「サハラ砂漠の王子さま」続編。まるでたかのさんのおしゃべりを聞いているような感じで読みやすい。あっという間に読み終わる。
今回は現地人との恋愛が大きく取り上げられている。現地人にあっという間になじみ打ち解け、勤勉で誠実な現地人からの求婚を断り帰国。気持ちは分かるような分からないような。これでよかったようなよくないような。所詮、日本人は旅行者でしかなく、旅行者としてしか接することはできないのか。ちょっと後味の悪さは残った。ただ、イスラム教について知ることができて、感じ方も変わったことはよかったと思う。