平松類のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
AIの機能解説は他本に譲るとして、本書では「AIをどう考えるか。どう捉えるか」に言及している点が面白い。
これからの未来、AIが社会実装にされる際、今の生活がどう変わっていくのかを想像するのは本当に難しい。
そういう意味ではAIの機能も含めて、特長を掴む必要はある。
しかしその解説は非常に難しいので、そこは割り切って他本に譲り、ここはAIが今後実装された場合に、我々側がどうやって対処すればよいかにフォーカスされている。
逆の意味では「AIに対し上手に対処ができないと、生きていくのは大変だよ」という警告でもあるのだ。
タイトルこそ「老人が」となっているが、これは全世代に該当するだろうと思った。
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Posted by ブクログ
いくら高給とはいえ医師も人間ですので、患者も礼節をわきまえて接する必要があります。
患者側としては若いころは治る病が多いのであまり意識していないですが、年と共に治らないもの、重いものが増えてきてしまいます。はじめての事態にどうしていいか戸惑いもあるとおもいます。医師側は常日頃の対応であっても、患者側は初めてなのです。
そういった意味で、この本を一読することはとても意味があります。
最後のほうが特にためになりました。
位置No.2463
安楽死とは、医者などが薬を使って死期を早めるという行為です。日本では原則として、安楽死は認められていません。
尊厳死というのは、治らない病気にかかった時、 -
Posted by ブクログ
眼科医の方が書かれた一般向けの取扱説明書ということですが、著者の方も敢えて最初に眼科医であることを明記し、その上で眼科に様々なステージの認知症患者が来ること(そして視力も認知機能に大きく関わっていること)、認知症専門でないからこそ文献をたくさん読んで記載しているとしており、実際に引用も多数で内容も納得感がありました。監修もついているし平易に全般的に記載されていてすぐ読める点や具体的に対策しやすいことも書いてありよかったです。
将来的には離れたところに住んでいる親を呼び寄せての介護を想定していましたが、急激な環境の変化としないようにまずは冬の間だけ、など段階的にするということも案として書いてあっ