坂田雪子のレビュー一覧

  • 魔王の島

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    ネタバレ

    あの最後のエピローグで完全にやられました。心の避難所。それが「誰の」避難所だったのか。冒頭からヒントがいくつかありましたが(サンドリーヌが感じる数々の違和感や不快感)、まさかここまでもがほとんど虚構だったのか!結局、彼は避難所に棲んだままなんだけど、ある種の生きる希望を得た架空の現実を生きるのは幸せなことなのかもしれない。精神の異常の描き方は秀逸でした。

    好みの問題かもしれませんが、感動のストーリーをウリにしたあからさまな話より、こういう話の方がずしりと来ます。面白かった!

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    2023年01月02日
  • 姉妹殺し

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    シリーズものと知らず読み始め、途中「もしかしてこれ前作あった?」と思いつつ、困ることもないので楽しんで読んだ。
    結末は「そうはならんやろ」って感じでいまいち納得できないんだけど…結末手前まではとても面白かった!!
    もうすこし詳しく知りたかったかな…
    セルヴァズ刑事シリーズらしいけど他の作品を読む予定はいまのところない。
    でもまた機会があったらミニエの別の作品は読みたい。

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    2022年10月18日
  • スタンフォードの教授が教える 職場のアホと戦わない技術

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    処世術の本として高評価できそう。
    「アホ」の定義がタイトルから想起されるものとは全然違うのが問題。

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    2022年04月04日
  • 魔女の組曲 下

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    上巻はかなりのめり込んで読みましたが、下巻終章に向けてはちょっと駆け足な感じでもったいないかなぁという気がしました。
    面白かったという前提ですがページ数が増えても後半はもう少しじっくり書かれていたらよかったなと。

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    2022年02月25日
  • 死者の雨 下

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    醜女の深情け、という古い言い回しがぴったりする事件の裏の真相。仇敵となるはずだった殺人鬼がまさかの…。

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    2022年01月10日
  • スタンフォードの教授が教える 職場のアホと戦わない技術

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    『クソ野郎撲滅法』より更に新しく、より実践的な内容でした。

    アホを変えることが難しい以上、いかにアホを避け、やり過ごし、スマートに反撃するかが大事になります。そしてアホばかりの環境に慣れて自分をすり減らしたり、自分がアホにならないよう気を付ける必要があります。

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    2021年11月14日
  • スタンフォードの教授が教える 職場のアホと戦わない技術

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    ネタバレ

    アホはあなたのまわりにだけいるわけじゃない。世界中にいるのだ。
    ⇨自分のまわりにだけアホがいると思っていた時期があった。
     ただ、冷静に考えてみれば、アホは世界中にいるし、そのアホを相手にしている
     人達もたくさんいる。そのことを考えれば自分だけがアホを相手にしているわけ
     ではないので、少し気持ちが楽になった。

    人を罵倒するアホや冷酷な態度をとるアホというのは、悪臭みたいなもので、
    いつしか慣れてそのひどさに気がつかなくなる。
    ⇨悪臭に慣れてしまうのは、とても怖い。環境を変えるべき。

    アホはしょせんアホなので、反省などみじんもしないで逆ギレする。
    アホなやつというのは他人の悪口は言いまく

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    2021年08月25日
  • 魔女の組曲 下

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    まさかの大どんでん返しが3回ぐらいやってくる下巻.
    上巻を読んでいる時点で『あいつが黒幕だ!』と思った人が全くの見当外れだったり,下巻を読み進めている途中で『そうか,こいつが黒幕なのか!このくそったれ!!』と思った人がやっぱり違ったり,すごく練られたシナリオなのだなーと感動した.

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    2021年07月23日
  • スタンフォードの教授が教える 職場のアホと戦わない技術

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    モラルハラサーのような人物をアホ、原著では多分jerkと呼んでおり、これがいかに職場に悪影響を及ぼすか、この害悪から身を守るためにどうすべきかを述べる。
    逃げる前に見抜いて避けるというのが基本戦略。他にも見方を変えたり、ユーモアに変えたり、許したり。必要ならば力、証拠、仲間を用意して反撃したりといった手段もあり。

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    2021年02月25日
  • 魔女の組曲 下

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    どんどん読みたくなる勢いはありましたが、うーん、、感も。あんなにやられたクリスティーヌ、もうちょっとやっても良かったのでは、なんて思ったりしました。随分ゲスい話になっちゃってなんだかな、という部分もありました。宇宙、関係あるんですかね。

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    2020年07月20日
  • 魔女の組曲 上

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    ありとあらゆる社会的制裁を受けるクリスティーヌ。拷問担当も登場してるので、とんでもない肉体的制裁もありそう。なんでここまでやられるのか、疑問は増すばかり。カレ、元カレがポイントになるのかも。そんなワクワクを抱えて下巻へ。クリスティーヌパートとセルヴァズパートの絡みが見事です。

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    2020年07月18日
  • 死者の雨 下

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    セルヴィズ警部シリーズの二作目。一作目は未読だが必要な情報はちゃんと書かれているから、問題なく読むことができる。壮絶な過去のため常に哀しみと怒りを心の底に抱えている主人公セルヴィズは、公平で有能、頭が切れるし信頼できる部下もいる。
    エリートばかりが通う名門高校の女教師が変死体てわ見つかった事件を担当する。容疑者は生徒でかつてセルヴィズが最も愛した女性の息子だった。

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    2020年06月28日
  • 魔女の組曲 下

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    セルヴァズシリーズ第3弾。冒頭からなかなかヘヴィーな内容で始まる今作。セルヴァズが主人公だけれどしばらくはクリスティーヌという女性の物語。手紙を受け取った日から毎日がよくない方向へ。どんどん不安が増し、混乱し誰にも信じてもらえない苛立ち、追い詰められていく心。それに圧倒されてしまう。警察を休職中のセルヴァズがある捜査を始めてから徐々に動き出す。二転三転しつつ見えてくる罠、人を貶める行為の卑劣さ。人の心に恐怖を植え付けること、残虐さ。そういう怖さが読んでいても迫ってくる。犯罪自体の怖さはもちろんだけれど人の中に悪意を持って入ってくる怖さもある。怖いけど面白かった。

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    2020年01月31日
  • 無垢なる者たちの煉獄 下

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    壮絶。こんなに痛めつけられても大丈夫なもんなんですかね。ラファエルたちが強盗だったことが吹き飛ぶほどの凶悪さ。彼らがいい人に見えてくるのを止められません。人のいろんな面を見せつけられて、サスペンスにとどまらない厚みがあります。ルフェーブル登場場面、いいですねえ。ラストへの流れも好みです。

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    2019年04月28日
  • 無垢なる者たちの煉獄 上

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    格調高いタイトルに惹かれました。さらさらとした文体で実に読みやすいです。悪vs邪悪の対決。最初悪人、と思ってた彼らが可愛く見えてきます。ラファエルの過去が繰り返し投影されるので、彼らが主役なんでしょう。ここから先挽回できるのか、下巻が楽しみです。

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    2019年04月25日
  • 無垢なる者たちの煉獄 下

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    警察に追われた宝石強盗犯たちが逃げ込んだのは田舎の一軒家。獣医の女性がいたので監禁した・・・しかし、彼女の夫はサイコキラーで女児を・・・

    うおー。なんて話だ。エロ、グロ、そしてサイコ。素晴らしい。

    あんまりネタバレしてはいけないけれど、獣医の夫が帰宅してから、立場が逆転し、強盗犯たちが酷い目に合うのだ。その逆転と、さらにその後のどんでん返し。

    上下巻あるけれど、割と素早く読める。登場人物が少ないのと、集中して読まないといけない山場は、ラスト100頁なので、それまではパパッと進む。

    エログロサイコとどんでん返しという私の好物ばかりで、お腹いっぱいいただいた。

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    2019年03月08日
  • 死者の雨 上

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    ベルナール・ミニエ『死者の雨 上』ハーパーBOOKS。

    フレンチ・ミステリーの秀作『氷結』の続編。フランス南西部の学園都市で見付かった名門高校の女性教師の変死体。警部セルヴァズが捜査を進めるうちに、彼の周囲に猟奇殺人鬼の影がちらつきはじめる…

    なかなか面白いストーリー。犯人は逃亡中の連続殺人鬼ハルトマンなのか…早く結末を知りたい。

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    2017年09月18日
  • 死者の雨 上

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    フランスの警察組織の関係性がよく分からないけど、面白い。
    猟奇的な遺体が発見された割に、話は普通に進むというか…
    時々出てくる監禁されているらしき女性は誰なのか。監禁している男は誰なのか。
    下巻楽しみ

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    2026年05月10日
  • 死の烙印 Ⅱ

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    パート1に比べたら、物語の膨らみがない様に感じた。ゲシュタポの怖さもグロい屍体も麻痺した様でページ数を稼ぐ方法なのでは、とは穿った見方か、、
    ジーモン、フランツ、ミンナのトリオで次回は内容の濃いミステリーを解き明かして欲しいものだ。

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    2026年04月27日
  • 魔女の檻

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    前作に続く、閉鎖された世界で怒涛のように起こる異常事態。
    解決できるの、とハラハラしながら引き込まれる。
    結論は、まあそれしかないかなと思うけれど、
    納得とは違う、やられたなぁという感じ。
    ともかく一気読みでした。

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    2026年01月31日