矢部太郎のレビュー一覧

  • Mo Story 子猫のモー

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    文房具や食器などのキャラクターグッズになっていたら、ぜひとも欲しい!そんな可愛らしい子猫のモーのお話です。

    笑う光を探す冒険にひとり繰り出す子猫のモー。
    途中で出会う動物たちは、色んな形でモーの冒険を応援する。
    フクロウじいさんやヤマガラ夫婦は旅に必要なものをくれたり、キタリスはあいさつの仕方を教えてくれたり、アライグマは美味しい料理をご馳走してくれたり。

    星の輝く夜、朝露の煌めく朝、緑が揺れる昼。豊かな色の森を想像させられる、素敵な絵本でした。
    エピローグの、モーが家に帰った時にお母さんにぎゅっと抱きしめられている時の表情が好き。
    安心しきって無になっている顔が、かわいい。

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    2024年05月13日
  • 10歳からの 考える力が育つ20の物語 童話探偵ブルースの「ちょっとちがう」読み解き方

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    ネタバレ

    いつも主人公の目線でしかみていなかったから、こういうふうにもみえるんだと、驚きました‼️
    三匹の子豚も子豚目線から見るとオオカミは悪者に見えるかもしれないけど、オオカミにもなにか子豚を襲う事情があったのかもしれない。そう考えると童話はいろいろな目線から見えるおもしろい話なのかもしれない…そのことに気づかされる話でした。

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    2024年04月27日
  • プレゼントでできている

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    すぐ読み終わってしまいました。
    あまりかんがえずサラサラと読みすすめられ
    それでいて ほぐれる感じ。
    ゆるいタッチの あたたかな絵で 
    著者の日常や 今までの経験など
    時々シニカルだったり さみしかったり 笑えたり。
    「感動モノ!」「泣けるでしょ?」という感じがなく
    ほどよく 力が抜けて とても読みやすかったです。

    昔のテレビの話だったり
    身内のお話があったり 
    著者やその周辺のコトを知らないとわからない部分もありますが そんなに気になりません。

    おくりものにまつわる いろんなおはなし。

    著者の 真面目な人柄が伝わってきますし
    とっても良い本です。

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    2024年04月18日
  • ぼくのお父さん

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    カラテカ矢部太郎がマンガ形式で描くお父さんについて。

    今でいう発達障害っぽいお父さんながら、父子共に愛情溢れててほのぼのとした感じだった。

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    2024年04月15日
  • プレゼントでできている

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    ネタバレ

    『大家さんと僕』の矢部太郎さんのコミックエッセイ

    プレゼントを通して今までに出会った人との関わりや自分自身について振り返っています。
    家族や友人、お仕事を通して出会ったモンゴルやアフリカの人たち。

    時間を経て思い出すことで初めてわかる
    プレゼントの意味、当時の自分、有り難さや恥ずかしさ。

    頂くばかりで申し訳ないと思ったこと
    自分はいいと思った贈り物が独りよがりだったと気づいたこと
    もらったはいいけど使いこなせない貴重なもの

    読んでいて自分にも心当たりがあるなと感じることがたくさんありました。

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    2024年04月07日
  • マンガ ぼけ日和

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    ネタバレ

    「大家さんと僕」からの大ファン
    認知症と言う難しい問題に
    優しい絵とアドバイスでほんわかさせてくれる
    怒りっぽくなったり、物取られ妄想が出たりの
    どうしてそうなるかを知っておくと対応が全然違って来ると思う

    『食事が摂れない状態が続くと
    モルヒネ様物質が放出されて
    ふわふわと心地よく
    苦しさも
    不安も
    恐ろしさも
    感じなくなります
    食事が摂れなくなるのは
    生命に与えられた
    最後の安らぎなのです

    ただ見守るだけというのは
    つらいことです
    でもただ見守ることが
    思いやりなのかもしれません』

    この言葉に救われます
    私も延命治療はせず、ふわふわと心地よく
    旅立ちたいです

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    2024年03月13日
  • マンガ ぼけ日和

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    知っていることで、気持ちに余裕が生まれることはとても理解できる。認知症の家族との付き合い方の入門書として最適だった。

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    2024年01月20日
  • 10歳からの 考える力が育つ20の物語 童話探偵ブルースの「ちょっとちがう」読み解き方

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    違う角度から見た考え方。相手のことを考えられる本だと思う。昔話しを題材にしておりスポットに当てられなかった人物の背景、気持ち、思いをしっかりと考えており今後生きる上で必要な考える力を育む本でした!

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    2024年01月01日
  • マンガ ぼけ日和

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    認知症関連の本も何冊か読んだけど、この本もいい。
    薄くて、しかも漫画だけど、大切なポイントが書かれていると思う。介護に今縁がない人も読んでおくと良い。

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    2023年12月18日
  • マンガ ぼけ日和

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    ほのぼのした。認知症のことを怖がっていたけど(介護する側になるのも、介護される側になるのも)、認知症の流れがよくわかって安心できた。ほどほどに。死も怖かったけど、これも大丈夫そうだ。また読みたい。

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    2023年12月13日
  • マンガ ぼけ日和

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    介護は身近な問題なので、マンガのように穏やかに事が進むといいなと思った。認知症患者の胸のうちや困った時の対処法が分かりやすかった。

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    2023年11月22日
  • マンガ ぼけ日和

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    矢部さんの描くおじいちゃんおばあちゃんは、可愛らしい。全編ほっこりしながら読んだ。

    私はまだ身内の介護を経験したことがない。この先経験することになったら、まずはじめにこの本を読み直したい。
    モノを盗られたと思う気持ち、お家に帰ろうとする気持ち、何かが見える気持ち、いろんな気持ちに寄り添うちょっとしたアドバイスをしてくれる。看取りの考え方も。
    とても優しいホンダ。

    20231030
    先日、母親がそんなことで?ということで腹をたてていた。あれは予兆なのかな?と気になっている。


    2読め。
    すこしぼんやりしがちな母にきつくあたってしまう。母の老に対して、認めたくないからだろうと思う。ちゃんと寄

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    2024年04月02日
  • マンガ ぼけ日和

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    ネタバレ

    「食事が摂れない状態が続くとモルヒネ様物質が放出されてふわふわと心地よく苦しさも不安も恐ろしさも感じなくなります 食事が摂れなくなるのは生命に与えられた最後の安らぎなのです 死を通して死んでいく者があたりまえの生を見せることそして残された者がそれを受け止めて自らの人生の糧とすることみんなあたりまえのことなのです」涙が止まらなくなりました。読んでよかったです。こんな素敵なマンガを出していただきありがとうございました。

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    2023年10月28日
  • ボケ日和―わが家に認知症がやって来た!どうする?どうなる?

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    介護者の気持ちに寄り添って書かれた本でした。
    手が出せないなら口も出すな。でも金は出して。
    これはなるほどと納得。
    春夏はほのぼのと面白く読める。
    秋は少し真面目に考えちゃう。
    冬、最後の章はやっぱり笑えないけど、すごく勉強になった。状況により病院で看取ることも、自宅や施設で看取ることもあるだろうけど、病院の場合、がん以外では延命措置をせざるを得ないとは知らなかった。生命体として終わりが来たのならば、自然に任せるべきだと、今のうちに胸に刻んでおこう。

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    2023年07月08日
  • 10歳からの 考える力が育つ20の物語 童話探偵ブルースの「ちょっとちがう」読み解き方

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     放送作家の石原健次さんという方が書かれた本です。以前、極楽とんぼの加藤浩次さんが「正義の反対は相手の正義」と仰ってたのをきっかけに、物事を色々な角度から考える力が育つよう執筆されたそうです。

     1話ごとに童話を取り上げ、読み解き、現代に活かす新解釈を見つける童話探偵が主人公です。
     
     『北風と太陽』を現代に活かす新解釈
    「自信と過信の境目を見誤らないように、
     つねに冷静に自分の実力を見極めるべし!」

     『梨売りと仙人』
    「人は目の前の一部分だけを見て、どちらが正しいか、
     正しくないかを決めてしまうことがある。
     しかし、だれもが日々、いろんな出来事を積み重ねて、今がある。
     目の前

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    2023年03月05日
  • ぼくのお父さん

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    どこまでもあったかい家族
    ひなたぼっこのように、ふんわりと読みました

    やわらかい発想 どこまでも少年のお父さん
    でも自分のお父さんがこんなだったらどうだろう
    う~ん
    やはりお母さんが素敵すぎるのでしょう
    そして 矢部太郎さんがあるのですね

    「大家さんと僕」も良かったです

    ≪ あの景色 思い出すんだ お父さん ≫

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    2023年01月22日
  • ぼくのお父さん

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    「大家さんと僕」のファンで、こちらも読んでみた。
    同じくほっこり笑える心温まるエピソードばかり。
    おそらく筆者が幼児期の頃なので美化されたり脚色されたりしている部分もあるとは思うが、マイペースかつユニークなお父さんで、こんなお父さんがいたら少し恥ずかしくも楽しかったんだろうなあというのがひしひしと伝わってくる。
    最後のノートの部分はなくてもよかったな〜というのが正直なところ。
    親目線になると途端によくある育児話になってしまい、なんだかもったいなかった。

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    2022年10月21日
  • 10歳からの 考える力が育つ20の物語 童話探偵ブルースの「ちょっとちがう」読み解き方

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    昔から誰もが慣れ親しんだ童話やむかし話。その寓意について、ほんとうにそうなのか?と切り込む一冊。

    とても1話が短く、短時間でサクッと読めた。小学校低学年でも楽しく読める工夫が随所にみられる。挿し絵も多いし、難しい単語は出てこない。

    多面的な視点を持つことで新たに見えてくるものがあるのは、童話などに関わらず物語全般にいえること。人と違う自分だけの解釈を見つける楽しみを教えてくれる良書。

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    2022年09月18日
  • 10歳からの 考える力が育つ20の物語 童話探偵ブルースの「ちょっとちがう」読み解き方

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    「正義の相手も正義」この考え方は、うちの子どもたちも持っていてほしい。みんな考え方や価値観は違う、ということを理解しているだけで、他の人たちとの関係の築き方が格段に変わってくると思う。とはいえ、この本を読んで、うちの子どもたちの中では、誰に響くかなぁ。読書が苦手な6年生の長男は、オーディブルで聞いたら理解できるかも。4年生の長女は読めても、そこから読み解く理解力がまだ足りないかも… 10歳である4年生の読書好きの人たちにお勧めします。

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    2022年09月07日
  • ボケ日和―わが家に認知症がやって来た!どうする?どうなる?

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    読みやすい。
    認知症の入門書としては最適。
    私的には
    「生命体として食事が摂れない、死が近い」という言葉が心に残りました。
    死ぬことは当たり前のことです。
    もう一つは「相手の話に関心を持って聞く」ということ。
    適当に話を合わせるのではなく、相手と同じ目線に立って話を聞く。いつもいつもだと適当になってしまうけど、心して、と思いました。

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    2022年08月23日