加藤元のレビュー一覧

  • 嫁の遺言

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    「いちばんめ」が好き。自分の高校時代を思い出したりして、キュンとなった。どの話も、大なり小なり切ないなーっていう印象がある短編集だったな。

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    2013年07月15日
  • 本日はどうされました?

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    真中さんという看護師に向けられた
    目線、イラつき、犯人扱い
    真中さんは、一部の患者さんに まなちゃんと呼ばれていたのは確かである。
    が、しかし、真中さんって本当にそんな人なの?
    読めば読むほど 真中さんになるが、、

    ん、、ん、、ん、、、?
    どんどん進んで、どんどん終わったー!
    取材人物が多すぎ、色んな人と対象者の内容は面白かったが、多すぎる、、。
    そして、結末 少なすぎる!
    ま な ちゃん その名前だけが、一直線に繋がっていて、途中から ま な ちゃんが二重人格? 入れ違った?
    おわ?おわった?え?
    記者自己解決 終了。
    なんだろう、、内容面白かったからもっと手応えとかドキドキ感とか?何か欲

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    2026年09月16日
  • 友だちは名探偵

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    ネタバレ

    女の子しか入れない猫カフェが怪しすぎです。
    猫カフェといっても猫少なめ、しかも飲み物とケーキが無料!
    店員さんから新しい女の子の友達を連れてくるように言われ、男の子は追い返される。
    こういうお店は子供だけで入ったらだめです!!

    この怪しい猫カフェがちょこちょこ出てくる小6女子バディのミステリー短編集です。
    最後は猫カフェの謎が解明され、悪い人たちではなかったのですが、設定としてどうなんだと思ってしまいました。

    私が子供の頃なら飲食目的でお店に入っていたことでしょう!
    でもさすがに今の時代で同じことをするのは危険ですね。
    先に読んだ娘に、こういう店には入らないようにと言うべきなのか考えてしま

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    2026年09月06日
  • 友だちは名探偵

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    ネタバレ

    小学六年生の高木とわはクラスで浮いていて、同じく浮いている仲川冴と仲良くしている。冴は頭が良くて観察力も抜群。同級生から小学生は無料で飲食できる猫カフェの話を聞き、2人で行ってみることに…。

    小学生の女の子2人の推理もの。冴が持ち前の推理力で日常で起きる出来事を解決していく。小学生無料の謎の猫カフェから始まる、とわの周りの不思議な出来事の秘密は最後に明かされる。ところで間に挟まれてた『うらしまたろうの真実』がなんだったのか今ひとつよくわからなかった。急に恋愛観みたいなの出てきたけど、これ必要だったのか謎。

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    2026年08月06日
  • ほかに好きなひとができた

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    恋愛とミステリーが絡んでいて好きなタイプの作品でした。
    すぐに好きな人できるのに、触れたりするのは拒んでいる。私の中で付き合う人がコロコロ変わる人ってスキンシップが好きなイメージかもしれない。
    幼少期を知ってからも、やはり現状の神崎登吾が出来上がるとは思えませんでした。

    私の好きという価値観と神崎登吾の好きという価値観が全く違うからなのだろうけど、最後まで読んでも彼の恋愛観を知ることはできなかったです。

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    2026年08月05日
  • ほかに好きなひとができた

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    見た目は良いが掴みどころのない彼氏に「ほかに好きな人ができた」と言われた女性が、彼の元カノや親戚、同級生に行先を尋ねることで、彼の境遇や人となりが徐々に明かされていくタイプのお話。
    読んでいくうちに、登場人物全員怖く思えてくる。新子と可南子がまともか。
    「好きだから。よかれと思ったから。それがすべての通行券になる」この登吾の台詞が印象深かった。

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    2026年07月05日
  • 四百三十円の神様

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    『四百三十円の神様』『あの川のほとりで』『いれずみお断り』『ヒロイン』『腐ったたぬき』『九月一日』『鍵は開いた』からなる短編集。
    激しく胸を打つ!という感じではありませんが、どのお話もジワリと染み込む良さがありました。
    個人的には腐ったたぬきが好き。
    初めて読む作家さんでしたが、良かったです。他の作品も読もうと思います。

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    2026年05月16日
  • 友だちは名探偵

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    小学生向けミステリ。転校生の主人公と頭は切れるが物言いがはっきりしているクラスメイト。ふたりのバディミステリ。

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    2026年05月13日
  • うなぎ女子

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    ネタバレ

    鰻と穴子が大好きです。大阪・天六の鮨屋で〆の寿司に鰻と穴子のどちらをもう一度食べるか迷いながら注文したら「アナギください」と言ってしまい、「うぉ、合体しとるがな」と握ってくれる兄ちゃんに笑われたことがあります。

    で、やっぱり私は鰻のほうが好き。この表紙を見て買わずには居られますまい。肝心の鰻の描写はそれほどなくて、クズなのにひとたらしらしい男・佑市をめぐる連作短編集。

    鰻の口になる本が読みたかったから、終盤までは「ふーん」という感じでしたが、最後に心を持って行かれました。この鰻屋に是が非でも行ってみたくなる。

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    2026年04月10日
  • 幸福のバトン

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    「未来が見えたらいいのに」と、ずっと思っていました。
    でもこの物語を読んで、そうじゃないかもしれないと初めて思えました。
    見えることは、必ずしも幸せではなくて。むしろ大切な誰かと深く関わることが怖くなるくらい、辛いことでもあるんだと。
    いいことの裏には、ちゃんと影がある。自分の考えの浅さに、思わずため息が出てしまいました。

    幸福って、運良く掴めるものとか、どこかから舞い降りてくるものだと思っていたけれど、「歯を食いしばっていなきゃなれないもの」という一文に、目が覚める思いがしました。
    主人公の山村真菜が経験する喪失の数々は、読んでいて胸が痛くなるものばかりで。それでも彼女が誰かへバトンを繋ご

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    2026年04月09日
  • 本日はどうされました?

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    病院で連続不審死が発生した。週刊誌の記者が看護師や入院患者その家族、容疑をかけられた看護師の子供時代の友達インタビューしながら犯人探しする

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    2026年03月12日
  • カスタード

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    今月中にどうしてももう1冊読みたくて本屋に駆け込み、余白が多くてすぐ読めそうだという理由だけで購入しました。

    5章で構成される連作短編の最初のほうこそ主人公たちが好きになれなくてイラっとしたものの、もとはケーキ屋だったっぽい弁当屋の事情が明らかになる頃には涙ぐんでしまう。後悔を思い出させてくれてありがとう。

    ポイントが貯まればお茶か水と交換というのがショボいと客みんなから思われていたけれど、映画を50本観れば1ヶ月フリーパスを付与していたシネコンでコーラしか貰えなくなったときの衝撃に比べたらずっとマシだと思ったのは余談です。

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    2026年02月28日
  • ほかに好きなひとができた

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    ネタバレ

    ●最後唐突に当事者が自分語りで種明かしっていうのが物語の構成としてあんまり好きじゃない。
    ●いろんなバリエーションの人を追い詰める自分本位の好意が描かれていて着眼点は面白いと思った。

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    2026年01月31日
  • 友だちは名探偵

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    小5で転校してきた高木とわは、クラスに馴染めず浮いていたが、仲川冴と親しくなる。
    彼女は頭が良くて、運動もできて完璧だけど鋭い目線ではっきりものを言う性格で人と群れることがないせいか、次第に一緒にいることが増えたせいだ。

    彼女たちが体験する不思議な話とは…。


    時々挟んでくる『御伽草子』の解釈も面白いが、嫌味な担任の浅生先生の秘密を暴いて仕返しをしてやるという冴の行動には驚いた。

    最後には、謎の猫カフェが何故オープンしたり、閉店したのかも推理する。

    ちょっと会話しただけなのにすぐさまヒントを得たり、通常じゃない違和感を察知して見逃さない冴に小学生らしからぬ頭脳を感じた。

    サクッと楽し

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    2025年12月14日
  • ほかに好きなひとができた

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    ネタバレ

    「ほかに好きな人ができた」といって、次から次へと彼女と別れて次の女にいく、神崎登吾。
    今回、別れた女、仁村萌は消えた神崎登吾の行方をさがしていく。
    そして、過去の彼の関係者たちが語る、神崎登吾とは・・・
    って話なんですが。

    いやもう、不幸だわ。
    最後のほうで、神崎登吾の幼少期の話がでてきて、そこから彼の「好き」「好きになる」「好きと言われる」認知が歪んでいるんだけど、
    なんだかなぁ・・・。イケメンも苦労するんだなって感じもあるかな。

    幼少期からイケメンだったからもあって、事務所所属することにもなり、そこの大人が「友だち」として彼に寄って行って、「好き」っていう気持ちを押し付けて、
    登吾を好

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    2025年10月22日
  • 本日はどうされました?

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     入院患者の連続不審死が発生したE病院。噂を聞きつけたフリー記者は独自に関係者にインタビューをする。すると渦中に1人の看護師の存在が浮き彫りになってくる。仕事が遅く、物事の伝達も下手で、周りをイライラさせてしまう。しかし、取材を進めていくうちに違和感が生まれてくる。彼女は本当に悪者なのか?誰かが彼女を悪者に仕立て上げているのではないか?
     どこにでも起こりうる集団社会の闇を暴き出すミステリー。やはり、本当に怖いのは妖怪でもお化けでもなく、生きている人間としか思えない作品。

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    2025年09月21日
  • ごめん。

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     初読みの作家さん。
    タイトルに惹かれて手に取った。
    絶対謝らない人、口ぐせのように謝罪の言葉を口にする人、謝ったんだから許せよという人、すぐ謝るなという人の連作短編集。
     「かすがい」が1番ほっこりした。

     「ごめん」の言葉の難しさを痛烈に感じた。
     子どもの頃、けんかをしたらお互いにごめんなさいをするように親や先生から言われたけど、謝っただけでは解決しない事の方が多かった気がする。
     なんとなくもやもやしたまま、なんとなく解決したふりをする。
     上手に「ごめん」を言える人間になりたい。

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    2025年06月20日
  • 本日はどうされました?

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    ネタバレ

    たくさんの人から語られるとある人物。良いことや悪いことも様々な言い分があるので、いい人なのかも、でもやっぱり悪い人なのかもと見事に作者の手のひらで転がされていた。
    中盤から良い印象と悪い印象の差があまりにありすぎて、違う人物のことを言っている?と分かってしまった。

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    2025年05月21日
  • 好きなひとができました

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     誰かに告白されるたび、交際中の女性に別れを告げて新しい女性と付き合うということを繰り返す男、神崎登吾。

     稀代のプレイボーイなのか、はたまた見た目だけの軽薄男なのか。登吾を知る人たちの証言から、神崎登吾という人間の実像に迫るサスペンスミステリー。
              ◇
     12月はじめの朝、宮原祐史は目抜き通りを勤務先へと急いでいた。
     この町には寺が多いせいか、通り沿いには仏具屋や仏壇店が軒を並べていて、古道具屋や古着屋もちらほら見える。その中の1軒が祐史の勤めるリサイクル家具店だ。

     家具店に着いたのが9時53分で、始業時間の10時には間に合ったが、店長の宮原貴子の「おはよう」とい

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    2025年03月30日
  • 本日はどうされました?

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     入院患者の不審死が相次ぐ病院があり、患者の容態急変にはすべて1人の看護師が関わっているらしい。
     友人からの情報に興味を持ったフリーの雑誌記者が関係者への取材を開始するが……。

     集団社会のストレスが生む歪みと悪意を描くサスペンスミステリー。
              ◇
     真中さんもあやしいと、はじめに言い出したのは菊村さんでした。
     
     入院患者が連続して不審死を遂げた、K県のO病院で起きた事件。それと似たような連続不審死がうちの病院でもあったのです。
     O病院では点滴に薬物を混入したとして逮捕された看護師がいましたが、うちでも真中さんが同様のことをしたんじゃないかと菊村さんは疑っていました

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    2025年03月29日