吉田篤弘のレビュー一覧

  • それでも世界は回っている 2

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    章ごとに出てくる人物のイラストにわくわく。
    装丁の終列車がかわいい。

    この続きの3はすでに読んだはずなのに、続きが思い出せない(笑)。
    そう、おとぎ話は何度読んでもいいもの。
    また、3を読み返そうっと。

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    2024年05月28日
  • おやすみ、東京

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    東京の午前一時から始まる、12の連作短編のような長編小説。

    本屋さんをウロついている時になんだか気になって手にとった1冊でした。

    偶然が少しずつ重なって、たくさんの人たちが絡み合っていく不思議なストーリーなんだけど、東京の午前一時っていう真夜中が舞台だからなのか、時間の流れがゆっくり感じられて、とても心地良かったです。

    バー「M」のコークハイ、飲んでみたいなぁ。

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    2024年05月25日
  • それでも世界は回っている 1

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    3を読んだあとに、1を。

    おとぎ話のような心地よい空間にいざなわれて、物語は進んでいく。著者の独特のスタイル。

    さて、余韻を楽しみにして、2に続く。
    ちょっと疲れたときの癒しとしてとっておく(キープ)。

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    2024年05月21日
  • 『罪と罰』を読まない

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    読書会の発言に4人の作家それぞれの性格が現れていて面白かった。
    読書会に参加するなら違う性格のタイプの人達とすると面白そうだと勝手に妄想してました。

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    2024年05月11日
  • 鯨オーケストラ

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    楽団の団長を務める中年男性の

    過去との決別と再生がテーマの話であったと思いますが……

    主人公の中年の男性が高校生のころ

    地元の映画館のモギリをしてた
    当時、中年と思われる女性の
    絵画モデルをしていてですね
    (その女性は映画館の看板も描いていた)

    何十年か経って

    その絵を探すクダリがあるんですけど。

    個人的には

    魅せられる系のストーリー性

    ちょっと欠ける部分が多くて

    風景や街の特徴などは脳内に浮かぶ文章なものの

    琴線を大きく揺さぶるヒューマン描写は、あまりなかった印象です。

    作者がデザイン会社を経営してるようですし

    オサレなアーティストたちの

    中年になった憂い的な話なんで

    ほんっと人ごと感、半っぱないし

    ラブカの後に海洋生物つながりで手に取った本ですから

    ラブカと比べて

    どうしてもハードルが高くなってしまい。


    登場人物にも

    あまり感情移入できなくて

    良い人たちだなあと思いはするんだけども笑

    感情移入できたのは

    主人公の多々さんに会いたいという想いのみだった。

    あ

    アテも会いたいわ多々さん的な笑

    自称

    自分で物事を決めて進めたことのない主人公が

    絵画のモデルを務めたことで思い出す人物である

    映画館のモギリけん画家の多々さん

    主人公の子供の頃から街の映画館でモギリしてた多々さんという女性

    こういう雰囲気の女性なら

    過去にいたような気がするし。


    多々さんの描く人物画は驚くほど正確で機密なものだったらしく

    高校生の主人公が多々さんのアパートで絵のモデルをやった経緯と描写のクダリあって

    何もセンセーショナルなことは起こらず

    個人的には登場人物の生い立ち

    取り巻く環境から別世界で

    とは言え

    別世界で地元に残った仲間たちは下町風情で暖かく

    ホッコリしないこともないドラマでした。

    芸大モチーフふんだんな要素ある物語で

    登場人物は35歳から85歳まで(多々さんとか)

    なかなか高めの年齢設定だった。

    苦ではない小説。

    正欲とか教団Xとか私の男は苦な小説だから

    苦な上にイライラも併発するし。

    あくまで個人的には。


    苦ではない小説だけど

    ふっと涙腺崩壊する場面もないし

    楽団、スパイ、海獣、モチーフが

    ちょっとラブカと被りすぎていた印象あってですね


    感受性のリアクタンスを感じたというか………

    男性と女性の性質の差異もあるのかなと。

    差別ではなくて差異はどうしてもあると思うんですよ。

    いくら多様性と言われても。

    性質の差異はあるわけですから。

    切りかえモードが自律神経のようにうまく動かない時もある。

    時を変えて再チャレンジしたらハマる場合もある

    そういうノビシロはじゅうぶん、ある小説でした。

    とってもオシャレなブックカバーに文体だったので作者の方も優しくオシャレなのだと思いました。








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    2024年04月05日
  • それでも世界は回っている 3

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    シリーズ物だが初読み。
    著者らしいおとぎ話の様な世界観が広がる。
    夢の中で見たような、子どもの頃に体験したようなそんな不思議な空間に包まれてお話は進む。

    早速、シリーズ1,2を読んでみよう。

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    2024年04月02日
  • それでも世界は回っている 1

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    なんか、最後までぼや〜っとした物語でした。
    伏線のようでそうでないのか?
    余韻が残り過ぎると言うか…
    それでも地球は回ってる…

    それでも地球は回ってる2を読んで、少し印象が変わりました

    やっぱり世界観が良いなぁ

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    2024年03月30日
  • おやすみ、東京

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    真夜中の東京の一角にスポットライトを照らしたような、何者でもない人々の偶像劇。穏やかでどこか優しげな午前1時の物語がゆっくりと心に染み渡った。

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    2024年02月23日
  • 鯨オーケストラ

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    久しぶりの吉田篤弘さんの作品。
    でもこれ、三部作の三作目だったとは。

    それでも相変わらず静かな空気感と真似したくなるような生活感が心地よい。
    ラジオは良く聞く方ではあるが、深夜のラジオも聴いてみたくなる。あと、美術館も行ってみたくなる。

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    2024年02月16日
  • 天使も怪物も眠る夜

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    著者があとがきの最後に書いているように「正体不明な未来ガジェットが頻出し、決して読みやすいお話ではなかった」けど、シリーズ最後にしてい海と山の争いがうまくおさまり、気持ちよく読み終えることができました。

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    2024年01月30日
  • 流星シネマ

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    もともとこの著者の月とコーヒーが好きで追っかけて読み始めた。最初はなかなか流れに乗れず、読むのがゆっくりになり、そんな自分の読むテンポがいやでなかなか読み進められなかったけど、後半いきなり流れてきた!たぶん、話の内容と一緒で、中身も流れ繋がって行ったんやと思う。最後の方はほぼ一気に読んだ。結果面白かった。鯨も追いかけて、人がどんどん繋がって悩みで解決して、幸せになっていく。
    しかも、珍しく私の頭の中の映像はセピア色の映像が勝手に構築されてて、それがなんだかノスタルジックで話の内容と合ってた。是非読まれるは、セピア色の世界を思い浮かべながら読んで欲しい。

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    2024年01月29日
  • 鯨オーケストラ

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    シリーズ三作目となり、繰り返し登場する人たちに親近感が湧いてきました。前二作程ではないですが、何処か非現実で、透明感のある雰囲気。目に見えない音色のような文章たちです。覚えておきたい言葉が沢山出てきました。

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    2024年01月21日
  • 鯨オーケストラ

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    タイトルに惹かれて借りました。
    あまり読んでないのですが、吉田さんの文章は優しいですよね。
    登場人物がみんな優しい。
    優し過ぎて私の中に入ってこない感じがして手が出なかったんです。
    それに全部集めたくなっちゃうから。
    相反するんです。わけわからんけど。

    1枚の絵によって世界が引き寄せられる。素敵です。

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    2023年12月05日
  • 台所のラジオ

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     はじめは「つかみどころのない本だな」と思いながら一編、二編、と読んでいたが、だんだんとゆるい繋がりが見えてきたり、通底する基調音のようなものが聞こえてきたりして、読み終わる頃には「不思議と印象深い本だったな」に感想が変わっていた。
     短編の中のある人物が、ひところ映画館のレイトショーに通う日々を過ごすのだが、「夜の時間くらいは現実の時間よりも自分の腹時計に従って行動したい」という思いから、映画の上映時間に関係なく見たい時に入って出たい時に出るという通い方をしていた。そのためか、その時代に何年も毎晩欠かさず見た映画はまるで夢の断片のように、ストーリーをなさない他人の人生として自分の中に刻まれている、というような語りがあった。
     この本を読んだ体験がまさに、私にとっては「夢の断片のように刻まれている」だ。あとがきには吉田篤弘さんが「始まりの天使」という言葉を使って、「この短編集では起承転結の起承くらいまでしか書いていない」というようなことを書いている。結末をはっきりさせないという小説手法自体は別に珍しいものでもないし、ひとつひとつのお話を切り離して「特にこれが私の人生を変えるほどの衝撃が」ということはなかったが、全体を通して、なんとも忘れ難い夢の旅だったと感じる。すごいな。

     以下、備忘メモ。
    ・紙カツと黒ソース→食べたい第一位。
    ・目薬と棒パン→「すべてのひとを笑顔にできるのは旨いものだけだ」。
    ・さくらと海苔巻き→食べたい第三位。「誰かより速く走りたいとおもわない」。
    ・油揚げと架空旅行→読書は旅。毎日同じものを食べる。
    ・明日、世界が終わるとしたら→そんなに美味しいビフテキなら背中に手を当てられて誘われたい。
    ・マリオ・コーヒー年代記→司書で自転車乗りでオーケストラ。
    ・毛玉姫→黒光りするソース焼きそばは食べたい第二位。
    ・夜間押ボタン式信号機→子羊のロースト、食べてみたい。
    ・〈十時軒〉のアリス→「三十年を消した」。
    ・いつか、宙返りするまで→亀は時間の重さ。モモ?
    ・シュロの休息→名探偵って現実にいないもんね。
    ・最終回の彼女→〈女優洗浄機〉の発明。
    ・あとがき 天使の声が聴こえてくるラジオ→天使は「おや?」と思うと舞い降りて見守り、変化の兆しを見ると去っていく。

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    2023年11月12日
  • 中庭のオレンジ

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    この作家さんの作品の世界観好きだなあ。
    10頁ちょっとの短いお話なのに、別の世界に連れて行ってくれる感じがする。
    柔らかな雰囲気のせいか、読んでいると穏やかな気持ちにさせられる。
    これは夜に読むべき作品かも。
    眼鏡を失くした二人のやり取りや夢の中でカウントされる羊の言い分がユニークで好き。

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    2023年11月08日
  • 台所のラジオ

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    ゆるゆる短編集。読書時間が取れない時にちょうどいい長さかもしれません。
    個人的には短編より長編の物語が好きなので、一気読みというよりは隙間時間にちょっとずつ読みました。ドラマ性はほぼなし。でもこのファンタジーっぽい独特の雰囲気こそが吉田作品の魅力だと思います。

    食べたいなと思ったのはダントツで紙カツでした。紙カツなるものを本作で初めて知ったのですが、調べたら普通にメジャーな料理だったんですね。トンカツほど重たくなさそうで良いなと思いました。
    あと気になったのはビフテキとミルクコーヒー。
    美味しそうって思う基準も、美味しいって思う基準も人それぞれだけど、吉田作品で描かれる食べものは私の美味しそうって感覚にかなりヒットしてくれます。
    ただ自分がラジオを聞く習慣が全くないため、どの作品にも出没する“台所のラジオ”に関してはあまり存在意義を見出だせませんでした。ひたすら食べ物ばかりを追ってた12編です。

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    2023年10月21日
  • 中庭のオレンジ

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    寝る前に読む短編シリーズ。
    よくわからない、、で終わった話が何個かあった。けどあとがきを読むとそれも納得してしまう。

    ・物語はいつも途中から始まって途中で終わる。
    ・大人になって余計な知識がつくと何か答えや終わりを探してしまう。けどそんなものはなく、そこにあるのは理屈を超えた「たのしい」「ふしぎ」「こわい」「かなしい」である。

    その通りで、本をたくさん読むようになって、何かを得ようとしたり求めてしまって読んでる自分がいた。何かを求めるばかりではなく、ただなんとなくドキドキワクワクする気持ちになりたくて、たくさんの物語を読む、でいいんだよなと思わせてくれた。

    吉田さんの「あとがき」いつも感慨深いな、、、

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    2023年10月08日
  • 『罪と罰』を読まない

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    4よりの★3
    取り組みが面白いです(笑)
    友達と読む前に読書会してみたいと思うので、ございます。
    他の古典でやってみたいです。
    今年は重厚な本を読み続けてるので、年末に『白痴』や『悪霊』で友達と試してみたいです。

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    2023年09月24日
  • それでも世界は回っている 2

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    違う世界に連れていってくれる。
    世界の捉え方、時間の流れの捉え方が壮大。
    わたしの人生ってせまいな笑

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    2023年08月03日
  • 流星シネマ

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    ネタバレ

    吉田篤弘さんの本,という本。アキヤマ君の話はつらかったけど,つらくなく終わるのが有難い。
    続きがあるようで読まねば。一つ目のお話から読めて良かった。

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    2023年07月31日