あらすじ
「私の運命のオトコが、なんでサル顔なわけ!?」。東南アジア最後の辺境ラオスで“旅人OL”が見つけた最愛の男は、サル顔の自然児だった。旅先でナンパされ、出会ったその日に告白されて……それでも本気でホレたから、“お持ち帰り”することに決めたのです! 運命? 勘違い? 不安材料てんこ盛り。笑いと涙のハチャメチャ恋愛亡命記!
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Posted by ブクログ
素敵〜♡♡読みながら、ドキドキしちゃった!シノアン、驚くほど純粋で嘘偽りがなくてるこさんを想う気持ちに感動しちゃいました!シノアンは自分のことをプアって言ってるけどプアじゃなくてピュア!お金がいくらあるかなんて関係ない、年が離れてることも、外国人なことも、そんなことを超えて、それまで出会うこともなかった2人が出会って恋に落ちる、それだけで奇跡のような気がする!そんな奇跡をどうか叶えてほしかったなぁ。
Posted by ブクログ
4冊目であるたかのさんの本。正直、また恋愛かーと思ってしまった。シノヤンはとても素敵な人だし、ラオスも魅力的に書かれていて訪れてみたくなったけれど、結局恋愛か…
本の中にも書かれていたけど、恋愛対象同士だからそうなってしまうのだろうか。
私は男女の友情は成立すると思うけど、お互いがそう思っていないと成り立たないものであることは確かだと思う。
と言いつつも、2人がその後どうなったのかがとても気になる!
たかのさんが作成したという旅番組を見てみたくなった。そして、当時から20年近く経ったラオスをこの目で見てみたいと思った。
Posted by ブクログ
時系列で読めなかったため「ダライラマ…」の冒頭部分の??が本書を読んでナルホドと繋がった。
今回の舞台はラオス、普通の生活を送っている人にはあまりなじみがない国だ。いわゆる途上国であるが、インドのように騙される事も少なそうであり、文中からまったりした空気感が伝わってくる。
日本を始め、現代の先進諸国といわれる国々が文明と引き替えに失ってしまった何かがココにはある。不自由であったり不便であったりする中で、人と人とは交流し助け合い生きていく。また、親子関係や近隣者との繋がり、男女関係において、人としての尊厳はこうした中で培われていく。
交流や繋がりをスマートフォンなどの「情報インフラ」に取って代わられている現代日本に違和感を感じるのはこうした部分ではないだろうか?
今更、今手にしている文明を手放す事は到底無理であり、何が便利で、何が大切か…本当のところはよくわからない。
Posted by ブクログ
冒頭部分から今までの作品よりも言葉遣いが乱暴というか汚い印象…
客引きを警戒する描写はこれまでにもありましたが、こんな言い方(書き方)しなくても…と思ってしまいました。
それさえ無ければなあ!
ラオスの人々ののんびりした人柄やシノヤンのピュアは心にはキュンキュンします。
ラオスの人が国を、家族をとても大事に想っていることもすごく伝わってくる。
それだけに「自分は仕事続けたいからどうにかして日本にきて!」と言うたかのさんにはう~ん…となってしまいました。
友人の「野生のモノは持って帰ってきたらアカン」に納得してしまった…
シノヤンの魅力はラオスで100%発揮されるんだと思う。
あと、たかのさんの写真はすごく好きなのでもう少しページを増やして欲しい!
2012/09/14-15