加藤元のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレわたしには霊感やすごい能力などはないけど、
実際にこういった奇跡なんかはこの世に
あるんじゃないかと思える作品でした。
人それぞれ大なり小なり後悔したことは
あるし、出来ることなら何とかしてみたい
って思うけどなかなか何ともならない。
ちょっとしたキッカケがあれば好転していく
かもしれないけどそのキッカケがなかなか
見当たらない。そんな一歩前に踏み出す
キッカケ(おまけ)をくれるお弁当屋さん、
どの話もそのキッカケで変わっていく
感じが小さな奇跡みたいで面白かった。
本のタイトルにもなっている
「カスタード」の意味が分かる終盤は
ちょっとファンタジーっぽくなって
納得のいかないところもあっ -
Posted by ブクログ
しっかり 長編かと思ったら
短編集でした(ちゃんと確認しろ!!)
さくさくと読めて中々面白かった
作中の1つ
【腐ったたぬき】は面白かった
文芸部の子達が、意外と皆内容うろ覚えな【分福茶釜】について
論理的に現実的に意見を言い合う感じ
こういうの大好き
でもやると嫌がられるんだよね(笑)
歌とか聞いてて
徳永英明 壊れかけのradio
【♪♪何も聞こえないぃ~♪♪】
うん もう壊れてるじゃん…
とか
aiko カブトムシ
えぇ…少し背の高い彼の耳によせたオデコ
甘い匂いに誘われた私はカブトムシ…
カブトムシは甘さで集まって来たり、好んでもなくて…発酵した樹液に集まる
…てこ -
Posted by ブクログ
最初1/3くらいは、「あ、ちょっと失敗だった??」って思うけど読み進めたらちゃんとおもしろくなった。
「好き」ってなんだろ??
他人が変わることを望むな。自分が変えられるのは自分だけ。
を、なるべく意識して生きるようにしてる私には、「恋人だから」とかいう理由で、相手を「変える」なんなら「変えてあげる」という思想が、どうにも……受け入れられないというか、気にくわないというか。
なので、神崎を「好き」になった人々が、自分の尺度で彼を「より良い(と、本人は信じている)」方向に変えようと働きかける様が、腹立たしい。どっちかというと、神埼に共感してしまった。
まぁ、でも結婚も考えてるような彼氏がフ