カスタード

カスタード

小説・文芸
759円 (税込)

3pt

【きっと見つかる、大切なもの。
――実業之日本社文庫GROWからあなたへ。】


誰もが抱える「後悔」を
奇跡で救う不思議なお弁当屋。

人生に迷ったら、ここへおいで。
ここは、あなたのための場所。

――あなたの「後悔」はなんですか?


街の片隅に佇むお弁当屋。店名は誰も知らない。
やって来るのは、心の底に厄介な「後悔」を抱えた人々。
記憶の中のトゲが抜けず日々を無為に過ごす女性、母を疎ましく思いながらもその存在に縛られる青年、捨て猫にトラウマがある女子高生……。
客に差し出されるささやかな奇跡がそっと心を救って――。
人生の迷子に寄り添う感動作。ラスト、タイトルの意味を知り落涙!

優しさを紡ぐ名手・加藤 元の真骨頂!
切なさが心に沁みる珠玉の5編は、
悔いも迷いも乗り越えて、前に進む勇気を与えてくれるはず!

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カスタード のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ビオレタとカスタードと間違えて書いてもうたあー。これねビオレタなのよ。 書きたい事は、読み終わったけど、菫さんが出会いと引っ張り出してくれた事とで、2人しかいない職場で理不尽な事ばかりされて、仕事を覚えたいのに、ゆとり世代とか鼻で笑われてとか、見ていて腹立った。でもよくよく考えたら自分が可愛い弱い彼氏にしていた事と同じだったというなんともしがたい話です。年上のとりあえずの新しい彼氏がそんなボロい人間は教育も出来ないポンコツで、悩む必要全く無いと断言してくれた=凄く良く分かる、実際世の中居るし消えない数だし

    0
    2024年02月19日

    Posted by ブクログ

    ポイントが貯まったら
    一人一人に違うおまけをくれる
    不思議なお弁当屋の物語。

    そのおまけがお客さんの
    「取り返したい物」を気付かせ
    その為に1歩進む手助けをしてくれる。

    ラストは、そのおまけを提案した
    「カスタードの娘」自身にも
    おまけが与えられる、優しくて
    暖かい世界観だと思いました。

    読みやすい文体で
    他の作品も読んでみたいと思いました!

    0
    2024年08月18日

    Posted by ブクログ

    外装も内装もケーキ屋さんを思わせるお弁当屋さん。
    店員は強面なおじさんとちょっと無愛想な娘さん。
    そのお店のポイントカードが貯まると飲み物1本とおまけが貰えます。
    そのおまけはその人にとっての苦い思い出や悲しみを乗り越えるための一歩をくれる。
    ちょっと不思議なお弁当屋さんがもたらす心がほっと暖かくなるお話でした。
    ラストよかったなー(*ˊ˘ˋ*)

    0
    2024年03月08日

    Posted by ブクログ

    お弁当屋さんと後悔を抱える常連さん達の連作短編集

    収録は5編
    ・おにぎり二個さん
    ・からあげさん
    ・のり弁お嬢さん
    ・タクシーさん
    ・Custard


    友達との別離を後悔している女性
    母親の気遣いを煩わしく思っている男性
    捨て猫にトラウマがある女子高生
    奇妙なお客さんを乗せたタクシー運転手
    亡くなった母親を思う女性


    安くて美味しいというお弁当屋
    強面のおじいさんがやっていたが、最近は無愛想な娘が店の表に立つようになった
    常連は、いつの間にかポイントカードで飲み物と「おまけ」を渡される
    懐かしいお菓子、メッセージカード、キャットフード等
    特にもらって嬉しいものではないが、なぜかその品が常連の後悔の解消のきっかけとなる

    ケーキ屋のような外観をしたお弁当屋
    元は和菓子屋だったとかケーキ屋だったが、三角関係の愛憎のもつれの末に血なまぐさい事件があったらしい


    ハートフル系という前評判は知っていたけど、3編まではそんなでもなかった
    でも、4編目で「ん?」と思い、ラストの話まで読むと「なるほど」と頷ける
    お弁当やさんの家族にはそんな過去があったとは


    ケーキ屋の居抜きのような外観でお弁当やをやっている理由や、お客さんからは印象の薄い店名など
    確かにハートフルなお話だった

    0
    2023年05月25日

    Posted by ブクログ

    なんとなく親との関係が上手くいってない人のお話ち。心のどこかに引っかかっていたものが「おまけ」の力で解決される。

    イシザカさんはどうなってしまったのかなぁ。

    0
    2022年12月16日

    Posted by ブクログ

    このお弁当屋ではポイントカードを貯めきると「おまけ」が貰える。駄菓子だったり、母の日のメッセージカードだったり、キャットフードだったり
    人によってはゴミになるような「おまけ」だけど
    それによって今まで抱えてきた後悔や悩みから救われる人もいる。そんなお話。

    0
    2022年10月26日

    Posted by ブクログ

    誰にでもあるような人を気遣う気持ち。
    苦手だと思っていても合う人は必ずいる。
    ホッとするような、このままでいいんだ、と思えるような、頑張ろう、前に進もうと思えるような本。

    0
    2022年07月22日

    Posted by ブクログ

    それぞれが抱える後悔を、お弁当屋さんのポイントカードの「おまけ」がそっと救ってくれる。
    後悔とどう向き合うか、これからはどうやって生きていくか、読み終えたあと感動とともに、その大切さを再認識させられた。

    0
    2022年06月07日

    Posted by ブクログ

    今月中にどうしてももう1冊読みたくて本屋に駆け込み、余白が多くてすぐ読めそうだという理由だけで購入しました。

    5章で構成される連作短編の最初のほうこそ主人公たちが好きになれなくてイラっとしたものの、もとはケーキ屋だったっぽい弁当屋の事情が明らかになる頃には涙ぐんでしまう。後悔を思い出させてくれてありがとう。

    ポイントが貯まればお茶か水と交換というのがショボいと客みんなから思われていたけれど、映画を50本観れば1ヶ月フリーパスを付与していたシネコンでコーラしか貰えなくなったときの衝撃に比べたらずっとマシだと思ったのは余談です。

    0
    2026年02月28日

    Posted by ブクログ

    はじめ、お弁当屋さんの娘は表情に乏しく接客もうまくないという情報から、勝手に江口のりこをキャスティングしていた。
    でも終盤になり、娘は若いことがわかり、しかも父親との会話はポンポン弾んでいて、父親からのメッセージに対するツッコミも早くて、印象がだいぶ変わった。
    からあげさんの隣に住んでる桜田さん。その娘が次の章ではのり弁お嬢さんとなって登場してくるところは私の好きな連作短編集だと嬉しくなったが、そういう仕掛けはそこだけだった。
    陰陽師とか幽霊とか・・・なんかねぇ。

    青山美智子もこういうハートウォーミングな連作短編集が得意だけど、青山美智子の方が断然好き。

    0
    2024年07月09日

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