あらすじ
「キレイがゴールじゃない。片づけは『成果を出す』ためのビジネスツールだ」
トヨタの生産現場で勤続40年以上の元トヨタマンたちは全員、口を揃えて言います。
日本のものづくりの最高峰を担ってきたトヨタでは、「片づけ」を何よりも大切にしています。しかし、トヨタの片づけは、単なる「清潔にする」「きれいにする」といった次元のものではありません。トヨタマンたちは、「片づけ」という行為そのものが仕事のパフォーマンスを上げ、成果を生み出し、ひいては会社の売り上げを押し上げる、そこまでのツールだと断言します。
日本トップ企業の現場が培ってきた知見を「片づけ」というテーマに凝縮し、わかりやすい図やイラストとともに紹介。
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チェック項目7箇所。トヨタの片づけとは……ムダがなくなり、効率が上がり、売上が上がる、片づけは、あなたの仕事や職場を変える「ビジネスツール」なのです。【整理のルールは正しいのか?】・正しい整理のルール:モノが少なくなり整理ができる(いるもの、いらないもの)・誤った整理のルール:モノが減らず整理ができない(とりあえず残すもの、いらないもの)。人を責めるな、「しくみ」を責めろ。「使わないもの」「使えないもの」を明らかにする。モノの「住所」を決めなさい。人によって「キレイ」は違う、だから点検を! 片づけを習慣化させるリーダーとは:1.徹底して「しつけ」る 2.できない理由を改善する 3.リーダーが率先してやる 4.現場で指導する。
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元々整理整頓が好きで、休みの日は朝から晩まで整理整頓ができる性格。
片付けをすることによる業務への影響を学べました。すぐに実践出来ることが多いので是非読んでみてください。
会社の本棚にも置かせていただきました。
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今日必要な資料以外は出さない
いつどのくらい必要か
いるいらないの判断基準
人を責めずに仕組みを作れ
古いものをためないために二列にする
発注点を作り、見える化する。
メールもちゃんと期限をきめる
ものの置き場は人の動き
使う頻度で置き場をきめる
毎日使うものは個人管理。それ以下はシェア
区画線を決める
定位置を明示する
どこに戻せばいいか明確にするのも大事。姿起き
原理原則をつける
効果を実感すること。体感するとやるようになる
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[図解]トヨタの片づけ (中経出版) 2013/11/10
出来ていない所は何かを探すつもりで読むと良い
2016年6月3日記述
トヨタ自動車につとめたベテランが在籍する
コンサル会社OJTソリューションズによる本。
本書は5Sに関して解説した本だ。
同名の本よりも図解があり理解も助けられるだろう。
自分の職場や自宅において全く5Sが存在しないという人はたぶんいないだろう。
ただどこまで徹底的にやっているか、その差を見せつけられた思いがする。
本書内の取り上げている内容で出来ているものもあるだろう。
出来ていない所は何かを探すつもりで読むと良い。
参考になった点を記載しておく。
発注点を定めなさい。
線をひきなさい(その中に戻すようにする)
先入れ先だしの徹底(先入れ後出しだといらないもの、古いものが残り続ける)
使えないもの、使わないものに赤札をはっていく
書類の整理出来ているかどうかの基準は10秒以内に
目当ての書類が取り出せるかどうか。
一年間使わなかった名刺は即刻処分
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私自身清掃が苦手な部分があるので、5Sを含め個人的に参考になりそうなノウハウを得られて参考になった。
ここで得たスキルは職場や現場での清掃指導に役立てられそうだ。
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何回も読み返して(読み返させて)、少しづつ実践していくにはちょうどよいボリューム感。実際には現場において、状況を判断し、知恵を使って応用することがとても大切であることも教えやすい。複数冊を使って、グループ分けした従業員に配り、どこまでやったかできたか、校歌の実感はもてたかなどの比較をオープンで行いながら教育指導していくのもひとつの手だろう。当然その中から、自社固有だが組織で共有すべき優れた工夫や知恵が少なからず出てくるだろう。いずれにしても、中長期的な視点で取り組むことが、5Sを成果として実感させる最良の方法だろう。
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片付け(プライベート)と、思考の片付けに繋げられると思い購入。
図解のためにスラスラ読めるし理解が容易。
書かれていることをシンプル。いくつか提案、改善したいことがあるので、オフィスに活用したい。
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様々な片付け本の要素が詰まっている本だった。トヨタの育て方にも通づるものがたくさんありました。片付けの基本なので、新入社員は必読だと感じました。
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仕事中に片付けをしていたら、怒られましたけど。仕事じゃない、と。そのときにこの本があれば、対抗できたかもしれません。ただ、ムダと騒ぐ割に、文:縦書、図版:横書きなので、視点移動が大変です。こういうのは、ムダと認識できないのでしょうか。
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分かりやすくて、読みやすい。
ただ、この本でも断捨離やトキメキの片付けでも、とかく普段使わないモノはすぐ捨てるよう書かれてるけど、その通り捨てたら先日めっちゃ困る事態になったわ。もう少し後先考えた方がいいかも(笑)
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・トヨタの片づけ
「無駄」が「利益」に変わる。
自分の手の届く範囲に何がどこにあるのか把握する。
時間、ミス。スペースの無駄を省ける。
「人を責めるな、仕組みを責めろ」
最近これに似た言葉をよく聞く。
他人のミスもまわりまわれば自責にだってできるはず。
百聞は一見に如かず
百見は一考に如かず
百考は一行に如かず
百行は一果に如かず
できるリーダーはやれやれ言わない。叱らない。
桃太郎になれ。
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整理収納アドバイザーの資格の勉強中にテキスト内で紹介されており、読んでみた。
整理収納の方法については強引な印象は受けたが、「職場」の整理収納に特化している点は参考になりそう。
「区画線」(物の置き場を決め、それを明示する線)や「姿置」(物の置き場に、物の形状や名称を書いたテープ等を貼る)は、共有スペースを整理収納する機会があればやってみたい。
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図解付きで読みやすい、
シンプルに整理整頓しようと思った。
ただ整理された項目が多く、全体像がつかみにくいと感じた。
整理整頓により効率があがる、
仕組みで解決する考え方、やり方を記した本。
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■5S
整理→いるもの、いらないものをわけ、いらないものは捨てる!
→→判断基準が決まっていることが大事!
整頓→必要なものを、必要な時に、必要なだけ取り出せる
→→なにが、いつ、どのくらい、を定める!
清掃
清潔
しつけ
→★トヨタ関係の人は仕事の打ち合わせでよく5Sと言っている。最初わからなかった。。
■今日必要なもの、以外はデスクの上に出さない
→今日使うのは積まれた資料の中のほんの一部
■置きっ放しの書類のほとんどは捨てても問題無し
■小さな無駄の積み重ねが大きな無駄になる
■判断基準の話
あるトヨタのディーラーに
タイヤがパンクしたお客が飛び込んできた
取り替えられるタイヤの在庫がなかった
→ディーラーの社員は、展示車のタイヤを外して交換した
→お客はそこまでやってくれるとは、た驚きと感動を持った
→タイヤが外れている展示車の事情を聞いてディーラーのファンになる人もでてきて、人気店となった
◉「お客様を最優先に考える」という判断基準があったからこそできた対応
ものの放置は、身の回りの物への意識の欠落から生じる
→◉耳がいたい
■いつか使うものに対しては、「いつまでに使う期限を設ける
→期限を過ぎたら自動的に処分する
■陰の部分を外から見えやすすれば、ものはたまりにくくなる
→カーテンの仕切りや、壁際など人目につくようにする
→→◉見える化
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1.自分が身の回りをきれいにしている理由は3つ
①事務所のデスクは自分にとっての脳内なので、常に整理されている状況を作っていたい。
②片付いていないと仕事にやる気が出てこない
③お客さんから机が見えるので、汚くできない
これ以外にも何か理由があれば知りたい。
2.トヨタでは、「5s」を目標に掲げ、常に身の回りが整理している環境を作り上げています。なぜ片付けに対してそこまで意識を置くのか、図解にしているため、すぐに読み切ることができます。片付けができない人は、仕事ができないも同然というみられ方をされます。実際、仕事の生産性が上がっていくことも証明されており、非常に重要な位置づけとされています。
3.自分が考えている理由とそこまで大差はないと思ったので、新しい発見はありませんでした。ただ、1つだけ実践していこうと思ったのは、「他人が見ても30秒でわかるデスクを作ることです。綺麗の基準は自分ではなく、あくまでも他人になるため、そこのところを間違えないようにしていきたい。
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仕事場を「5S」ルールに仕組みで整理整頓していく手順を図解した本。
「問題を認識して共有すること」も「我が事化(ひとりひとりが主体的になる)すること」も「視える化」であったり「3M」のベースを徹底することで解決していこうというアプローチのが切れ味良くていい。
とは言え、現実の現場は、この本で紹介されているような簡略化された世界ではないとも思う。
Posted by ブクログ
会社のように不特定多数の人が片付けをしなければならないとき、どのように整頓しておくとよいかのアイデアが沢山あった。
今の会社は、何がどこにあるかよくわからないこともよくあるので、新しく入ったきた社員も迷わず使えるような仕組みはとても良いと思う
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必要なもの以外をデスクに出していると、今日やるべきことに専念してできなくなり、集中できないことがあります。また今日、必要なもの以外はデスクの上に出さないように心掛けていこうと思いました。
書類を探している時間はムダであり、この時間を減らすこのが業務の効率を上げることにつながるとあり、
書類整理を心掛けていこうと思います。
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元本である『トヨタの片づけ』の図解版。
図解の方は、文章がかなり割愛され、その分図表にまとめられており、視覚的にわかりやすくなってます。
内容はほぼ同一であり、元本を読んでいる私には得るものはありませんでしたが、どちらも読んでない人は図解版で十分かもしれません。
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15分くらいで読めるさらっとした内容。
書いてあることは、思い切りがよく、なるほどと思ったが、組織論的なところも多くあったので、一個人で全て実践できる内容ではない。
片付いていると気持ちが良いという感情論に終始せず、どういうメリットがあるか書いてあったのが良かった。
・散らかっていることは、時間とスペースを無駄にするし、機会も失っているかもしれない。
・片付けは業務の合間にやるのではなく、業務そのもの。
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トヨタの生産方式をオフィスや身の回りの片付けに応用した本。実践可能な具体例を通してトヨタの生産方式についての理解が深まった。新しい発見はあまりなかったが、試してみようと思えるものは見つかったので読んで良かった。
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図解 トヨタの片づけ
【目的】
机の上がとても乱雑で仕事をしていても落ち着かない。不要なものを捨てようとしてファイリングなどは必要だから持っているので空間が空かない。
捨てるとか一旦置いて整理することはどういうことか初心に帰るために読む。
【気づき】
5S活動は聞いたことはあっても実践をしたことがなくもちろん概念も知らなかった。
整理、整頓、清掃、清潔、しつけ
どれをとっても耳が痛い言葉だ。
職場を見渡しても5Sが出来ていない。製造現場という認識も働いている人にはないと今まで思っていたけど図らずも再認識してしまった。
まずは、超整理法のやり方で書類を机の上から無くす。次に時系列で1年以上使っていないものを捨てる。ここまでが整理。そしてストレスフリーになるよう使うものを整理配置する。これが整頓。一日の帰りに5分間片付けの習慣をつける。ここまでの流れを維持できるように自分のルーチンワークのチェックリストを作る。
まずは、頑張ってここまでできるようにして個人で有用と判断できるものからチームにフィードバックしていこう。
【おわりに】
片付けは永遠の課題だ。意外に超整理法のやり方は自分にフィットしたけどまぁそれでもゴミは溜まっていく。確実に一日一善運動も展開する。