たかのてるこのレビュー一覧

  • 人情ヨーロッパ 人生、ゆるして、ゆるされて〈中欧&東欧編〉

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    著書のコミュ力と行動力にいつも感心し、又羨ましくもあり、憧れさえ覚えてしまう。
    物事や人の感情の捉え方も、自分もお手本としてそんな寛容さを持って生きていきたいと思わせられます。

    コミュ力がない私には、彼女の自分の気持ちをさらっと素直にかつ、相手の気持ちに寄り添いながらも伝える術に感服です。またユーモアを持ってピンチさえ乗り切ってしまうバイタリティに、いつも勉強させてもらってます。
    もっと自由に旅を楽しむ為に読み始めた旅エッセイでしたが、今では彼女の魅力にどっぷりハマってます。

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    2025年06月10日
  • 人情ヨーロッパ 人生、ゆるして、ゆるされて〈中欧&東欧編〉

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    前作「ガンジス川でバタフライ」を読んだのは20代前半。完全に影響を受けて北海道一人旅を敢行。今となってはとても良い思い出。
    それから数十年。今回は「会社を辞めて、今までしがみついていたステータスとか給料とか、執着を全部手放したら、幸せだけが残った気がするよ」この言葉に影響を受けそうになっている自分がいる。
    ダメだ、会社辞めちゃダメだ!と自分を落ち着かせる。昔はたかのてるこさんの旅での出会いに心動かされたのに、今はなんか、違うことに心動いている。

    「でもね、心配しなさんな。ものごとは何でも、必要ならうまくいくし、うまくいかなかったら必要ないってことだから」
    そう、そう。この言葉にほっとする。私

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    2025年04月02日
  • 純情ヨーロッパ 呑んで、祈って、脱いでみて〈西欧&北欧編〉

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    たかのてるこさん!あっぱれ!世界はこんなにも愛に満ちている!
    ☆デンマーク、コペンハーゲン
    収入の半分近くは税金に持っていかれるけど、払っただけのサービスが受けられるから、不満はないよ。それに僕らは貯金する必要がないんだ。税金が貯金通帳みたいなものだからね。みんなでハッピーが1番さ。僕らはみんながみんなのために働いてるからね。
    ☆オランダ、アムステルダム、
    残業が禁止。残業そのものが法律で禁止されてるんだよ。オランダでは。オランダに住む人が犯罪に手を出さないんじゃなくて、オランダじゃ、犯罪になること自体が少ないんだよ。
    ハハハその通り!マリファナも安楽死も売春も、この国じゃ合法だしね。
    ☆フラ

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    2024年03月10日
  • 人情ヨーロッパ 人生、ゆるして、ゆるされて〈中欧&東欧編〉

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    上巻より下巻のほうが、より引き込まれた。旅先での人とのふれあいと会話で自分の過去の辛いことにどんどん向き合えている様子がわかる。上巻の西欧と北欧から出会いを重ね、だんだん深みを増してきたのだと思う。
    私も東欧に行った時に一見親しみにくくいようにみえて、心からのやさしさや思いやりを感じることができて深く感動をしたことを思い出した。
    特に昨日までのご近所さんが敵になり争いになる話は、実際聞くと心への染み入り具合が断然違うだろう。
    最初は正直作者の人へのコミットがToo muchに思えたけど、そういうオープンな態度ではなければ得られない話の数々だった。

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    2024年01月20日
  • モロッコで断食

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    イスラム教というと、なんかちょっと得体の知れないイメージのあった私だが、この本を読んで、断食、豚肉やアルコール禁止や女性のスカーフにそういう意味があったのかと知れたし、休息を大切にしているところも良いなぁと思った。
    人間は弱いものだと認めるところが出発点となっているのがとても良いと思う。
    この前チベット仏教に感銘を受けたところなのに、今度はイスラム教にも感銘を受けてしまった…

    カリッド家の団らんが素晴らし過ぎたし、ベルベルの村の人々もとても穏やかそう。
    鶏のトイレのところは爆笑した(笑)
    先日の地震は大丈夫だったのだろうか。
    早く穏やかな暮らしが戻りますように。

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    2023年10月01日
  • ダライ・ラマに恋して

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    チベットは、仏教でアジアだからか、行ったこともないし今までほとんど知らなかった国なのに、読んでいてすごく懐かしいような、親近感を覚えた。
    中国との関係で決して平穏とはいえないし、発展した便利な暮らしではないんだけど。
    でも、コンビニと結婚してテレビと同居したら生きていける私たちに比べて、自分たちで生活をまわし、周りの人全ての幸せを祈りながら助け合って平和に暮らすチベットの人たちは、豊かだなと思わずにはいられない。
    チベットには心を病む人がほとんどいないという。考えるのではなく、祈る。思いやりを持つ。自分たちで作った野菜を使ってみんなで作る食事。選択肢があまりない分、執着や欲も生まれにくい。病む

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    2023年09月21日
  • キューバでアミーゴ!

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    著者のようなバイタリティやコミュ力がない人には、色んな面で難易度の高そうな国だけど、今この瞬間を大切にめいっぱい楽しむ陽気な国民性は素敵だなと思った。

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    2023年09月20日
  • ガンジス河でバタフライ

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    たかのてるこさんの本にはまり中。
    この本もとても面白くて、風邪気味のちょっと元気ないときに読んだけどすごくパワーをもらえた。
    気に入った言葉は、
    「世界中どこの国の人も、メシ食ってクソして寝てる毎日を過ごして、私の生活とそう変わりない」
    これ、言われてみれば当たり前のことなのに、なんか目から鱗だった。
    なんで、すぐ他人と自分を比較しちゃうんだろう。実際にはそう変わらないのに。
    あと、あとがきの「日常も小さな旅」という言葉も、とても素敵だなと思った。

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    2023年09月17日
  • ジプシーにようこそ! 旅バカOL、会社卒業を決めた旅

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    ジプシーという言葉はよく聞くけど、具体的にはどういう人のことなのか全く知らなかった私。
    「人情ヨーロッパ」にジプシーが出てきて、俄然その存在に興味というか、何者!?という疑問が湧いてこちらを購入。
    読み始めてみて…ジプシーやばい。絶対友達になれない。ルーマニアという国自体住みにくそう、って感じだったけど。
    段々と素敵なジプシーが現れ、途中からはジプシーの生き方考え方を、素敵だなぁと思ってしまうくらい洗脳されてくる(笑)
    勝手にカテゴライズせず、基本的にはみんな「人間」で、環境や個性により生じる差はあるかもしれないけど、すんごい悪人というのは実は一握りなんだと思えたら、すごくこの世は生きやすくな

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    2023年09月17日
  • 純情ヨーロッパ 呑んで、祈って、脱いでみて〈西欧&北欧編〉

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    めちゃくちゃ面白かった!!
    写真に写っている人たちの笑顔がみんな明るくて素敵で見ているだけで幸せな気持ちになれる。
    フランスのマエレさん&ヘンリーさんカップル、部屋も素敵だし料理も美味しそうだしめっちゃ仲良さそうだし、何より人として素敵。
    ポルトガルのアナちゃん、賢そうだし、ささっと化粧水やクリームを作ってしまうところも素敵。
    ヌーディスト・ビーチは、ただただ唖然。
    ヨーロッパの国々や人々の魅力満載でした。
    ジェットコースターのようにいっき読みしてしまったので、ゆっくり再読したいです。

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    2023年09月14日
  • モロッコで断食

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    ネタバレ

    たかのてるこさんの本は何故こんなにも惹き込まれるのだろう!
    先日、ずっと読みたかった『ガンジス川〜』を読破して次に読もうと思ったのがこの作品。
    私も5年前に旅行したモロッコを題材にした旅行記。

    読んでいてあの時の情景が目に浮かんで思い出し、共感しっぱなしだった。(フナ広場でまんまとヘビ使いにボラれたのもしっかり思い出した。)

    でも私が旅したのはあくまでモロッコの浅い部分で、めちゃくちゃディープで濃い旅行をできたたかのさんをとてもうらやましく思う。
    私ももっともっとモロッコに染まりたかった。
    絶対またモロッコに戻ってくると思ったし、モロッコに移住できないか模索したりもした。
    でも未だその夢は

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    2023年09月13日
  • ガンジス河でバタフライ

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     大学時代、思い切って一人旅をしてみれば良かったと思った。周りにそんな人、いなかったから、そういう発想もなかった。
     インドに行くと何か変わるかな。家に泊めてくれたり、料理を振る舞ってくれたり、本気で心配してくれたり、旅人にそこまでする?一方で、貧富の差は激しい。カースト。旅人には親切なのに、同じ人種のカースト以下の人にはとことん冷たいという矛盾。
     ガンジス河でバタフライ。死体にだって触れちゃう。インドでは自殺や寿命を全うできなかった人、貧乏な人は火葬されることなく、ガンジス河に流されてしまうらしい。
     世界が平等だったら、インド人はもっと幸せ?陰と陽、昼と夜、月と太陽、理想と現実、金持ちと

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    2023年09月02日
  • ガンジス河でバタフライ

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    ネタバレ

    ずっと読みたいと思っていた本。
    今更ながら読み始めるとどんどん引き込まれて、すごくおもしろかった!!
    時に笑える話もあり、そして深く考えさせられる話もあり。
    涙する場面もあった。
    たかのさんが旅したこの当時より今のインドはものすごく発展して、きっとずいぶん変わったんだろう。
    でもガンジス川はずっと変わらずこれからも大切な生活の一部。
    それはとても素敵なことのような気がする。

    『人は全てが永遠に続いていくと思っているが、実は自分自身も周りの人たちも少しずつ変わっている。』と作中でたかのさんは書いている。
    永遠や不変など世界のどこなもなくて、明日が来るのが当たり前でもない。
    毎日少しずつ変わって

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    2023年08月17日
  • ガンジス河でバタフライ

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    自分に自信がなかった、皆んなの前との自分にギャップがあるというてるこさんに親近感を覚え読み進めたが、そんな親近感が払底するほど魅力的だった。
    知らない世界を知っている著者が羨ましいと思ってしまうが自分自身も旅に出たくてうずうずしている。
    20歳の私が今読んでよかった。
    生きていくのが楽しみになった。
    素敵な人の周りには素敵な人が集まると実感した!

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    2023年06月10日
  • モロッコで断食

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    ネタバレ

    怪しいタイトルだなぁと思っていたのだが、思い切って読んでみてよかった。

    私がイスラム文化が好きだけど、言語化出来ていなかった部分をものの見事に言語化してくれている本だった。

    最後の展開への導き方がすごくテレビ的で、終わり方もテレビだなぁと思ってしまうところが少し残念だったけど、一気に読み進めることしかできなかったし泣いてしまった。

    私が手に入れたい愛の形がそこにあって、手放してしまう作者の選択があって、切なかった。

    最近旅行に対してとても腰が重かったが、私も社会人になる前に旅に出ようと思う。

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    2022年10月06日
  • ダライ・ラマに恋して

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    ダライラマ好き。だから、読んだけど、ダライラマ♡感もよかったけど、チベット密教の中身を身近なところに落とし込んでるとこがよかった。
    また読む。
    ダライラマの本も買う。

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    2022年07月08日
  • ガンジス河でバタフライ

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    元気をもらいました!出版されたのはしばらく前。あの頃は若者たちがこぞって猿岩石になって、世界を旅してました。僕はそんな人たちに憧れてはいたけど勇気がなく、国内で過ごしていた一人です。でも、この本を読むと旅、特に人との出会いの楽しさを体験させてもらった気持ちになります。

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    2022年05月31日
  • サハラ砂漠の王子さま

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    表紙の写真やフォントからしてなんとなくそう面白くなさそうと思っていたが、いざ読み始めたら面白すぎて楽しすぎて一気読みした。
    旅では日本で絶対に体験できないことを沢山経験していて、出来事だけ聞くと過酷すぎることも沢山あるのに、てるこさんの明るくぶっとんだキャラが旅をいつもいい方向に変えていって、読むと間違いなく旅がしたくなる!
    楽しい文章で書かれているため、またてるこさんはどんな目にあっても外国に対する前向きな気持ちを常に持っているため、シビアな内容も全く暗くならずその国に苦手意識を持つことなく読める。

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    2022年03月30日
  • モロッコで断食

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    読む順番が逆だった!
    最後らへんすごかった
    自分も7カ国くらい?ひとり旅したけどこんな凄い目にあったことはない、、。この人だから乗り越えられたのかな?と思った
    相変わらずおもしろいです
    逆になったけどサハラ砂漠の王子様読んでます。

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    2022年02月21日
  • ダライ・ラマに恋して

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    たかのてるこの本は全て面白く素晴らしいが、私はこの本に一番影響を受けた。
    私が今こんなに幸せなのもこの本を読んだおかげだと思っている。
    この本に書かれた魔法の言葉を毎日唱えているうちに幸せになって来たように感じているので。

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    2022年01月02日