矢部太郎のレビュー一覧
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ネタバレ教え子の中学生が、お父さんに買ってもらった本らしい。童話探偵のブルースが、正義の反対は悪ではなく、もう一つの正義、をコンセプトに、勧善懲悪の寓話として読まれがちな様々な童話を、別の正義の物語として読み直していく物語。
文学のような解釈学を勉強していると、そもそも作品の違った解釈を考える意味は何なのかと問われることは多い。童話の世界で「悪役」とされるキャラクターたちにも、それなりの事情があったのではないか、と想像することで、「現代に生きる解釈」=教訓を見つけるというのが、とても分かりやすくてよかった。
個人的に面白かったのが、それまでブルースの読み解きを聞くだけだった助手のシナモンが、最後の読 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「生きていれば、大勢の人との出会いがある。気の合わない人もいるし、傷つけられることもある。まずはそれを知っておくことだ。そして心の中で『自分には、この人が知らないすてきなところがたくさんある』とつぶやこう。そうすれば、人になにを言われようが不思議と気にならなくなるものだよ」
「正義の反対は、もうひとつの正義なんだよ」
「これからは、世界中の人とコミュニケーションをとり、どんどん自分の世界をひろげていける時代だ。見た目なんかで人を判断していると、取りのこされるのは自分自身。大切なのは、その人の本質を見極める力!それを身につけるべし!」
「人は、しあわせになるために生きていると言っても過言で -
Posted by ブクログ
家族もの、続くなぁ。
意図して選んでたわけじゃないんだけど。
お父さんが絵本作家さんで、ということをプロフィールで知ってから、何となく想像してた....以上の「ザ アーティスト」な父だった(笑)。
これはドラマになっちゃうかもねぇ。
家族のことを扱った作品は沢山出ているけど、どれを読んでも『家族って不思議だなぁ』とつくづく思う。
父さんと母さん、特に喧嘩もせず季節行事や時々みんなで旅行したりして、ごく一般的な家族です。
って、いわゆるステレオタイプな家族像を当たり前のものとして較べたりするけど...他人同士が同じ空間に永年暮らしてその形に見えるのなら、それは当たり前の事じゃな