平松類のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
平松類 著「老人の取扱説明書」(2017.9)、笑いながら読みました。気をつけてもどうにもならないものもありますが、気をつけたいと思いますw。老人の困った行動: ①都合の悪い事は聞こえないふりをする ②突然、「うるさい!」と怒鳴る。でも、本人たちは大声で話す ③同じ話を何度もする。過去を美化して話すことも多い ④「私なんて、いても邪魔でしょ?」など、ネガティヴな発言ばかりする ⑤せっかくつくってあげた料理に醤油やソースをドボドボとかける ⑥無口で不愛想 ⑦「あれ」「これ」「それ」が異様に多い ⑧信号が赤に変わったのに、ゆっくり歩いている ⑨口がそこそこ臭い ⑩まだ夜じゃないの?というほど早起き
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Posted by ブクログ
メモ
・聞こえないのは「フリ」ではなくて、ホントに聞こえてない。聞き取りにくい声域もあるし、自分に話しかけられてるのが分からなかったりする。赤信号を渡るのは、信号機が見えにくかったりするのに加えて、信号の変わるスピードは全く老人に優しくない。いずれにせよ、即座に高齢者の人間性と結び付けて批判的な感情を持たないこと。
・味付けが濃くなる(そうか?と言う気もするが)
→亜鉛を取ると味覚に良い
・口臭
→デンタルフロスを使う
→パイナップル、パパイヤ、それにりんごもよい
→口呼吸は加速させる
・家の中で転倒する
→片足立ちできるかチェック。15秒以上でないと危険
→目をつぶってもできるように -
購入済み
なかなかいい
この本は、比較的、親は認知症まではいかないけど、最近会話がかみかわない、居るだけで苛々するなんて方に最適かもしれません。
読むと両親に優しくなれます。
苛々したら、何度も読み返したいと思いました。
だって、大切な家族ですから -
購入済み
ご老人はもっと複雑です
作った料理に醤油をかけられても、言ったことを聞いていないと言われても、すぐ怒っても、そういったことは当たり前のことなので、気にしません。信号だって渡りきれない人が居れば待ってあげればいい。
本の内容位ならまだかわいいと思います。
困るのは、絶対にされては困ることをされること。命に関わったり、生活に支障が出ることなどで、お願いしても、簡潔に大きく紙に書いても、やりたいことはやらないと気が済まないし、言えば言うほどやるし。兎に角自分の欲が全て満たされるまで押し通す。
絶対につじつまの合わない話の作り替えだったり、自分は良いけど他人はダメだという姿勢を貫いたり。
そういう自分勝手理論が歳を重ねる