藤山素心のレビュー一覧

  • 江戸川西口あやかしクリニック 4【特典ペーパー付】

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    タイトルに秘められた・・・

    タイトルに引かれて読んでみましたが大正解でした。
    はじめは「あやかし」で何でおかしいのだろうと思っていましたが、普通の人は「あかしや」としか読めなかったんですね。
    このあたりからぐいぐいと引き寄せられていきました。
    これからの展開が楽しみです。

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    2022年06月13日
  • 江戸川西口あやかしクリニック6~幸せな時間~

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    大団円

    このシリーズ好きで今作もとても楽しみにしていました。あやかしさんと現在の社会状況を絡めた内容になっていて一気に読みました。現世も再構築できたらいいなぁと思っています。

    #ドキドキハラハラ #ハッピー

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    2021年05月16日
  • 江戸川西口あやかしクリニック5~ふたりの距離~

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    今作も期待通り

    あやかしさんと人間のやり取りがおもしろくいつもドキドキ楽しく読んでいます。
    今回は広目天、では次作は持国天?と期待してしまいます。江戸川町の感染症が終息したようにコロナも早く終息してほしいと切に願うこのごろです。

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    2020年09月09日
  • 江戸川西口あやかしクリニック2~アーバン百鬼夜行~

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    ⭐️江戸川西口あやかしクリニック2 アーバン百鬼夜行
     前作より七木田亜月のキャラが立っており面白い。河童の駒引き、医師会のしきたり、医療ネタのカウプ指数など今まで知らなかったことが多く、知的好奇心がかき立てられた。
    「子どもたちに大事なのは、自己評価を下げないことだから」などの名言もあれば、「仕事が先、先っ! 麻宮サキ!」などの脱力するギャグもあり、ギャップも面白い。亜月と天護先生の関係は少し前進か。

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    2025年11月02日
  • 旅立つ君におくる物語

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     入居者の最期の願いを叶えて、穏やかにこの世を去って行ける場所『楽園クロッシング』のような施設は理想だ。現実には難しいだろうが、ファンタジーと切り捨てられない。永木理央と夏陽の交流には涙、涙。介護士の実態、終末医療について深く考えた。

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    2025年10月26日
  • Dr.グレーゾーン

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    めっちゃおもしろかった!!!たしかにグレーゾーンだわ、でも真っ当で、心温まるしスカッとした!特に搾取子の先生のお話が特に刺さった。すこし凸凹のあるお医者さんの話もよかったなぁ。藤山先生の、文庫書き下ろしのみ、章間にも小話を挟んでくれる太っ腹さが大好き!

    p.257
    「キーワードは「今』なんですね」
    「それを最もよく表していたのが、にある詩でしょう」
    僕も知らなかった「一夜賢者の個」という、古い仏典
    ようやくバームクーヘンを口に放り込んだかと思うと、本橋はコーラで流し込むように飲み込んでしまった。
    「過ぎ去れることを追うことなかれ。いまだ来たらざることを念うことなかれ。過去、そはすでに捨てられ

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    2025年09月28日
  • はい、総務部クリニック課です。

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    内容が複雑ではないのでサクッと読めます。
    こんなに福利厚生が満載だったら大人気だろうな、という会社への改革の一端を担うクリニック課のお話です。会社にクリニックがあったら、プライバシーの問題は根深そうですが、便利ですよね。
    主人公は、脳内会議がかなり賑やかで面白いです。ですが、主人公の成長物語の部分よりも、身近な体調不良について取り上げられているので、そこが非常に参考になりました。

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    2025年09月26日
  • はい、総務部クリニック課です。 メンテナンスのお知らせ

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    No one gets left behind
    社員は1人も置き去りにしない。
    そんなふうに思っている社長がいるだろうか。
    いてほしい

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    2025年09月20日
  • 今夜も満月クリニックで

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    現実的には難しいけど、こんなクリニックやお医者さんがいたらいいなと思った。登場人物の悩み等共感できて、読みやすかった。

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    2025年09月10日
  • 今夜も満月クリニックで

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    体調管理、食事に気をつけることの大切さを改めて感じた。年齢を重ねるに連れていろいろな身体の不調もでてきて不安や心配になる。そんなとき満月クリニックの先生のように優しく患者の気持ちに寄り添ってくれる先生なら相談しやすくて不安も解消できるし、検査も通院も治療も前向きに頑張れるのだなと思った。読んでよかったと思える一冊でした。

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    2025年09月03日
  • Dr.グレーゾーン

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    2025/07/12予約1
    ネイビーのスーツで白衣を着ないドクター本橋と、同じく白衣もスクラブも着ない看護師の福留千麻莉が診療しているPMC。他の方のレビューにあるように伊良部先生とマユミちゃんをもう少し真面目にした感じ。タイトル通りグレーを選ばせてくれるドクター。同じ病態でも同じ治療法が適しているわけではなく人それぞれ。それを見抜き何に困ってますか?とはすごいな。ジャンル問わず幅広い知識があり穏やかな人生の成功者みたいな人なのに、過去に何があったのか興味津々。
    最初の中学校教師と糖尿病の母親のストーリー、このグレーな選択肢を暗に示してくれるドクターは、そうそういないだろうな。私も相談したい。

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    2025年08月30日
  • はい、総務部クリニック課です。 この凸凹な日常で

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    人間の誰もが持つ凹凸。よく取り上げられる文武両道の人だったり、凡人からするとまるでギフテッドなのだろうと思われる人達にも、必ず凹の部分があるのだ。そこを本人が受け入れ、飼い慣らし、また、周りも受け入れられる事が出来れば互いにのびのび生きる事ができるだろう。
    本作は子供がテーマの中心になってはいたが、超氷河期世代の私は…職探しに本作を重ねて考えた。年齢や学歴等の画一的無ものではなく、凹凸のある様々な人間をもっと上手く活かせないものかと思うのです。
    個人の輝きは、周りとの協調があってのもので、周りの輝きは、各個人との協調があってのものだと思うのです。
    コレを「運」としてしまうのは、悔しいけれど…

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    2025年08月28日
  • 今夜も満月クリニックで

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    初読みの作家さん。優しいお医者さん(赤崎さん)で、日没から夜だけやっていて、お金も良心的。
    経営成り立つの??アンティーク持ってっていいとか怪しくない?と実際あったら思うけど、
    赤崎さんと話がしたくなる。ボロボロになってたまたま満月クリニックを訪れた人々が良い方向に向かって進んでいくのは元気がもらえる。

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    2025年07月26日
  • Dr.グレーゾーン

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    このタイトルにこのジャケットで約280頁となれば軽めでスイスイ読めるだろうと思っていました。それでも、「グレーゾーン」という語から発達障害を持つ医師を勝手にイメージしていたので、センシティブな話ではあるのかなと。

    そうしたら、そっちのグレーゾーンではなくて、医師が患者に提示する治療方法というのか解決方法がグレーゾーンそのものでした。

    毒親の介護に絶望したり、不祥事を起こした家族のせいで体を壊したり、「死ぬ」あるいは「殺す」ことしか考えられなくなっている人を目の前にして贈る言葉。

    本橋先生は素晴らしい人だけど、コーラは飲み過ぎじゃないですか(笑)。

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    2025年07月04日
  • Dr.グレーゾーン

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    患者の願いは
    非常識
    医者の答えは
    想定外

    ワケありな人生を
    診てくれる
    小さな診療所の物語
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    最近仕事で余裕がなく、
    落ち着いて読書ができないから、
    短編なら読めるかもと思い手に取りました。

    錦糸町の雑居ビルの一室にあるPMC。
    紹介制で一見さんはお断り。

    訪れる患者さんは様々な悩みを抱えている。

    別人になれたら…
    寿命が延びれば…
    あいつが死んでくれれば…

    完全にフィクションかと言われると、
    ありそうかも、という話ばかり。

    人は見た目じゃわか

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    2025年06月29日
  • 旅立つ君におくる物語

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    最高の看送り。送られる側としてはやって欲しいが、そのスタッフや関係者はやはり中々辛いものはあると思う。旅立ったあとの心が。

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    2025年06月26日
  • 今夜も満月クリニックで

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    大好きな作家さんである藤山素心さんの最新作!
    夜から明け方まで開く、
    ちょっと変わったクリニックを舞台にした物語。
    各短編の登場人物に寄り添って、
    そっと支えてくれるようなクリニックでした!
    こんなクリニックがあったらいいなと思う

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    2025年05月16日
  • はい、総務部クリニック課です。

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    奏己さんの心の声というか頭の中の声が面白くて、くすっと笑いながら読みました。どんな症状にも真っ直ぐ真剣に向き合ってくれる森先生と人の心の機微に敏感でフォローが上手な眞田先生の姿勢や言葉たちが、社会人としてしっかり仕事をしないと思っている私の肩の力をふっと抜いてくれました。奏己さんの慎重さや想像力の豊かさが周りの人達と環境によって魅力として外に出されるようになっていくところがすごく素敵な世界だと思いました。終盤の無理に変わる努力は必要なのかという部分にも考えさせられました。働く人の病院に行くまでではないような悩みも医学的に教えてもらえて勉強にもなります。

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    2025年04月21日
  • 今夜も満月クリニックで

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    すごく良かった。読んでいて優しい気持ちになるし、健康のことについて勉強にもなった。出てくる人たちがみんな優しくて温かくて、自分の心も穏やかになった。読み終わったあと、肩の力が抜けて自然体でいられるような小説だった。
    身体の健康のこととか病気のこと、気になるけれどどこから情報を仕入れれば良いのか分からないし、難しくて途中で考えるのをやめてしまうことが多いけれど、お話の中で分かりやすく、それでいて程よい分量の情報をもらえて頭の中にスッと入ってきた。

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    2025年04月21日
  • はい、総務部クリニック課です。

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    星4.5。医療現場の知識を手軽に習得出来て良い感じです。
    主人公と脇役の関係性も比較的さっぱりしているのではないでしょうか!
    医療の技術も日毎に進歩していて、技術を通して日常生活を表現するのに、大して違和感無く創作出来る段階にまで登り詰めたのではないでしょうか⁉️
    続きが楽しみです‼️

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    2025年03月25日