街子マドカのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
家族の縁が薄く施設で育った恭介の前に、五年前に自分を振った彼女が現れた。「あなたの子よ」と小さな男の子を置いてそのまま彼女は姿を消す。身に覚えがほとんどない恭介は、彼女の現在の夫・暁彦を訪ねるが当然間男扱い。DNA鑑定の結果が出るまでの二週間、子どもと暁彦と過ごすことになった恭介は、やがて、不器用で誠実な暁彦に惹かれてゆき……。
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ストーリーの完全度:高い
トーン:シリアス・ほのぼの
エロ度:低い
萌え度:高い
総合評価:★4.5
久し振りに野原滋先生の作品を読みましたが、とても面白かったです。最近読んだ子育て系の作品の中では一番ハマったかもしれません。
とにかくキャラクターが凄く魅力的に描かれていると思いました。恭介も、暁彦も、琢己も、皆それぞれ個性が光っていて、読んでいて楽しかったです。
恭介は、ある意味一番意外性のあるキャラクターでした。
こういう作品に出て来る受けって割とテンプレートが決まってると思うんですよね。美人(or平凡)で、性格が良くて、家事スキルがあって、子供にも好かれやすい…。
今回も例に漏れずそういうタイプの受けだろうと思っていたのですが、恭介は何というか…良い意味でクセがあるキャラクターなんですよね。
物語が進むにつれて恭介は徐々に暁彦や琢己に執着していくのですが、恭介の悲しい生い立ちを考えるとその流れも自然で、説得力があるんですよ。
何でも卒なくこなせて時に暁彦から才能を羨ましがられている恭介ですが、実は孤独と寂しさを常に抱えているんですよ。こういう誰にでもある二面性の描き方が凄く上手で、読みながら思わず感心してしまいました。
意外と言えば暁彦もそうですね。
最初は琢己を連れて来た恭介に対しても冷たくて、翔子の愚痴の件もあって琢己に対しても父親としてどれだけ関心があるのか分からなかったのですが、恭介と二人がかりで琢己の世話をするようになってからの暁彦は時に弱音を吐きながらもみるみる良い父親へと成長し、それに伴って私の中の暁彦の好感度もぐんぐん上がっていきました(笑)
確かに、翔子がいた頃の暁彦は父親としては駄目駄目だったのかもしれないけど、暁彦の良いとことろは自分の過ちをちゃんと反省して努力をするところなんですよね。
そして、誰よりも琢己の事を一番に思ってるんです。
DNAの結果を言うと…琢己は誰の子供でもなかったのですが、その後、琢己が一人で外に出て事故に遭ったシーンでは、暁彦が凄く取り乱していて…ああ、血が繋がってなくてもちゃんと父親なんだなぁと胸がジーンとしてしまいました。
この作品はほのぼのとシリアスのバランスが丁度良いので読んでて飽きませんね。
特にほのぼのシーンは癒されまくりでした。大体、琢己が活躍してくれるんですけど、リアルでは子育てに興味のない私でも、琢己みたいな良い子だったら…と、思わず夢を膨らませてしまいました(笑)
母親はどうしようもないクズだったけど、その分、暁彦と恭介が全力で琢己を幸せにしてくれると思うので不安はありません。寧ろ、三人のこれからが非常に楽しみです。いつまでも幸せな家族でいてくれますように! -
ネタバレ 購入済み
悪霊の追っ払い方が斬新!
個人的にはホラーBLの中では「怖くない」寄りの作品でした(一番怖いのは『守護者がめざめる逢魔が時』シリーズ)。トイレ行けなくなるくらいの怖さをちょこーっとだけ期待していた部分は不発に終わったけれど、BLとしてはバッチリ良い作品。良いカップルというか、お互いにお互いがいて良かったね(ほろり)という感じ。街子マドカ先生のイラストがぴったりの可愛いカップルでした。ホラーであれミステリであれ、解決や種明かしがある作品はどうしてもそこで肩透かしを食うリスクがあると思うんですが、その意味では今作は斬新。そんな方法での除霊があったなんて〜〜!この作品で「霊のせいで生活に支障が及んでいる相手を助ける」という構図を楽しまれた方には、夜光花先生の『不浄の回廊』もオススメです(^-^)
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ネタバレ 購入済み
本気で怖かった
怖かった(;_;)
これ本当にBLですか(;_;)
晴れて身も心も繋がれて一件落着…のはずなのにちっともスッキリしなくて(;_;)
いくら夢子が受けのお腹で守ってくれる(くれてるって言っていいの?)と言っても、攻め様と受けは今後も怪異に脅かされる訳で…。できればパァッと諸々スカッと成仏して終わってほしかった(;_;)
でも二人心通うまでのストーリーは、作者さんいつも上手だなぁと感心してしまいます。 -
ネタバレ 購入済み
ほっこり
母親と暮らしていた過去は、辛くもありますが、愛情に溢れていて素敵でした。山神様と出会って、愛される喜びや、平穏な日常に喜びを感じる若草にほっこり癒されました。平和なファンタジーといった感じでした。
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購入済み
キス恋
のお話よりコミックのがコミカルな分だけ可愛らしいとゆーか愛嬌あっていいかも。原作を読んだ当時の印象はイマイチ、多分憲がしれーっとツンデレすぎた(笑)。最近崎谷センセーを個人的に振り返ってる真っ最中なのでキス恋ももう一回読んでみようと思います。
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購入済み
崎谷センセーを巡る旅(笑)
に再び出ていています。元である恋愛証明書はお気に入りの一作、の短いですが微笑ましいエピソードの一つである本作。ただ残念なのは絵柄がね〜若干私の中の晴海と違って違和感、もうちょいガタイいいとゆーか線が太いとゆーかデデンとした感(←?)。しかし准くんが大人で参るわね(笑)。早速読み返さなければ。
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購入済み
昔話風ファンタジー
見た目で差別され、虐げられてきた親子と
孤独な山神様のお話。
もともと村人に虐げられていた上に
母親も幼くして亡くし
不憫な生活をしていた主人公。
しかし山神様がこっそり獣たちに見守らせていて
いたり、いざとなったらかっこよく助けてくれたりで安心して読めました。
山神様からのこっそり求愛、大胆求愛、もはや溺愛、と主人公への想いがあふれているところもよかったです。 -
購入済み
なんか違う
お話はとっても面白かった!キャラクターもすき!でも私がイメージしてた絵と実際の絵が全く違うイメージすぎて、挿絵が出てくると萎えるって感じで残念。絵が下手とかじゃないんです。もっと大人と若い子の間?みたいなキャラクターだと思って読んでたのに、めちゃくちゃキラキラなわっかい男の子達が出てきちゃうからなんか違うっという感じで。残念。でもお話はとっても面白かったので星4で。
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Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
楓真名は、現代日本の高校生――のはずだった。
気付けば見知らぬ森の中にいて、学校の制服のまま彷徨ううち片目を眼帯で覆った男と出会う。遠い異国を思わせる容貌や服装、それなのに何故か通じる言葉に戸惑うが、深い矢傷を負った男を介抱しようとした瞬間、眩い光に包まれ気を失ってしまった。
目覚めた真名は隻眼の男・ジークフォードに、ここが聞いたこともない国の近衛騎士団宿舎であること、そして他ならぬ真名が不思議な力で彼を助けたのだと教えられる。ジークフォードは行き場のない真名を傍に置くと決め、真名は優しく精悍な彼に惹かれていくが……?
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ストーリーの完全度:高い
トーン:あまあま・シリアス(低)
エロ度:低い
萌え度:高い
総合評価:★4.0
ファンタジー系の作品が読みたい気分だったのでこちらの作品を積み本の中からチョイス。
初読みの作家さんでしたが、最後まで楽しく読ませていただきました。
BL小説の中では比較的分厚い部類に入るのではないでしょうか。見た目からして読み応えがありそう…とは思っておりましたが、期待通り中身もしっかり厚みがあって私のようなストーリー重視派には持って来いな作品だと思いました。
世界観がしっかりしているので説得力がありましたし、攻め受け両視点からストーリーが描かれているので心理描写もバッチリでした。
また、エロは最後の方に一回あるだけなので人によっては物足りないと感じるかもしれませんが、その分二人が心を通わせ、最終的に結ばれるまでの過程がじっくり丁寧に描かれているので個人的に不満はありません。
ただ、物語が佳境に入るまでは割とほのぼのとした日常パートのような雰囲気が続くのでちょっとだけダレてしまい、全体的にもう少し読者の心を惹きつけるような展開ないし見せ場があっても良かったかなぁと思いました。
あとは超個人的な感想なんですが、攻め様のトレードマークだった隻眼が最後に治ってしまったのと、騎士じゃなくなってしまったのは少し残念だったかな…。個人的に隻眼の騎士という厨二設定が大好物なもので…(笑)
とはいえCPは非常に好みでしたし、ストーリーも上記に挙げた点以外は特に不満(というほどでもないですが)もなく楽しく読めたので十分満足のいく作品でした。
機会があれば杉原先生の他の作品も読んでみようかと思います(^^) -
購入済み
好きな作家さん
つい、繰り返し読んでしまう作家さんです。気が合うのでしょう。子育てほのぼのラブストーリーです。明るく前向きに生きていく普通の人達が愛しいなぁ。