坂田雪子のレビュー一覧

  • 魔女の組曲 下

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    まさかの大どんでん返しが3回ぐらいやってくる下巻.
    上巻を読んでいる時点で『あいつが黒幕だ!』と思った人が全くの見当外れだったり,下巻を読み進めている途中で『そうか,こいつが黒幕なのか!このくそったれ!!』と思った人がやっぱり違ったり,すごく練られたシナリオなのだなーと感動した.

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    2021年07月23日
  • スタンフォードの教授が教える 職場のアホと戦わない技術

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    モラルハラサーのような人物をアホ、原著では多分jerkと呼んでおり、これがいかに職場に悪影響を及ぼすか、この害悪から身を守るためにどうすべきかを述べる。
    逃げる前に見抜いて避けるというのが基本戦略。他にも見方を変えたり、ユーモアに変えたり、許したり。必要ならば力、証拠、仲間を用意して反撃したりといった手段もあり。

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    2021年02月25日
  • 魔女の組曲 下

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    どんどん読みたくなる勢いはありましたが、うーん、、感も。あんなにやられたクリスティーヌ、もうちょっとやっても良かったのでは、なんて思ったりしました。随分ゲスい話になっちゃってなんだかな、という部分もありました。宇宙、関係あるんですかね。

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    2020年07月20日
  • 魔女の組曲 上

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    ありとあらゆる社会的制裁を受けるクリスティーヌ。拷問担当も登場してるので、とんでもない肉体的制裁もありそう。なんでここまでやられるのか、疑問は増すばかり。カレ、元カレがポイントになるのかも。そんなワクワクを抱えて下巻へ。クリスティーヌパートとセルヴァズパートの絡みが見事です。

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    2020年07月18日
  • 死者の雨 下

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    セルヴィズ警部シリーズの二作目。一作目は未読だが必要な情報はちゃんと書かれているから、問題なく読むことができる。壮絶な過去のため常に哀しみと怒りを心の底に抱えている主人公セルヴィズは、公平で有能、頭が切れるし信頼できる部下もいる。
    エリートばかりが通う名門高校の女教師が変死体てわ見つかった事件を担当する。容疑者は生徒でかつてセルヴィズが最も愛した女性の息子だった。

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    2020年06月28日
  • 魔女の組曲 下

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    セルヴァズシリーズ第3弾。冒頭からなかなかヘヴィーな内容で始まる今作。セルヴァズが主人公だけれどしばらくはクリスティーヌという女性の物語。手紙を受け取った日から毎日がよくない方向へ。どんどん不安が増し、混乱し誰にも信じてもらえない苛立ち、追い詰められていく心。それに圧倒されてしまう。警察を休職中のセルヴァズがある捜査を始めてから徐々に動き出す。二転三転しつつ見えてくる罠、人を貶める行為の卑劣さ。人の心に恐怖を植え付けること、残虐さ。そういう怖さが読んでいても迫ってくる。犯罪自体の怖さはもちろんだけれど人の中に悪意を持って入ってくる怖さもある。怖いけど面白かった。

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    2020年01月31日
  • 無垢なる者たちの煉獄 下

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    壮絶。こんなに痛めつけられても大丈夫なもんなんですかね。ラファエルたちが強盗だったことが吹き飛ぶほどの凶悪さ。彼らがいい人に見えてくるのを止められません。人のいろんな面を見せつけられて、サスペンスにとどまらない厚みがあります。ルフェーブル登場場面、いいですねえ。ラストへの流れも好みです。

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    2019年04月28日
  • 無垢なる者たちの煉獄 上

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    格調高いタイトルに惹かれました。さらさらとした文体で実に読みやすいです。悪vs邪悪の対決。最初悪人、と思ってた彼らが可愛く見えてきます。ラファエルの過去が繰り返し投影されるので、彼らが主役なんでしょう。ここから先挽回できるのか、下巻が楽しみです。

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    2019年04月25日
  • 無垢なる者たちの煉獄 下

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    警察に追われた宝石強盗犯たちが逃げ込んだのは田舎の一軒家。獣医の女性がいたので監禁した・・・しかし、彼女の夫はサイコキラーで女児を・・・

    うおー。なんて話だ。エロ、グロ、そしてサイコ。素晴らしい。

    あんまりネタバレしてはいけないけれど、獣医の夫が帰宅してから、立場が逆転し、強盗犯たちが酷い目に合うのだ。その逆転と、さらにその後のどんでん返し。

    上下巻あるけれど、割と素早く読める。登場人物が少ないのと、集中して読まないといけない山場は、ラスト100頁なので、それまではパパッと進む。

    エログロサイコとどんでん返しという私の好物ばかりで、お腹いっぱいいただいた。

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    2019年03月08日
  • 死者の雨 上

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    ベルナール・ミニエ『死者の雨 上』ハーパーBOOKS。

    フレンチ・ミステリーの秀作『氷結』の続編。フランス南西部の学園都市で見付かった名門高校の女性教師の変死体。警部セルヴァズが捜査を進めるうちに、彼の周囲に猟奇殺人鬼の影がちらつきはじめる…

    なかなか面白いストーリー。犯人は逃亡中の連続殺人鬼ハルトマンなのか…早く結末を知りたい。

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    2017年09月18日
  • 魔女の檻

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    ラストまで、一気読みでした。想像できないラストでした。主人公と思われる警察官が事件解決に結びつけるかと思いきや、まるで違う展開に…。面白かった。文章も景色や自然を現す表現の仕方が美しく、読みやすい。

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    2025年09月17日
  • 魔女の檻

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    ネタバレ

    たまたま見つけて読んだけど、面白かった。
    それぞれの死に方が想像で、脳波?から読み取った的なのはどうかと思うけど。
    それぞれが個室に入れられているんじゃなく、実際にモンモールで生活しいた…は現実感なさすぎか。

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    2025年07月25日
  • スタンフォードの教授が教える 職場のアホと戦わない技術

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    サクサクっと読める。アホ呼ばわりしているのがなんとも軽快。すでに実践しているものが多かったので、皆こういう手段に行き着くんだなと感じた。

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    2025年06月28日
  • 魔女の檻

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    魔女裁判で女たちが殺された山。その麓には実業家が私財を投じて管理する村があった。そこで起こる怪事件を捜査するのは、新しく赴任してきた警察署長とその部下。しかし事件は次々と起こり…。村に隠された秘密とは…。ホラーサスペンスというだけあって、ミステリーというよりホラー寄りな作品で終始どんよりとしたムードで話が進んでいきます。まぁ、結末はなんとなく予想してた通りだったのですが。もう1作の『魔王の島』もいつか読んでみようと思います。

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    2025年04月27日
  • 魔女の檻

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    フランスの架空の街モンモールが舞台。
    ジュリアンは新人の警察署長としてモンモール山という岩山が聳え立つ小さな集落モンモールに赴任してきた。
    近代的に整備された町並みはある一人の富豪ティオンビルが村を買取り私財を投資しているからだという。

    この村には1600年代に魔女狩りと称して村の女性たちを幾人も岩山から突き落とし、その女性たちが魔女となり村に呪いをかけたという言い伝えがあった。
    そしてジュリアンの赴任初日から村で何人もの人間が恐ろしい方法で死んでいく。

    ・感想
    魔王の島の作者だし、合間に挟まれる「事実」パートが脳の電気信号やら薬の作用がなんちゃらと書いてあったので人体実験の話

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    2025年02月06日
  • 魔王の島

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    サイコミステリーだろうか。

    はじめはサンドリーニが誰なのか気になって一気読みでしたか、ラストでそんなオチになるのかと、ちょっと意外でした。
    愛する娘を失った男の物語。
    でも全てが心の避難所として作り上げた物語なら、現実に犯人は捕まったのか、誰だったのか?が残り消化不良な読後感が。

    #切ない

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    2024年11月17日
  • スタンフォードの教授が教える 職場のアホと戦わない技術

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    世界中にアホはいるし、アホはすぐ伝染してしまうからこそ、自分がアホ側になってないか、常に疑う謙虚さは持ち続けたい。
    無意識にアホになってること有り得ますからね、、、気をつけよう。

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    2024年06月30日
  • 姉妹殺し

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    ミステリー作品になぞらえて殺された美人姉妹。
    新米刑事セルヴァスは事件担当になるが事件は思わぬ形での幕引きとなる。
    しかし25年後に再び同じミステリー作家の作品と同様の殺人事件がおこる。

    ・感想
    シリーズものなのに間違ってこの巻から買ってしまったけど事件の大筋を理解するのには問題無しだった。
    主人公の過去が結構悲惨で、そのせいなのか結構陰キャな主人公だった。
    セルヴァスが昔の上司に会いに行くシーンはやけに恐怖を煽る演出で、その演出の意図が意味不明だったのとラストが納得行かないっていうか「なんでそんな行動を…?」と謎だったかな…

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    2024年03月02日
  • 姉妹殺し

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    読みやすいんだけど、フランス風の妙にセクシャルなシーンがどうも馴染めなくて。。。
    シリーズ作品だったのね。でも、これだけでも十分に楽しめる。
    フランスの土地勘はさっぱりないけど、かなり詳細に書き込んでるので風景が浮かび上がるほど。

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    2024年02月24日
  • 姉妹殺し

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    この手の作品にしては余計な説明や膨らましが少なく、作家の変なオタク趣味披露みたいな表記もなく、物語に誠実さが感じられた。トリックとか別に新しくなくてよい。作家が変に文壇とかに幻想を持っていない地に足ついた感じが好感持てる。ような。

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    2024年02月07日