藤山素心のレビュー一覧
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会社内にある、クリニックのお話。
会社内に、産業医さんがいるところは多くいると思うけれど、こんな風な診断まで下してくれるところはないんだろうなと。
仕事していると、色んな病気になると思いがちだけど、それは仕事をしているからじゃなくて、ただ生きているからなんだよね。
仕事をしていて、生活習慣が乱れたり、ストレスが荷重になったりはするのことはあるだろうけれどね。
そんなときに、こうして気軽に相談出来るところがあるとありがたいよなぁ。
それにしても、ミステリーとかで犯人やトリックとかを考えたりしたことはあるけれど、話の中での病名を当てることが出来るとは思わなかったな。
これも、サボりながらほぼ1日1ページも読んでいないこころ検定の勉強のおかげかななんて。
シリーズは結構続いているようです。
読んで勉強になるところもあるので、安い中で見つけたらまた読んでみようかなという感じでした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ内気な性格が原因でなかなか友達を作ることができない琉音。やっとできた友達も、クラスのリーダーの介入により距離が空いてしまう。焦った琉音は共通の趣味であるゲームで気を引こうとするが、探し当てたゲームはなんと、呪いのゲームだった。
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あまり見たことがないかなで文庫という児童書レーベル。ちょうど一年前ぐらいに出来た新しいレーベルのようだ。主に「転生したらスライムだった件」の小説を児童向けに出している様子。その中で一冊、ホラー小説が出ていたので購入。
内気な性格が災いして友人作りを苦手としていた琉音。席替えでたまたま隣になった陽夏とゲームのことで意気投合し、交流するように。放課後もゲームを一緒にするなど親睦を深めていった琉音と陽夏であるが、陽夏が塾に行くことになり、スマホを持たせてもらえるようになってから、徐々に話が合わなくなっていく。スマホを持っておらず、流行りものにも疎い琉音は陽夏と共通の趣味であるゲームで気を引くため、ほとんど知られていないコアなホラーゲームを探し当てる。
しかし、そのゲームは呪いがかけられたゲームであり、プレイした琉音と陽夏は「呪ワレ者」として、怪異に襲われてしまうのであった。 全体的に怖いシーンとギャグっぽいシーンが交互に出てきて面白い話だった。表紙を飾る4人が個性的で読んでいて飽きなかった。
あと、全員すごくいい子。事の発端は琉音が持ってきたゲームが原因で琉音と陽夏が呪われ、呪いの特性によって陽夏の友人である楓華が呪われ、そして更に楓華の友人である丞が呪われる。
互いに責めることがなく「○○の所為じゃないから大丈夫だ、それより事態の解決をできるように動くべきだ」というスタンス。こういう呪いが拡散していくタイプのホラー小説にしては全員が協力体制にあるというのは珍しい反応かなと思った。
大体が、巻き込んだ側が「お前のせいでこうなった」と罵られて孤立したりするイメージがある。協力するにしても最も近しい人間が協力してくれるだけで、全面協力というのは非常に珍しいのでは?おかげで、非常に前向きな気分で読むことができてよかった。
それぞれが呪いの伝播の原因となってしまった訳だが、怪異に襲われた時も襲われている友人を助けようと画策したり、呪いを解く方法を見つけ出すため自分たちの得意分野を駆使して立ち向かっていく。どれだけ追い詰められても、誰かを恨むことなく勇敢に立ち向かっていくのは素晴らしいの一言であった。
互いの知恵を絞りあって、無事呪いを退けた4人であったが、呪いの影響力は別方面にも及んでおり、無事解決したが、平和は長くは続かなそうだった。一度呪いをクリアした人間がもう一度呪いの影響を受けるとどうなるんだろう。もう一度同じ方法を試せばいいのか、それとも別の方法をまた探さなくてはいけないのか。もし後者だったらあまりに酷では……。思い返してみると割と強気で怪異に立ち向かっているので(ババサレに老害ババアと言い放ったりする)怪異の怖さより面白さが際立っていたと感じた一冊だったが、もう一度さらっと読み直してみると、結構怪異の強襲具合も目を見張るものがあった。怪異に相手側の事情なんか関係ないだろうが、もうちょっと容赦してあげてくれ……。 -
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シリーズ4作目。
前作では子育てをしながら働く社員に寄り添い、今作では女性特有の体調不良に寄り添う内容になっている。
奏巳は通勤途中の駅で体調不良者の現場に居合わせる。
森先生の言葉を胸に、普段は消極的な奏巳は思い切って救助を試みる。
体調不良者は自社の社員で、日頃から貧血で悩んでいたと言う。しかし、男性の医師であるクリニック課には抵抗があり、受診を避けていた。
その事実を知ったクリニック課のメンバーが考えた策とは・・・
奏巳がどんどん森先生にカスタマイズされていく様が面白いが、何より働く上で会社に「こんなことを理解してくれたら、働きやすいのに」って思うところを突いてくるのが、この作品の面白いところ。
1作目を読んだ時は、ちょっと失敗したかと思ったが、シリーズを重ねるに連れて面白くなって来る。
次作も期待しているので、安易な映像化だけは避けて欲しい。 -
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シリーズ2作目。
前作より、社内にクリニック課が周知され、忙しい日々を送る秦巳。
今作では心の病を主に描いている。
最初の章では、いつもは完璧な森課長がミスを連発してしまう。
そこには誰もが陥る「負の罠」が存在していて・・・
「負の罠」「予期不安」・・・自分でも思い当たることがたくさん出て来る。
でも、こうやって小説になるほど、意外とみんな同じように悩んでいるんだなぁ、と読んでいて、少しほっこりした。
ちょいちょい出て来る奏巳の「インパラ・センサー」の話はイラっとするけど、ラストに描かれる「考え上手さん」の章は森課長が社内向けに行う講座の様子を描いているが、普通に自己啓発本を読んでいるような内容で勉強にもなった。
今作で奏巳はクリニックの受付から「問診係」と言う仕事に変わっている。
「話され上手」の奏巳が3作目でどう変わっていくのか、少し楽しみになる内容だった。 -
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最近、やたらと多い総務系もの。
タイトルに「総務」と入れると売れるのか?
似たようなタイトルの作品がドラマ化して、あまり評価されてないけど、これもドラマ化前提なのか?ってくらい文章は拙い。
社員の健康を思い、社長肝いりで立ち上げた総務部クリニック課。医師の課長、薬剤師の課長、そして総務課から異動になった医療事務を担う女性社員。
3人がいかに会社の中にクリニック課を認知してもらうかまでを描いている。
ちなみに続編がすでに出ているので、今作ではそこまで社員の役には立っていない。
しかし、キャラの濃い人が多すぎ。
そして、トイレ事情の話が長すぎ。
主人公である奏巳のように、緊張するとトイレに行きたくなるのも分かるけど、その話だけでどれだけ引っ張る?って思ってしまったし、中盤まではキャラが濃すぎて、会話が全然頭に入って来ない。
せっかく医療的なことはきちんと描いているのに、何だか勿体ない気がした。
後半に登場する社長も、またキャラが濃いし・・・
いい話なのは十分分かる。
ヘルプチャットとか、本当に実現できる会社があれば、とてもいいこと。
登場人物もみんないい人。
だからこそ、もう少し話をすっきりさせて欲しい。
まとめて、2巻買ってしまったから、続きも読むけど、1冊しか買ってなかったら、今ドラマでやっている作品と同じように1冊目で挫折していたと思う。
2冊まとめて買ったことを、少し後悔・・・
こういう系の作者さん、プロットも雑だし、文章もグタグタだと思うのは私だけだろうか? -
Posted by ブクログ
ネタバレ続きを読みたいと思っていた作品だったので、続刊は本当に嬉しかったです。
ただ割と初期から関根ちゃんが色々抱え込んでいたので、これはまた大変なことになりそうとは予想ついていたけれども。
先生が度々イージーにイージーにと言い聞かせるのも分かる気がする。
自ら生きにくくしちゃうタイプだ、彼女。
栄養士の資格が欲しくて焦る関根ちゃん。
ただワーキングメモリには限界もある。
このワーキングメモリの話は例えの部分も含めて分かりやすくためになった。
普段できることができなくなった時は、体の悲鳴と捉えねばと強く誓った。
先生の弟が登場し、話はややこしいことに。
この彼を言い負かした(?)のが先生ではなく関根ちゃんだったのは少し意外だった。
だからだろうか、弟くんが関根ちゃんを狙うような状態に。
兄弟そろって関根ちゃん好きか。
変なところで兄弟らしさを見た気がする。
出てくる料理が簡単ながら美味しそうで(前回から引き続きのものも多いが)試したくなる。
多少誤字と縦書き数字の表記が気になったが(縦書きだが3日目、とアラビア数字表記)さくっと読めるお話。
やっぱりこういう診療所が欲しいなと思う。
普通の病院が取りこぼしてしまう患者さんに寄り添ってくれる、そんな診療所が。 -
ネタバレ 購入済み
イラストはいいと思う。
話のリズムが悪く、読んでてストレスを感じる方がいるかもしれません。イラストは可愛いと思うので、そこはよかったと思います。