藤山素心のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まさに現在2歳児を育てている身としては、あるあるだし、まじでこれ共感できるってことがいっぱいだった。
その対応の仕方もとても参考になるし、フィクションとはいえ現役の小児科ドクターが書いたということで、非常に説得力のある内容だと思った。
自分のこれまでの子供との関わり方を反省するとともに、完璧にできるかできないかは別として、これからはこう接していこうと考え直せるきっかけになった。
本当に身近にこんな保育園や、親身に相談できる場があったらいいな〜と思うが、現実はなかなか厳しい。
他にも違った内容の子育てあるあるネタでシリーズ化して欲しいと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこんな終末の場が存在していたら。。
そう思いながら読んでいた。
Make Your Wish。
そんな団体が存在していることは知っている。
それの大人版。
『理想だけではご飯を食べられないが、理想をなくして食べるご飯は美味しくない。』 273頁
介護の世界に飛び込む時は、ひとりひとりを尊重し、よりよく生きて欲しい。と願っていると思う。
しかし、忙殺される中で、いつしか、介護者は「目の前を通り過ぎる人」になってしまい、そこに感情はなくなってしまう。
それが嫌で、飛び出した主人公。
『とある国には「パラダイス・クロッシング」という童話があるという。
それは取り返しのつかない後悔の先には、必 -
Posted by ブクログ
ネタバレ理想だけではご飯を食べられないが、理想をなくして食べるご飯は美味しくない。
(夏陽の祖母の言葉)
介護福祉士として働く夏陽は、十年働いた在宅型有料老人ホームを退職した。入居者の死に際して、機械的で温かみのない看取りを繰り返す事に、心が折れてしまったのだ。
そんな時、過去に担当していた入居者からの手紙が届いたことをきっかけに、入居者の最後の願いを叶える特殊リゾート施設「楽園クロッシング」に転職することに。
藤山素心さん、「総務部クリニック課」シリーズから読み始めたので、ここまで重いテーマに踏み込んでくるとは思わなかった。
患者の気持を汲みとれば、つらい、悲しい、苦しい気持ももれなく受け