矢部太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
漫画だった。
それもコメディアンの。
いきなり体験でモンゴル人との共同生活から始まる。
なんだかのどか。ほのぼの。
話題はどんどん変わる。どうやら彼は「もらう」ことが多いらしい。
冷蔵庫やら炊飯器やら絨毯やら柿やら生きた魚やら、、、
テーマが見えてくる。タイトルは「プレゼントでできている」。
人はもらったりあげたりすることで生きている。
いや、もらうことすら、ある意味あげることでもあるのかもしれない。
くれる相手の気持ちを満足させる。こちらも与えている。
先日読んだ本にもつながる。
一人では生きられないのだ。
モンゴルの絨毯(1)
モンゴルの絨毯(2)
モンゴルの絨毯(3)
鹿の角
香川の鳥 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ(2024.11再読)
ブックカフェで読んだけど駆け足だったので、じっくりと再読。
・プレゼントはお金では買えないもの(物自体は買えるものであっても)
・形のないプレゼントもある(優しさなど)
・思い出もついてくる
・もらうと返したくなる
・迷惑なプレゼントもある
・めぐってめぐりめぐって別の人へのプレゼントになることも(鹿の角がラジオのネタになりパーソナリティの心を慰める)
・プレゼントは捨てにくい
『プレゼントでできている』というタイトルには納得。誰かからのプレゼントに囲まれて生活している。ハンカチとか、人からもらったものだけでもう一生過ごせてしまいそうな気もする。たぶん、気持ちもそうな