認知症専門のお医者さんが認知症についてわかりやすく書いた本。
今まで知らなかったこと、知らないということすら知らなかったことが書いてあって、大変勉強になりました。
目次から拾っていくと…
・「知らん」「聞いとらん」ということが増える
・実の子は、目が曇りがち
・「ボケても大丈夫」で、あとあとラクになる
・今まで通りを求めない
・料理は「作らない」のではなく「作れなくなる」
・何度も同じ話…怒ってもいいんです
・わからないことを、試さないで
・親の「プライド」を、子どもが判断しない
・もっともつらい時期は、2年で終わります
・周辺症状は、薬で抑えられる
介護者が一人で大変を抱え込むと、被介護者だって幸せではない。
介護者だって笑って暮らせるように、助けてもらえるところは助けてもらいながら、認知症と付き合っていかねばならない。
そのために介護保険制度ができたのだから。
と、いうことなのだと思います。
しかしまず、病院に連れていくのが難しい。
そんな時は”昭和を生きてきたお年寄りというのは、どうも権威に弱いんです(笑)。なので、「市役所から検診のお知らせが来たから、ちょっと行こう」なんて言うと、「ほんなら、行こか」とわりに素直に聞いてくれます。”
なるほど。( ..)φメモメモ
あと、若い頃から社交性に欠けている母に、デイサービスは無理じゃないかとの懸念があったのですが
”でも、ここは躊躇しないでほしいのです。デイに行くことは、ご家族のためでもありますが、何より、患者さんのためだからです。デイに行って多くの方と接すると、ほどよい刺激を受けますから、身体も頭も家にいるよりずっとシャッキリします。気分転換にもなりますから、行けば行ったで、わりに楽しんで帰ってくる患者さんも多いものです。(中略)ですから、ご家族としては、「本人のため」、と思って、心を鬼にしてデイに送り出してください。”
ひとりで悶々とどうしようと悩むよりは、まず動き出そうと思わせてくれる本でした。
カバーの折返しにはこう書いてあります。
”事前に知っていれば、だいたいのことは何とかなるもんです。”
なるほど。( ..)φメモメモ