たかのてるこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレずっと読みたいと思っていた本。
今更ながら読み始めるとどんどん引き込まれて、すごくおもしろかった!!
時に笑える話もあり、そして深く考えさせられる話もあり。
涙する場面もあった。
たかのさんが旅したこの当時より今のインドはものすごく発展して、きっとずいぶん変わったんだろう。
でもガンジス川はずっと変わらずこれからも大切な生活の一部。
それはとても素敵なことのような気がする。
『人は全てが永遠に続いていくと思っているが、実は自分自身も周りの人たちも少しずつ変わっている。』と作中でたかのさんは書いている。
永遠や不変など世界のどこなもなくて、明日が来るのが当たり前でもない。
毎日少しずつ変わっていき、そしていつか必ず終わりがくる。
わかってはいたけど、日々を大切に大切に噛み締めて生きていかなければと改めて感じた。
※旅行者のお腹を悩ませる国ランキング上位のインドで食べたいものを食べたい時に欲望のままに食べ、ガンジス川の水までも飲みまくったのに何ともないお腹を持っているたかのさんがとてもうらやましい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレラスト近くの文章より抜粋。
先のことは誰にもわからない。分かっているのは、私は一生、自分が自分であることから逃げることはできないということ。
ただ、この先どんなことが待ち受けていようと、自分の中に生まれるさまざまな感情を、そのときどきできちんと噛みしめたいとだけは思う。それが、どれだけ楽しくどれだけ苦しいことだとしても。
この大地に足をつけ、この目をしっかと見開いて、流れるままに進んでいこう。自分のことが分からないのであれば、分からないままに進めばいい。もしかしたら、自分のことなんて分かった気にならない方が幸せなのかもしれない。先のことが分からなければ分からないほど、私は自由でいられるから。
未来の私は、いつだって未知だ。 -
Posted by ブクログ
周りに遠慮ばかりして縮こまってて何の意味がある?自分は自分、好きなように生きればいーじゃん!広い世界に自分みたいなのがいたっていーじゃん!
上記は、我が道をいきすぎるジプシーとの交流から、たかのさんが導き出した答えのひとつ。会社を辞め日々悲嘆に暮れていた私は、この本に大変勇気をもらった。
たかのさんは、超人的なコミュニケーション力と行動力で旅先の人とすぐ打ち解けてしまう旅の申し子のような人だ。旅好きだけどシャイな自分とは全然違う世界観を持ってるのだと、この本を読むまでは思ってたし憧れてた。でもルーマニアに旅した当時のたかのさんはまだ会社員だったこともあり、やはり周りの視線が気になったり肩身の狭い思いをしていたようだ。それが、ジプシーとの出会いで吹っ切れたのだ。たかのさんの旅を擬似体験できたことで私もずいぶん楽になり、大げさかもしれないけど人生の転機のひとつになった本。
旅行記としても勿論読み応えがあり、一癖も二癖もあるジプシーたちに果敢に挑むたかのさんに感心したり笑ったり、読むのに忙しかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回は失恋によってダライ・ラマの言葉に出逢い、ダライ・ラマと面会するまでのチベット文化圏の旅を記した旅行記。
前回のラオスでのシノヤンとのその後が気になっていたので、お別れすることになってしまったのは残念だった。
でも、ダライ・ラマに突き動かされるたかのさんの今回の旅も、とても素敵だった。
まず、ラダックに住む人々の穏やかさや平穏な雰囲気が文章や写真から伝わってきて、まさに環境が人を作るのだと思った。
チベット仏教が根付いているからこそ、そこに住む人々も心穏やかになるのではないかと思う。
高地だから食べられるものも限られているけれど、それでも足るを知り、循環させて生きている彼らの豊かさが羨ましくも思えた。
チベット仏教の考えを知ることができ、ページを捲るたびに感心せずにはいられなかった。
・カルマ、因果応報。cause and effect
・この世に永久に変わらないものはない。impermanent
・両親の死自体を恐れているのではなく、自分が両親の死によって不安になることを恐れている。
・執着は苦痛をもたらす。執着せず、ただ大事にする。
・自分と世界中の人の幸せは繋がっている。
・感謝するだけでなく、行動に移す。
・幸せな人生を送るために必要なのは、物理的な発展と心の発展。
・不安なゴールを嘆くより、プロセスを楽しむ。
たかのさんとダライ・ラマの写真がとても素敵だった。
しかし肝心のチベット自治区では自由が制限されていて、ダライ・ラマの写真さえも飾ってはいけないなんて胸が詰まってしまう。チベットに関してもっと知りたいと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ郷に入っては郷に従えと、ラマダーンをするたかのさんはやっぱり強い。日没中は食事ができるとはいえ、日中は水も飲んではいけないなんて厳しすぎて、私にはできる自信がない。
でもたかのさんが経験したように、断食明けの食事の美味しさはきっとひとしおで、食べ物の有り難さを感じられる素晴らしい機会なんだと思う。
旅行記を読んでいると、毎回「旅は出会い」だと思わずにはいられないけれど、今回もまさに「旅は出会い」だった。
誠実で秀才なカリッドとの出会いが、たかのさんのモロッコ旅をより素晴らしいものにしている。
イスラムでは、人間はもともと弱い存在であることを前提にしている。だから酒を禁止したり、女性はベールを被ったりと、様々な戒律があるのだと理解できた。全ての規則には理由がある。
あとがきに旅のその後が書かれている。カリッドと一緒にはならなかったけれど、9年後に2人は再会を果たせていて、人の繋がりや絆を感じられた。
たかのさんの本は自分も旅をしている気分になれる。
でもやっぱり実際に自分の足で赴いて、自分の目で様々な景色を見てみたい。天国だと思うような景色も、実際に見てみたい。
イン・シャー・アッラー。全ては神の思し召し。とてもいい言葉。 -
Posted by ブクログ
ネタバレたかのさんの本は2冊目。今回もとても面白かった。読みやすいし、リズムが良くてスラスラ読むことができる。
リビドー・ウォーズの章は読んでいてなかなか辛かったけれど、最後に伏線回収というか、その場面も含めて旅の意味がうまく纏められていた。
旅は、人との出会いによって自分を見つめ直すことなんだと知った。
今回の旅は前回と違って、現地で出会った旅人と共に旅をしている期間が長い。スギやん、塚田くん、ミケルは本当に優しくて思いやりがある人たちで、この3人に出会えた著者は運がいい。
特に極寒の砂漠の夜でのミケルの優しさには痺れた。私も著者と同じように、あの状況でミケルのように勇敢な行動を取れる自信がない。
著者のように、"今しかできないこと"にワクワクしながら生きていきたいと思う。 -
Posted by ブクログ
てるこさん、若い!!まだ就職する前の若さ溢れる、何でも知りたがるエネルギッシュな若い女の子らしいてるこさんがいる。てるこさんは、何歳になってもエネルギッシュで相変わらずどこでも恋に落ちるけど、、。
カリッドの人生に私は関われないのが無性に寂しい、数年後に今頃何してるかな?って思い出すんだろうなぁ っててるこさんはカリッドと涙涙の別れの後にバスの中で考えるんだよね泣泣 なんでこんなに、寂しい別れを経験しなきゃいけないのに、旅に出るんだろう?って。日本にいたら幸せボケしそうだから、誰も私のことをしらない外国で一日一日を噛み締めたいみたいなことてるこさん言ってたな。
言葉があまり通じなくても、心が通じることって沢山あるんだなぁ。何故、日本人じゃなくて遠い国の人を好きになっちゃうんだろう?こんなに寂しい別れをしなきゃいけないのに。心が通じて、離れがたい存在になったから。
てるこさんの本は、日常に感じてるちょっとした物足りなさを言葉にしてくれてるから、そうだよなぁって感じることが沢山ある -
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ジプシー文化に触れられる
ジプシーというと盗みを働く良くない人々という偏見があったのですが、この本でジプシーの生き方や文化、日常生活を知ることができ、大変興味深かったです。衣装や家の中の写真もカラフルで見ていて楽しいです。ジプシーとコミュニケーションを取る筆者の勇気・積極性も凄いと思います。