あらすじ
累計10万部突破の
シリーズ最新刊!
今回も、老人の困った行動に対して、
・周囲はどうすればいいのか
・老人本人は何をすればいいのか
を優しく解説します。
どれも簡単で、すぐに実行に移せる方法です。
ただし、これまでは触れなかった
“認知症”による老人の困った行動にまで範囲を広げます。例えば、
「徘徊する」
「物とられ妄想をする」
「火の始末が危なっかしい」
など。
とはいえ実は、これらの症状は、認知症が原因ではない場合も多いのです。
そこで本書は、認知症ではない可能性も模索することで、
なるべく簡単に実行できる解決策を教えます。
もちろん、認知症である場合にも、
どうしたら状況が改善するのかも、お伝えします。
この本の著者は、現役の医師であり医学博士の著者・平松類先生。
診療で10万人以上の高齢者と接してきた経験に加え、
国内外の膨大な医学論文やデータを読みあさって得た知識を総動員してまとめたのが本書です。
次のどれかに当てはまった方は、必読ですよ!
1、老いた親など、困った行動をする高齢者が身近にいる方
2、高齢者全般、高齢者に近い将来になる方
3、高齢者と接することが多い介護施設の職員や医療関係者など
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
認知症になった人に良くある問題行動、その概要、正体(背景や動機)間違った対処法、良い対処法、そうならないための予防、といった形式できれいにまとまっていて、とても読みやすかった。
幸い、自分もまだ認知症ではないし、家族や周囲にも認知症の人はいないんですが、知識がなければ間違った対処をしてしまうだろうなと思います。いや、知識があっても、実際にその現場にいたら、間違った対処をしてしまうかも。。そんなとき、本書を読み返して良い対処をしたいと思います。
あと、家族に迷惑をかけないために、予防にも取り組んでいきたいですね。
個人的に衝撃的だったのは、「便を壁に擦りつける老人は 、便を便だと思っていない」で、とりあえずオムツはかせる、は間違い。オムツはいてしてみればツラい気持ちが分かるはずっていうのでした。ため息出ますね、、、
Posted by ブクログ
とても分かりやすく読みやすいです。
認知症の入門書として読むといいと思います。
まとめの部分が太字で大きく書いてあるのも分かりやすくて良かったです。
Posted by ブクログ
眼科医の方が書かれた一般向けの取扱説明書ということですが、著者の方も敢えて最初に眼科医であることを明記し、その上で眼科に様々なステージの認知症患者が来ること(そして視力も認知機能に大きく関わっていること)、認知症専門でないからこそ文献をたくさん読んで記載しているとしており、実際に引用も多数で内容も納得感がありました。監修もついているし平易に全般的に記載されていてすぐ読める点や具体的に対策しやすいことも書いてありよかったです。
将来的には離れたところに住んでいる親を呼び寄せての介護を想定していましたが、急激な環境の変化としないようにまずは冬の間だけ、など段階的にするということも案として書いてあってなるほどと思いました。ロスジェネ&ゆとりの狭間世代なんですが、子供の教育問題と親の介護問題がのしかかりそうな40代を思うと少し心が重いです。
Posted by ブクログ
さいごまで読んだ。
2018/6/11
232ページまで読んだ
2018/6/9
120ページ目まで読んだ
2018/6/7
・認知症というと単に脳機能の衰えの事を指して言われる場合が多いように見受けられるが、
五感や身体の衰えから認知症になる、あるいは認知症の度合いが進行する場合もあるとの事。
五感や身体を大事にする。
・結局、五感の感覚とかカラダやココロを大事にしながら生活していかないと、認知症になる可能性がが高くなるということだろうか