寛容さを持って生きていきたいと思わせられます。

コミュ力がない私には、彼女の自分の気持ちをさらっと素直にかつ、相手の気持ちに寄り添いながらも伝える術に感服です。またユーモアを持ってピンチさえ乗り切ってしまうバイタリティに、いつも勉強させてもらってます。
もっと自由に旅を楽しむ為に読み始めた旅エッセイでしたが、今では彼女の魅力にどっぷりハマってます。

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2025年06月10日

Posted by ブクログ

前作「ガンジス川でバタフライ」を読んだのは20代前半。完全に影響を受けて北海道一人旅を敢行。今となってはとても良い思い出。
それから数十年。今回は「会社を辞めて、今までしがみついていたステータスとか給料とか、執着を全部手放したら、幸せだけが残った気がするよ」この言葉に影響を受けそうになっている自分がいる。
ダメだ、会社辞めちゃダメだ!と自分を落ち着かせる。昔はたかのてるこさんの旅での出会いに心動かされたのに、今はなんか、違うことに心動いている。

「でもね、心配しなさんな。ものごとは何でも、必要ならうまくいくし、うまくいかなかったら必要ないってことだから」
そう、そう。この言葉にほっとする。私はこの信念で生きてきたことを再確認する。

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2025年04月02日

Posted by ブクログ

上巻より下巻のほうが、より引き込まれた。旅先での人とのふれあいと会話で自分の過去の辛いことにどんどん向き合えている様子がわかる。上巻の西欧と北欧から出会いを重ね、だんだん深みを増してきたのだと思う。
私も東欧に行った時に一見親しみにくくいようにみえて、心からのやさしさや思いやりを感じることができて深く感動をしたことを思い出した。
特に昨日までのご近所さんが敵になり争いになる話は、実際聞くと心への染み入り具合が断然違うだろう。
最初は正直作者の人へのコミットがToo muchに思えたけど、そういうオープンな態度ではなければ得られない話の数々だった。

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2024年01月20日

Posted by ブクログ

生きていく上で本当に大切な事を体感した瞬間が伝わってくる。
旅は(旅だけではないけど)こうありたいと思う。

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2024年12月21日

Posted by ブクログ

たかのさんの行動力に圧倒された。だが彼女のこのパワフルさは本来のものではなく、自分自身との葛藤や苦しい過去を乗り越えた先に彼女が自力で手に入れたものなのだと思うと、彼女が旅を通して異文化に触れることに魅了されたのはなるほど納得がいくというか、説得力がある。
なんにも取り繕うことなく、生身の人間としてまったく馴染みのない場所に訪れ、人と関わることは、今の私にはとても勇気が出ないが、きっと世界が塗り替えられるのだろうなと思う。世界中に大切な人がいるという感覚もどんなものか分からないけど、なんだか素敵なような気がしてくる。

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2023年12月20日

Posted by ブクログ

いつも元気いっぱいでハイテンションな筆者だが、子供の頃につらい思いをしていたのがわかった。見かけだけでは、わからないことってあるのだなと改めて思った。
さて、この本は「純情ヨーロッパ」の後編なのだが、前編は未読。前編は主に西欧、本書は中欧、東欧編。1、2日で一都市をまわり、かつ自分で決めたミッションをこなすという弾丸ツアーなのだが、これが必ず友達ができて、一緒に呑んだり、宿泊させてもらったりと、いつものように、超フレンドリーな旅なのだった。たかのてるこの友達が「私は一度もそんな経験したことないよ!」と言っていたようだが、普通はそうだよね。

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2023年11月16日

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