四百三十円の神様

四百三十円の神様

649円 (税込)

3pt

3.6

“助けて。一生のお願いだから”夜明けの牛丼屋。バイトの岩田が眠気と戦っていると、派手な女が転がり込んできた。懇願する彼女に一体なにが!?(「四百三十円の神様」) 動物病院に立派な刺青を入れた老人がやってきた。クセのある彼は弱った拾い猫を次々と連れてくる。だが、彼は急に姿を見せなくなり、心配した獣医が彼の家を訪ねると!?(「いれずみお断り」) 心を揺さぶる、注目女性作家の珠玉短編集。

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四百三十円の神様 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    加藤元さんの作品を読んだのは、本書で4冊目となりました。

    初めに読んだ『嫁の遺言』☆5の衝撃があまりにも「凄く」、続いて読んだ『金猫座の男たち』☆4、『ごめん。』☆5にも深い感銘を受け、加藤さんの全作品を読むと決心した後の1冊目が、本書『四百三十円の神様』です。

    以上の経緯を経て読んだ本書の評価

    0
    2024年07月09日

    Posted by ブクログ

    7つの物語の短編集。どの作品もなんとも言えない切なさがあって、そこはかとない郷愁が漂っている。そして、誰が読んでも必ず何処かに自分と重なる部分があるように思う。『腐ったたぬき』は笑った!物語の解釈って自由だな。笑

    0
    2019年12月07日

    Posted by ブクログ

    やっぱり人生って素敵で面白い。世知辛い世の中だけど、この世界は愛に溢れている。心を揺さぶる現代における大人のおとぎ話。
    しんどい毎日だけど、本作を読み終えるとちょっと元気になれる。牛丼店にいた神様や刺青男の最期、そして往年の大女優など、有名無名関係なく各々の歩んできた道がある。それを優しく紡ぐ作者の

    0
    2019年07月28日

    Posted by ブクログ

    とっても読みやすい本。

    短編なせいもあるけど、気楽に気軽に読み終えられます。

    わたしはたまたま、この本の前に億り人になるって言う、やたら盛大に借金して、投資せよ!
    そしたら、一か月で億万長者だ!っていう本と、月15万で楽しく暮らす。ひっそり生きる。っていうとても若い人とは思えない、非好奇心の若者

    0
    2024年03月17日

    Posted by ブクログ

    しっかり 長編かと思ったら
    短編集でした(ちゃんと確認しろ!!)

    さくさくと読めて中々面白かった

    作中の1つ
    【腐ったたぬき】は面白かった
    文芸部の子達が、意外と皆内容うろ覚えな【分福茶釜】について

    論理的に現実的に意見を言い合う感じ

    こういうの大好き

    でもやると嫌がられるんだよね(笑)

    0
    2023年09月24日

    Posted by ブクログ

    子供の頃、大人になったらわかるよと言われる度に悔しかったけど、大人にならないと分からないこともあるよな…と思わされる一冊。
    感情は経験から生み出される。だから、同じ場所で同じものを見ていても隣にいる人と分かり合えない事だってたくさんある。
    大人になったから分かる事、親になったから分かる事、誰かを愛し

    0
    2019年02月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    *”助けて。一生のお願いだから”夜明けの牛丼屋。バイトの岩田が眠気と戦っていると、派手な女が転がり込んできた。懇願する彼女に一体なにが!?(「四百三十円の神様」)動物病院に立派な刺青を入れた老人がやってきた。クセのある彼は弱った拾い猫を次々と連れてくる。だが、彼は急に姿を見せなくなり、心配した獣医が

    0
    2022年01月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     ダメな男女を描いてばかりだ。読んでいると、読者のダメぶりを炙り出すようで、自分も忸怩たる思いをする。
     しかし人のダメぶりは、人に誰にでも、部分的に、時期的にあるもので、特殊な場合ではないように思える。羽目を外さないよう、時に良い事もして、生活して行こうと思う。

    0
    2019年04月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短編7編の構成のこの作品。表題作も
    面白かったですが、「腐ったたぬき」の
    意外な話の流れからのそっちかいっ!
    って展開や「いれずみお断り」の
    獣医さんと刺青を入れた老人との関係や
    娘さんとのラストなんかも時に
    そうすることも正解だななんて思いました。
    「鍵は開いた」の話の展開が
    ちょっと好きかも。た

    0
    2021年07月30日

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