【感想・ネタバレ】彼女たちはヤバいのレビュー

あらすじ

この男、最低。なのに、離れられない…。還暦間近のダメ男・ケンとの別れを受け入れない36歳のユカは、Gアカウントに不正ログインをし、毎日監視することで彼を近くに感じていた。それがさらにエスカレートし、地図アプリの履歴を辿って彼の新しい女たちに接触、排除し始める。だが、同じ男に惹かれる分、彼女たちもまた“ヤバい”性格で!? “恋愛”という美しい感情の裏側に隠された人間の醜さと怖さを存分に発揮するSNS時代の最恐ストーカー女登場!――別れたなんて、そいつが勝手に決めたことでしょう。私は納得していない!

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Posted by ブクログ

加藤元『彼女たちはヤバい』集英社文庫。

『嫁の遺言』に次いで、加藤元の小説を読むのは2作目。タイトルと表紙に惹かれて読んでみることにした。加藤元が女性作家であるとを初めて知った。

本作は一種のイヤミスだろう。タイトル通りヤバい女性たちが登場するのだが、今一つストーリーが掴めない。

ダメ男のケンこと高林健と関わる女性たちがネットストーキングするというのが、凡そのストーリーのようだが、その女性たちも一癖も二癖もあるのだ。

ケンと別れた元妻にその息子、同棲相手の女性に現在の彼女、占い師の女性と次々とおかしな女性たちが登場するのだが、話があっちに行ったり、こっちに行ったりで、どうにも的が絞れない。

本体価格700円
★★★

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2024年08月06日

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