あらすじ
「私の運命のオトコが、なんでサル顔なわけ!?」。東南アジア最後の辺境ラオスで“旅人OL”が見つけた最愛の男は、サル顔の自然児だった。旅先でナンパされ、出会ったその日に告白されて……それでも本気でホレたから、“お持ち帰り”することに決めたのです! 運命? 勘違い? 不安材料てんこ盛り。笑いと涙のハチャメチャ恋愛亡命記!
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Posted by ブクログ
素敵〜♡♡読みながら、ドキドキしちゃった!シノアン、驚くほど純粋で嘘偽りがなくてるこさんを想う気持ちに感動しちゃいました!シノアンは自分のことをプアって言ってるけどプアじゃなくてピュア!お金がいくらあるかなんて関係ない、年が離れてることも、外国人なことも、そんなことを超えて、それまで出会うこともなかった2人が出会って恋に落ちる、それだけで奇跡のような気がする!そんな奇跡をどうか叶えてほしかったなぁ。
Posted by ブクログ
楽しくて、暖かくて、切なかった。
私も一人旅した大好きなラオス。この本を読んでから行っていれば変わってたかも。
いや、たかのさんだからこんなステキな旅ができるのかな。
Posted by ブクログ
素敵…
うっとりしてしまった。
この本はもちろん旅行記としても楽しめるのだけど、わたしはとても綺麗な恋愛小説を読む気持ちだった。
ラオスの人々は恋愛に奥手で、人前でいちゃつくなんてもってのほか、ほとんどの人が結婚するまで貞操を守るのだそうだ。日本もそういう国だったらいいのに。
見返りを求めず、だた純粋にたかのさんを愛そうとするシノヤンをみて、心が洗われた。
この恋、成就してほしいな。
あと、巻頭の写真がものすごい!!
ラオスにはこんなに幸せそうな顔をした人達が住んでいるんだ。
人を写した写真でこんなに衝撃を受けたのは初めてだ。
Posted by ブクログ
「ガンジス河でバタフライ」以来ですが、
やっぱり
たかのさんの旅行記は楽しい。
もっと負の部分を全開に出してる旅行記も面白いですが、
(さくら剛さんのような。苦笑)
たかのさんの本は本当に
ミラクルと笑顔とタフさと人を信じるパワーがたくさん。
今作はラオスの旅。
今作は恋愛のお話。
「アナタは、ちょっと、きれいデスから、
ボーイフレンド、イマス。
ですから、ワタシは、2番目のボーイフレンドに、
なりたいデス」
ちょっとキレイ??
ちょっとキレイ??!
笑いました。
笑いました。
だけど、
途中から、
一緒にドキドキして苦しくなって、
シノヤンの
純粋さに泣きたくなりました。
国も言葉も生活も文化も物価も何もかもが違う。
なのに、
その背中や手は初めて触れたときから
安心がつつむ。
大人になって、
他国の人と恋愛をすると
たくさんの壁があるのかもしれない。
でも、
それをシノヤンのジョウネツがぶっ壊してくれる。
夜風に吹かれながら、
バイクのうしろに乗っているあたりは
本当に想像できて
すごく素敵な感覚になれた。
果たして二人は幸せになれたんだろうか。
4年も前の作品。
気になって仕方ない。
シノヤンは今もモンキースマイルで
毎日を過ごせてるのかな。
読んでいて、
幸せな気分になれる一冊。
大好き!
Posted by ブクログ
『モロッコで断食』を読み、たかのてるこさんの話をもっともっと知りたくなって読んだ。
軸はラオスで出会ったラオス人の彼との恋愛なんだけど、北ラオスで出会ったお坊さんたちの話とか、英語学校のエピソードなんかも盛りだくさんで読んでて全く飽きなかったし、自分も一緒にその場に居るかのような感覚になった。
ラオスへ行くと英語ではコミュニケーションがとれないこともあるだろうし、そういうとき私だったら途方にくれて心細くさえ思ってしまうかもしれない。
しかし、たかのてるこさんは、身振り手振りで相手に伝え、自分もメッセージを受け取ろうとしている様子がありありと伝わってきた。
そういうのっていいなぁと。ボディランゲージってすごいな、と。ひしひしと感じた。
そんなリアルな旅日記だからこそ、ときどき登場する関西弁での会話にちょっとほっこりすることも。
楽しかった!
Posted by ブクログ
そんな、赤裸々につづらなくても・・。世界を行く銀座OL・たかのてるこが、ラオスで出会った運命の男との恋愛を、かざりっ気無く晒しまくっています。執筆当時、現在進行形だったこの恋愛を応援したくなりました。
Posted by ブクログ
おもしろくてサクサク読めた!実話でドラマチックな!ラオスならひとりでも行けそうだなー日本人が海外に簡単に行けることって幸せなんだなと改めて思った。今は行けないんだけどね
Posted by ブクログ
4冊目であるたかのさんの本。正直、また恋愛かーと思ってしまった。シノヤンはとても素敵な人だし、ラオスも魅力的に書かれていて訪れてみたくなったけれど、結局恋愛か…
本の中にも書かれていたけど、恋愛対象同士だからそうなってしまうのだろうか。
私は男女の友情は成立すると思うけど、お互いがそう思っていないと成り立たないものであることは確かだと思う。
と言いつつも、2人がその後どうなったのかがとても気になる!
たかのさんが作成したという旅番組を見てみたくなった。そして、当時から20年近く経ったラオスをこの目で見てみたいと思った。
Posted by ブクログ
一人で旅したラオスで、まさかの恋に落ちる。
ゆるゆるっとしたラオスの雰囲気と、切ない恋と、自由気ままな旅が綴られたエッセイは、読むだけで自分も旅をした気分。とっても楽しかったです。
海外へ行って現地の人と自由にコミュニケーションとって、こんな旅ができたらどんなに素敵だろうかと思うような旅でした。
事実は小説より奇なり、なんて言いますが、海外でこんな風に恋に落ちることもあるんですね。
でも相手のフィールドだと相手がより魅力的に見えるってことはありますよね。喉が渇いたと言ったら庭のココナッツを取ってくれるとか、ところどころ野性的で日本人には見られない一面も惹かれる要因かもしれないですね。
刊行されたのは10年以上も前なので、ラオスも今は随分変わっているのでしょうね。
巻頭には笑顔のラオス人たちの写真が載っていて、それを見ているだけでもこちらまで思わず笑顔になりそうなくらいの満面の笑み。いい国なんですね。
私たちは日本人であるというだけで海外へのビザ取得がすごく容易だったり、日本人に生まれたことで有利なことはたくさんあるんですね。
ラオスの人が日本へのビザを取ろうとした際のハードルの高さに正直ちょっとショックを受けました。せっかく海外に行ける国に生まれたんだから、広い世界を見てみたいな・・・とやっぱり旅がしたくなりました。
Posted by ブクログ
たかのてるこのラオス編ですねー、インドの次はラオス。これを読めば当時のラオスの良さが分かります。そして、紀行エッセイかと思いきや半分以上は恋愛モノと言う(笑)まぁ、ハッピーになること間違いなしですね。ラオスまた行きたくなりました。
Posted by ブクログ
一気に読めます。
恋愛色が強く、たかのさんの新たな一面が見れてニンマリです。
ラオスの人達の良さもものすごく伝わってきて、ラオスにいってみたいです。
この本で印象的だった文章が、
【恋愛】〜特定の異性に特別な感情を抱いて、二人だけで一緒にいたい、出来るなら合体したいという気持ちを持ちながら、それが、常にかなえられないで、ひどく心を苦しめる・(まれにかなえられて歓喜する)状態。/新明解国語辞典
まさしく!!
Posted by ブクログ
旅行記、というより恋愛小説のようだったが、展開が気になって一気に読んだ。ラオスは馴染みのない国だが、読み進むと人柄の良さに感動し、一人旅するならラオス・・・いいかも・・・と思った。
Posted by ブクログ
のんびりした農業国ラオス。
大きな町でも家はまばらなので、田舎っぽいのどかさが。おみやげ屋さんは笑っちゃうほど、しょぼい。
大きな店で売っている製品は、ほとんどタイ製。
労働に来ているのは、勤勉なベトナム人だったり。
5ヵ国と国境を接し、日本の本州ほどの土地に、五百数十万しか人口はいない。
ゆったり農業をして暮らしていて、跡を取るのは長女夫婦という母系社会。
お金はあまり持っていないが、ラオスの人々は底抜けに明るく、人なつこい。
食べ物はかなり美味しいらしくて、食事のシーンは楽しい。
昔の日本を思わせる、なぜか懐かしいようなラオスで出会った猿顔の若い男。
家族でただ一人大学に通っているというシノアン。
一生懸命話しかけてくる彼に、最初は好みではないと思ったのだが。
暖かく信頼できる人柄で、なぜかピッタリ波長が合う。
31歳で既に世界を股に掛けた旅行者たかのは、結婚まで考える恋に落ちてしまう。
どこでも笑いの渦を巻き起こす著者のオープンな性格が魅力。
開かれた雰囲気に彼も惹かれたというのはお目が高い?
書かれた当時、現在進行形だった恋愛が読みどころ。
しかしこの作者は前にも3回は恋に落ちていたよなー…
十年ぐらいの間にだけど。
そういう本が特に売れているのはまあ当然?
その後が気になって検索してしまいました。
Posted by ブクログ
たかのさんの本は面白い。
旅は好きだが1人旅(海外)できない私にはうらやましい旅をしていると思う。
今作はさらに旅先での恋!赤裸々な文面でかなりリアルに恋のドキドキを感じられます。
がんばれ!がんばれ!と応援しながら読んでました。
Posted by ブクログ
ほんとにこの人の旅は楽しそう。こんなけすぐに心を開けられるってすごいうらやましい。
写真がまたよくて、こんな顔をとれるてるこさんは素敵な人なんだろうなと思う。
シノヤンとはどうなったんだろ?すごい気になる。
Posted by ブクログ
ゆるゆるしたラオスの雰囲気が 伝わってくる。
自然の中で、育ったような猿顔の青年にであう。
はじめは なんだという 感じだったのだが、
家に連れて行かれ、家族の雰囲気にまったりとなる。
そして 上半身の身体が引き締まっていることに、
ぞっこんとなる。
そして 猿顔の猛烈なアタック。
純真だから、その積極性がすばらしい。
難攻不落のたかのてるこも陥落。
たった、1日の出来事であった。
でも、ラオス。
どうするべ。
というような話だった。
ちょっと、いいのかなと心配する。
Posted by ブクログ
友達から借りた本。
「ガンジス河でバタフライ」から、4作目となる著書。
作者の考え方の変化が出ていた本だと思う。
沢山の国を経験しているからか、その国自体の価値観や文化にあまり驚かなくなっている気がする。
今迄は旅行記という感じで、作者も純粋に色んな国を旅するのが好きな旅人だった。
でも、今回は旅人というよりも、外国の男性に恋をする女性になっていた。
その違いが楽しめた。
■心に残ったこと
「『日本人として生まれた』ということは、『世界を自由に旅するパスポートを手に入れた』も同然だったということ。」
Posted by ブクログ
時系列で読めなかったため「ダライラマ…」の冒頭部分の??が本書を読んでナルホドと繋がった。
今回の舞台はラオス、普通の生活を送っている人にはあまりなじみがない国だ。いわゆる途上国であるが、インドのように騙される事も少なそうであり、文中からまったりした空気感が伝わってくる。
日本を始め、現代の先進諸国といわれる国々が文明と引き替えに失ってしまった何かがココにはある。不自由であったり不便であったりする中で、人と人とは交流し助け合い生きていく。また、親子関係や近隣者との繋がり、男女関係において、人としての尊厳はこうした中で培われていく。
交流や繋がりをスマートフォンなどの「情報インフラ」に取って代わられている現代日本に違和感を感じるのはこうした部分ではないだろうか?
今更、今手にしている文明を手放す事は到底無理であり、何が便利で、何が大切か…本当のところはよくわからない。
Posted by ブクログ
冒頭部分から今までの作品よりも言葉遣いが乱暴というか汚い印象…
客引きを警戒する描写はこれまでにもありましたが、こんな言い方(書き方)しなくても…と思ってしまいました。
それさえ無ければなあ!
ラオスの人々ののんびりした人柄やシノヤンのピュアは心にはキュンキュンします。
ラオスの人が国を、家族をとても大事に想っていることもすごく伝わってくる。
それだけに「自分は仕事続けたいからどうにかして日本にきて!」と言うたかのさんにはう~ん…となってしまいました。
友人の「野生のモノは持って帰ってきたらアカン」に納得してしまった…
シノヤンの魅力はラオスで100%発揮されるんだと思う。
あと、たかのさんの写真はすごく好きなのでもう少しページを増やして欲しい!
2012/09/14-15
Posted by ブクログ
ガンジス河でバタフライ
サハラ砂漠の王子さま
モロッコでラマダーン
に続いて読んだのですが・・・
サハラ~モロッコで感じていたちょっと軽薄なんじゃ・・・?
という思いが強くなってしまった・・・
現地の人との交流はほんと微笑ましいんだけど、シノヤンとの恋が・・・
ほんとに好きな人にあんなに自分を押し付けれるものだろうか?
わたしだったらラオス語を勉強すると思うし、ラオスに移住することも考えると思う。
Posted by ブクログ
「31歳、会社員、旅行好き」。これだけで、読んだ当時のわたしはかなり親近感を持って読んでいた気がします。
ただ、わたしにはたかのさんのような社交性はないのだけれど。
今回は、海外での恋愛。これを赤裸々に書いてしまうところがたかのさんの魅力でもあると思います。
Posted by ブクログ
サハラ砂漠もモロッコも恋話があったけど、
これはオール恋話!!!
相変わらず生命力溢れる実話に
うらやましいやら感心しちゃうやらビックリしちゃうやら・・・だけど、
そういう話も好きだし前のにニ作品は泣けてしまったんだけど、
さすがに最初から最後までだとお腹いっぱいって感じかなぁ??
多分私はたかのさんの旅先での色んな人との出会いが好きだから、
物足りなかったんだと思われます。