加藤元のレビュー一覧

  • 本日はどうされました?

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    何の情報もなく読み始めたら疑わなかった。
    ここで、ネタバレ以外の口コミ読んでいたので、途中で察しはついたけど、最後をどうやってもっていくのかな?と気になりあっという間に完読しました。
    一気読みしないと人間関係がわからなくなるかも?でも一気読みしたくなる文体だったので、問題なしでした。

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    2024年01月18日
  • 本日はどうされました?

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    一気読み。

    湊かなえの告白のような文体で、11人の人間の証言から真実に繋がっていく。

    悪魔の看護師がいる。

    この悪魔に迫る。

    これがまた、うまい!!
    わかる!こんな女いるわあーっていう同意と、いるいる!こういうやたら調子いい女!

    とか、

    そうそう、よくわかんないけど仲間はずれだけはされたくなくて、うんうん、それわかるわかるーって絶対わかってないのに言ってのけるやつ。
    ↑こういうやつは、大概、あとで色々言ってんだよなぁ、陰で。
    とか。笑笑
    とにかく女所帯あるある!!笑

    すっげー鈍くてみてるだけでイラつくやつもいるいるあるある。
    ただただ、悪口が言いたい女も、あるある!笑

    でも、なんだかんだいってその全部を楽しめちゃうのが女ってやつなのよねぇ。って思いつつ読むともーたまらん。笑

    嫌なやつも、まぁそうでないやつも、何だかわからんやつも、なんか全て身近にもいるし、自分もそういうとこあんのよ。のオンパレードがもうたまりません!

    加藤元さん、ハマりました。

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    2023年11月17日
  • ロータス

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    タクシーの運転手視点の連作短編

    何かを「見た」経験をしたタクシー運転手
    この世に人ならざる存在が登場するにもかかわらずホラーではなく、なぜかヒューマンドラマ


    収録は4編
    ・サナダ
    ・タドコロくん
    ・オガワ堂さん
    ・キツさんたち


    猫絡みの話はやはり響くなぁ……

    同級生との思い出
    でもその相手は……

    前作(?)のお弁当屋さんとのお付き合いも順調なようで
    そして、和菓子屋だった頃のあれが妙な形で描かれる

    お弁当屋のおじさんの現在
    そしてタクシーに一緒に乗り込む若い女性やその他の人たち


    今作だけでもいい話だけど、前作を読んでいるとよりぐっとくるものがあるな
    まぁ、個人的には前作の方が好みでしょうか

    ところで、これは正式なシリーズ名ってあるのかな?

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    2023年05月26日
  • カスタード

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    お弁当屋さんと後悔を抱える常連さん達の連作短編集

    収録は5編
    ・おにぎり二個さん
    ・からあげさん
    ・のり弁お嬢さん
    ・タクシーさん
    ・Custard


    友達との別離を後悔している女性
    母親の気遣いを煩わしく思っている男性
    捨て猫にトラウマがある女子高生
    奇妙なお客さんを乗せたタクシー運転手
    亡くなった母親を思う女性


    安くて美味しいというお弁当屋
    強面のおじいさんがやっていたが、最近は無愛想な娘が店の表に立つようになった
    常連は、いつの間にかポイントカードで飲み物と「おまけ」を渡される
    懐かしいお菓子、メッセージカード、キャットフード等
    特にもらって嬉しいものではないが、なぜかその品が常連の後悔の解消のきっかけとなる

    ケーキ屋のような外観をしたお弁当屋
    元は和菓子屋だったとかケーキ屋だったが、三角関係の愛憎のもつれの末に血なまぐさい事件があったらしい


    ハートフル系という前評判は知っていたけど、3編まではそんなでもなかった
    でも、4編目で「ん?」と思い、ラストの話まで読むと「なるほど」と頷ける
    お弁当やさんの家族にはそんな過去があったとは


    ケーキ屋の居抜きのような外観でお弁当やをやっている理由や、お客さんからは印象の薄い店名など
    確かにハートフルなお話だった

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    2023年05月25日
  • ほかに好きなひとができた

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    個人的には結構好きだったな

    当たり前のことだけど改めて
    好きだからや良かれと思ってって言葉は
    相手の受け取り方ひとつで
    有り難くも嫌悪感にも変わるもんなんだな〜と。

    神崎くんには心から救われてほしいと思ったな
    大介とか川藤ウザすぎて無理だった(笑)

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    2023年04月08日
  • 本日はどうされました?

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    インタビュー形式で進んでいくから読みやすい。
    手記とかあったことを淡々と書き進めていくタイプが苦手であれば苦痛だと思う。

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    2023年03月07日
  • カスタード

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    ネタバレ

    読んでいてほっこりするお話ですね。
    誰にでも後悔していることってありますよね。
    それをお弁当のポイントのおまけで取り戻すことができる。
    お弁当屋さんの娘さんは不思議な力があるんですね。
    いろいろな過去と後悔から、次々と救われていって気持ちがあたたかくなりました。
    面白いお話でした。続編が読みたいですね。

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    2023年03月04日
  • カスタード

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    なんとなく親との関係が上手くいってない人のお話ち。心のどこかに引っかかっていたものが「おまけ」の力で解決される。

    イシザカさんはどうなってしまったのかなぁ。

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    2022年12月16日
  • ごめん。

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    誰もが一度は言うであろう「ごめん。」の言葉。

    簡単に言えたり、なかなか言えなかったり。

    この言葉一つで、多くの人生がある様に思う。

    それぞれの登場人物たちの「ごめん。」を巡るストーリー。

    個人的には『ナニサマ』が好きかな。

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    2022年11月07日
  • カスタード

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    このお弁当屋ではポイントカードを貯めきると「おまけ」が貰える。駄菓子だったり、母の日のメッセージカードだったり、キャットフードだったり
    人によってはゴミになるような「おまけ」だけど
    それによって今まで抱えてきた後悔や悩みから救われる人もいる。そんなお話。

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    2022年10月26日
  • ほかに好きなひとができた

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    ネタバレ


    二度読み。
    「好き」と言ってもそれぞれ、形、表現方法(思い・行動・言葉等)があって、改めて難しいなと思った。怖いということも改めて感じる。

    友達、好きな人、恋人という枠なら全部許されてしまうのか、すべて善なのか、優しさなのか。


    萠の「好き」と言う気持ちの暴走が怖い。

    祐史の彼女の評価を考えると、真逆。
    登吾と付き合う前の彼女の評価は、嫌がらせ、下品な発言、どちらも彼女とは結び付かないと。

    「好きだから」「登吾のため」「変わってほしい」「間違っていたら正す」萠の相手のためと言いながら自分のためという行動が多くなる。目に余る。
    多少だったら、いいのだけれど。

    最初の頃は登吾が嫌がることをする店長に対して、批判していたが「恋人」と言う位置になったとたんやるように。

    日々を楽しく愉快に過ごすため、重い話は避けてきた、自分で選んだことなのに、「ほかに好きなひとができた」と言われて納得できず、もう一度話をしたいという思いが彼女を動かすのだけれど、彼を知らなすぎた、何でも知りたいと、数少ない彼の発言等から元カノ、親戚、昔住んでいた家まで探しだす。
    「ほかに好きなひとができた」というこの言葉を聞いたら、自分がいくら好きでもどうにもならないのに好きな気持ちがあれば大丈夫という考えになっていく時点でこれは、「好き」なのか?固執、執着、ストーカーの域ではないか?歪な形になっていく。本人は愛情だと言っても、厳しいなと思うような行動の数々。

    登吾を好きになった人たちは特に「好きだ」というだけで何でも許される、許せ、と思う感情がすごい。本人がどう思うかは無視。

    登吾の「好き」の意味が元カノたちとは違いすぎるゆえ、彼女たちを不幸にしているが、登吾自身も苦しむ。

    登吾目線で、もっと読みたかった部分も。

    カバーイラスト、装画が気になって購入。
    表情が読み取れないというか。
    p151の表情を表しているのかな?と想像してみたり。
    各章のタイトルも良かった。

    登吾の台詞、新子の台詞など気になるところ、表現がたくさんあった。

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    2022年10月02日
  • 本日はどうされました?

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    すぐ読めた。ってゆうか気になって気になって。
    まなちゃんって…最初の名前一覧をすぐ見たよ。
    まなちゃん…それでわかった。
    面白かったです!

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    2022年09月30日
  • ほかに好きなひとができた

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    ネタバレ

    各章のタイトルが「口裂け女」「のっぺらぼう」「かまいたち」「子泣きじじい」「送り狼」という妖怪なのが面白かった。
    「好き」という言葉で相手を自分の思い通りにしていこうとする人が多すぎた。「好き」という言葉は時に相手を恐怖に陥れる。妖怪そのものだった。

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    2022年09月24日
  • カスタード

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    誰にでもあるような人を気遣う気持ち。
    苦手だと思っていても合う人は必ずいる。
    ホッとするような、このままでいいんだ、と思えるような、頑張ろう、前に進もうと思えるような本。

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    2022年07月22日
  • カスタード

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    それぞれが抱える後悔を、お弁当屋さんのポイントカードの「おまけ」がそっと救ってくれる。
    後悔とどう向き合うか、これからはどうやって生きていくか、読み終えたあと感動とともに、その大切さを再認識させられた。

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    2022年06月07日
  • うなぎ女子

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    ネタバレ

    *お不動さんの参道にあるうなぎ屋「まつむら」。そこにはとある一人の男に縁深い、五人の女たちが集う。売れない俳優と同棲する女、大学教授と見合いをする女、ベストセラーを夢見る女、「太るから」うなぎが嫌いな女――。人生の決断を迫られた彼女たちのそばにはいつもうなぎがあった。
    甘くてしょっぱい、うなぎのように濃厚な連作5編を収録*

    題名から、明るくて元気が出る女子たちの奮闘記?みたいなお話をイメージしていましたが、違いました。

    文調はからっと明るめでテンポ良くさくさく読めますが、お話が進むにつれ、大人ならではの言えなかったこと、聞けなかったこと、目を逸らしてきたことが陰を差します。わかるけど、あと一歩、あと一言で状況は変えられたのに…とヤキモキさせられる展開がニクい。

    無理矢理ハッピーエンドに結び付けないラストと、ともえが「今日も心をいっぱいにしてくれる大人のごちそう」を焼くシーンが心に残ります。

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    2022年04月18日
  • カスタード

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    ネタバレ

    表紙の絵が好きで手に取った一冊。お弁当屋さん「カスタード」をめぐる5人のお話でみんなそれぞれにお弁当屋さんへの物語があって面白かった。愛想はないけど優しさ溢れる5人目の主人公最後の展開に温かい涙が溢れた。また、ポイントカードが貯まったらもらえるおまけが今日のおまけはなんだろうと考えるのが楽しかった!作者さんの思惑通り気になっていた鯛焼き屋さんに行くきっかけになった。もちろんポイントカードも作った。出来たてのお弁当を食べた後のようなお腹も心もいっぱいになった一冊だった。

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    2022年01月29日
  • 四百三十円の神様

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    ネタバレ

    *”助けて。一生のお願いだから”夜明けの牛丼屋。バイトの岩田が眠気と戦っていると、派手な女が転がり込んできた。懇願する彼女に一体なにが!?(「四百三十円の神様」)動物病院に立派な刺青を入れた老人がやってきた。クセのある彼は弱った拾い猫を次々と連れてくる。だが、彼は急に姿を見せなくなり、心配した獣医が彼の家を訪ねると!?(「いれずみお断り」)心を揺さぶる、注目女性作家の珠玉短編集*

    そこはかとなく懐古感漂う短編集。損得でも理屈でもなく、情に寄り添った物語たち。

    割り切れない思いや哀しみを抱えつつ、それを抱えたまま悲観することなく次に歩みを進めていく主人公たち。ごくごく普通の人たちが、飄々と淡々とユーモア交えつつやり過ごす様がいい。どのお話も、最後はふわりと温かい気持ちにさせてくれます。

    中でも、特に響いたのは「鍵は開いた」。
    確かに、誰かのほんの一言で、心の錠前がカチリと開く瞬間がある。いつか、自分のほんの一言が鍵となって、誰かの固い錠前が開くことがあれば嬉しい。

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    2022年01月27日
  • 本日はどうされました?

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    加藤元さんの本を初めて読んだ。実際にあった大口病院の事件をモチーフとしているので、ぐいぐい引き込まれて一気に読み終えた。
    目次に個人名がずらりと並び、井上夢人の『プラスティック』と似た印象で読み始めたけど、構成は全然関係無し。
    「まなちゃん」のミスリードは途中で気付けたので、結末への大きな驚き(そうきたかあ、と世界が反転するような)はなかったけれど、ある人の悪意でここまで特定の人の印象を操作してしまえるのってコワイ。。
    湊かなえさんや朝井リョウさんが好きな人ならオススメ。

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    2022年01月09日
  • 本日はどうされました?

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    恩田陸さんのQ&Aみたいな進み方


    バイアスかけてたものが
    段々覆されていく系
    途中で真相は分かるんだけど
    それでも自分の結論が本当に正しいのか
    確かめたいから最後まで飽きずに読めた

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    2021年12月22日