(株)OJTソリューションズのレビュー一覧
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ネタバレトヨタの問題解決
「問題がない」が最大の問題。もっと〜できないかと考え続ける。
問題とはあるべき姿と現状のギャップ
問題を明確にする→現状を把握する→目標を設定する→真因を考え抜く→対策計画を立てる→対策を実施する→効果を確認する→成果を定着させる
「問題」は数字でとらえる。思いでとらえない。
「真因」はなぜを5回繰り返してたどり着く。その5回を逆にさかのぼってだからでつなぐことができれば真因。例えば、営業成績が悪い→なぜ→商品知識がない、商品知識がい→だから→営業成績が悪い。
「真因」は自分たちで問題解決が図れるかという視点も大事。お客が悪いとかの視点ではない。
対策実行は期限を -
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オーディオブックにて視聴完了。
トヨタといえば、カイゼンやなぜなぜ、カンバン方式などなど、製造業のみならず情報通信業にも多大な影響を及ぼしている文字通り日本を代表する企業である。
そこの人員は一体どういった仕事の基礎をたたき込まれているのか?というのは実に気になるところである。
本書はOJTソリューションズという、トヨタOBが立ち上げたトヨタ式の現場改善を提供する会社の著書で有り、トヨタの人材育成を行っている部署ではない点は注意が必要かもしれない。
(当初期待していた)体系的な仕事の基本と言うよりも、トヨタが大事にしているカイゼンの土台となるなる考え方を色々な角度から述べているという印 -
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トヨタの研修制度やOJTのことが語られているのではないかと期待して手に取った。
研修(OffJT)のことはほとんどなく、OJTの仕組みについても序盤に少し語られている程度。(というか正確には、ひとつひとつの研修が、OffなのかOnなのかは、十分厳密には読み取れない)
とはいえ、階層別研修(現場の二段階上のアドバイザーが担当する)という仕組みなど、教育制度として参考になる部分も少なくなかった。
研修と昇進とが明確に関連づけられていて、リーダーに求められる能力として「二つの知識(仕事の知識と、職責の知識)」「三つの技能(教える技能、人を使う技能、カイゼンする技能)」とまとめられていることにも感 -
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「生産性を上げるために、トヨタがしていること」についての本。単に効率を上げ利益を追求するだけでなく、人を育てる仕組みを作ることが一つの軸になっているのが良いなと思った(それも結局は利益につながるから、だけど)。
トヨタは大企業すぎるし業種も違うしそのままは活かせないことも多い。そして部下と上司、管理する側される側っていう考え方も、製造業ではまだまだ有りなんだろうけどそれ以外の業種には当てはまらないのかもしれない。でも、「人を責めるな、仕組みを責めろ」っていう考え方は好きだ。
ものすごい新たな発見はそんなに無かった、でも、まだまだ出来てないことばっかり。出来ることからチャレンジしていこう。 -
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ネタバレ■片付けのムダは作業のムダ、作業のムダは効率のムダ
十分な成果を出せていない職場ほど片付けがされていない。
1.スペースの無駄
2.時間の無駄
3.間違える無駄
4.とりにいく無駄
スペースにしろ時間にしろ、無駄なもの=有効活用が出来る余地がある。
(言い換えれば、使えるのに"使えてない")
■片付けは「雑務」ではなく「仕事そのもの」
トヨタには「何事も5Sから」という考え方がある
・整理(Seiri)
・整頓(Seiton)
・清掃(Seisou)
・清潔(Seiketsu)
・しつけ(Shitsuke)
仕事とは別物、という捉え方ではなく"仕事 -
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一、仕事の成果は「段取り」で決まる
•段取りはhowではなくwhy
•計画と同時に問題点をあぶり出す
ニ、「七つのムダ」を取り除くことから始める
1 手持ちのムダ 2 加工のムダ 3 在庫のムダ 4 動作のムダ 5 運搬のムダ 6 作りすぎのムダ 7 不良・手直しのムダ
三、仕事にかかろ「時間」を短縮する
•仕事を内:その時その人しかできない、外:その前後や他の人でもできる、に分ける。
•自分の仕事をなくすることを考える
四、段取りの「質」を上げるコツ
•結果だけでなくプロセスをチェックする
•再発防止から未然防止へ
五、確実に実行するためのコミュニケーション術
•バッドニュース・ファースト
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Posted by ブクログ
・期限ギリギリまで着手しない
・大部屋方式で情報を全員で共有する
・時間がかかる仕事からとりかかる
・フォーマットを皆で共有する
・なるべく外段取り(準備)に回す
・1、2個上の職制から自分の仕事を俯瞰する
段取り上手な人は、「仕事に着手するのが早い」というイメージがあるかもしれません。
しかし、それでは納期を守ることはできますが、
最新の情報を取り込んで品質を上げることはできません。
本当に成果を出す人は、デッドラインが決まったら、
「いかに締め切りに近いタイミングで着手するか」と考えて段取りを組みます。
・ムダをなくす+仕事の付加価値を高める
・スピードを上げる+ベストタイミングで -
Posted by ブクログ
OJTソリューションズの本を読むのは「トヨタの片付け」依頼だが、やはり「トヨタ」の名前を出されると気になる。実際、本書には、トヨタ流のノウハウが盛り込まれているし、なるほどと思うことも多い。ただ、「片付け」に比べると、「失敗」の内容はやや抽象的で、読者が自分なりに咀嚼して自分の状況に応用しないと使えない分だけ、即効性には劣る気がする。それでも、大きな失敗をしないよう、小さなトラブルの段階で問題を認知し、それを徹底的に分析・検討することで、短期的な利益を損ねてでも長期的な視野で対応するという基本的考え方を十分汲み取ることができれば、そして、それを自分の仕事に当てはめて考えることができれば、大変有
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2つ上の視点で考える。そうすると、3~5年後の目標を立て、大きな目標をもつことができたり、上司の問題意識や仕事を依頼する背景が見えてくる。
もっとできないか?を口癖にする。今のやり方はGoodであってもGreat、Bestではない。もっと楽にできない?減らせない?コスト下げれない?など。
整理=いるものといらいないものを分け、いらないものは捨てること
整頓=必要なものを必要なときに必要なだけ取り出せる状態にすること
横着になる。面倒に感じるものは、何かしら改善の余地があるもの。
失敗をノートに記す。失敗を伝えてくれたら仕組みを責め、人には感謝する気持ちで。これによって事前の一策、事後の