加藤元のレビュー一覧
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最初1/3くらいは、「あ、ちょっと失敗だった??」って思うけど読み進めたらちゃんとおもしろくなった。
「好き」ってなんだろ??
他人が変わることを望むな。自分が変えられるのは自分だけ。
を、なるべく意識して生きるようにしてる私には、「恋人だから」とかいう理由で、相手を「変える」なんなら「変えてあげる」という思想が、どうにも……受け入れられないというか、気にくわないというか。
なので、神崎を「好き」になった人々が、自分の尺度で彼を「より良い(と、本人は信じている)」方向に変えようと働きかける様が、腹立たしい。どっちかというと、神埼に共感してしまった。
まぁ、でも結婚も考えてるような彼氏がフ -
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加藤元さんの小説を読むのは『本日は、どうされました?』に引き続き2作目です。
今作は「ごめん(謝罪)」に関する短編集で、かつ登場人物が少しずつ繋がっている形式(連作短編集)です。
個人的に読み取ったテーマはこんな感じです。
・家族
・夫婦
・恋愛
・職場の人間関係
・近隣住民との人間関係
・ハラスメント
・男女差別(無理解)
テーマを拾ってみて改めて納得しますが、20歳以上推奨の作品ですね。子どもだからわからない、ってことはないと思いますが、「大人になってみると分かる、このしんどさ」という感じです。
謝罪が生まれる環境というものは、必然的に人と人が交わるところ、ということになりますが、こ -
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あ~うなぎが食べたい!
表紙のうなぎが美味しそう。
とある一人の男に縁深い、五人の女たちが集う『まつむら』。
人生の決断を迫られた彼女たちのそばにはいつもうなぎがあった。
(裏表紙より)
うなぎを最後に食べたのはいつだろう?
特売していたスーパーの蒲焼きが最後かな。
ここ数年はうなぎ屋の暖簾をくぐったことがないような気がする。
値段もうなぎ登り、どことなく敷居が高いので、私にとってはやはり特別な日に食べるご馳走。
お店によりタレの甘さやしょっぱさ、
焼くのか、蒸してから焼くのか、
職人さんの腕など、様々が混ざりあい、蓋を開けたときの香りや口に頬張ったときの感激が違う。
まあまあだねとなる -
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ネタバレ短編7編の構成のこの作品。表題作も
面白かったですが、「腐ったたぬき」の
意外な話の流れからのそっちかいっ!
って展開や「いれずみお断り」の
獣医さんと刺青を入れた老人との関係や
娘さんとのラストなんかも時に
そうすることも正解だななんて思いました。
「鍵は開いた」の話の展開が
ちょっと好きかも。ただ全体的に
登場する夫や父がまぁだらしないというか
とんでもない男性陣ばかりで読んでて
こっちが申し訳なく思っちゃうくらい
ダメダメな男性陣でした・・・・
加藤元さんの作品は初読みだったので
他の作品の男性陣も基本的には
こんな感じなんだろうか・・・
とにもかくにもさらっと読める短編集でした。