街子マドカのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
3年ぶりのムシシリーズ第9弾。
今回はシリーズ5作目『愛の本能に従え!』で主人公たちを悩ませる、悪い上級生だったハイクラスの黄辺と志波がメインです。
黄辺の初恋で、叶わなかった恋の相手で、身体の関係だけあった志波と六年ぶりに再会するところから話が始まっていて、いわゆる再会もの。愛するとは何か?愛とは何か?という根本的な問いを投げかけられました。
わかっているようでわからないのが愛…
その普遍的なテーマを、センセらしさ(ムシらしさ?)あふれる筆致で描き切っていて、すごく心に響くものがありました。…すごくよかった。
志波はとても身勝手で残酷な性格なのかなと最初思ったんだけど、実はデリケートで優しさもある男なんだなと読んでいる途中で気がつきました。
ただちょっと自分に対して厳格で、愛というもののカタチを決めつけ過ぎてるのかな~と思ったり。
対する黄辺は、器用に生きてるけど内面は不器用のかたまり。愛もうまく表現することができないから悪い方に考えがちで色々抱えこむタイプ。
簡単に言えばこじらせてる同士…でも、そこからお互いに本音を言い合って相手の心を見つめなおす、その過程がすごく良かったし胸がいっぱいになりました。
大人になった二人だからできたことなんだなと思いました。
黄辺の一途で切ない気持ちが最後の最後に報われて本当によかったです。愛の形はそれぞれだと思えたし、二人がそれで幸せならばそれが正解、確かな「愛」なんだなとも思いました。
いい作品読めて幸せでした! -
購入済み
続きありますよね?
話としてはここで終わってもありなんですが
こういった終わり方が虫シリーズの感じだとだと続編があるような終わり方だったんで
あ、良い話でした、樋口先生のお話は毎回泣かされますね
早く続編出ますように -
ネタバレ 購入済み
すれ違い異種族コミュニケーショ
魔力を持つ王族や貴族が国を守る世界。それにあぐらをかき、貴族たちは平民から搾取していた。平民には珍しい魔力持ちのケインは、男爵にたてついた罪で『夜になると黒猫になる呪い』をかけられてしまう。なんとか呪いを解く手がかりを探したくて村から王都にやってきたケイン。王宮勤めをするなかで知り合った豹と離宮にいた美しい人が実は同一人物で、彼も呪いをかけられた事を知る。果たして2人の呪いは…。
冒頭で主人公が事故で死ぬのですが、家を出る前に家族と嫌な感じになります。反抗期の弟からは死ねと言われ、母の愛情にやや鬱陶しさを覚えました。
そして、異世界にきてからも取り返しのつかない言葉を浴びせられ、前世の家族を思います。
〝不用意に傷つけ謝る機会を失った時、どれほどの後悔を生むかを、自分は知っている〟
このシーンにやられました。ここで繋がるのかと。
これに限らず、伏線を散りばめるのも回収するのも上手い。設定もてんこ盛りだけどバランスよくまとまってるし。
だからこの作家さん好きです。
あと、年上童貞王子と妖しくリードするケインが良かった…!王子は気持ち良すぎて魔法の光の雨降らせちゃうし。ケインが言う通り可愛すぎる。
喘ぐ攻めは最高でした。街子さんのイラストも良かった! -
ネタバレ 無料版購入済み
ムシシリーズに
はまってしまって、全部よみました!
この番外編?もみんなのその後が読めて楽しかったです。ゴールドも読みましたが、どの章もそれぞれすごくおもしろかったです。 -
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本編の央太の執着が好きなら
本編でも央太の執着はマヤマヤ視点やちょこっと央太視点で垣間見えました。
スパダリな央太のダークともいえる執着愛にゾクゾクした方には是非おすすめしたいです。
優しくて世話好きで何でも器用にこなす有名パティシエ、その上Hもすごい央太の心の中はこんなに変態的でヤンデレだったのか!とドキドキです。
また、央太の孤独感にも触れる内容なので『だからこんなにマヤマヤじゃないとダメなんだな』と納得できます。
おまけ的な話ではないと思います。
他の方も書かれていらっしゃいましたが本編(愛の星をつかめ!)に入ってて欲しかったですね。 -
ネタバレ 購入済み
まさかの、、!
ついにマヤマヤ回です!
愛の巣へ落ちろ!を読んだ時からマヤマヤが好きだったので一気に読んでしまいました。
表紙を見た時に「お相手は誰だろう?」と思っていて、読み進めるとまさかまさかの央太!めちゃくちゃ興奮しました。
可愛らしさが残りつつかなりの執着攻めで私好みでした! -
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ムシシリーズ7冊目
ムシシリーズ「愛の在り方をさがせ」の続きになります。7冊目はどちらかといと、シモンさんの成長がメインの話のような気がしました。6冊目だけでは完結していなかったともいえる内容でした。
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ムシシリーズ6冊目
ムシシリーズ6冊目です。今回も新キャラが登場します。そして、最早欠かせない人になっている1作目の澄也さんと翼くんも登場します。また泣かされるので、箱ティッシュをご用意してご覧ください。笑。
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ムシシリーズ5作目
ムシシリーズの5作目、今回は新キャラです。3、4作目は続きもののような感じでしたが、5作目は完全に新キャラ同士で、笑えるシーンもあったりして、今までより多少ライトかなと思います。しかし、ご安心ください。安定の樋口先生、しっかりと泣かせにきます。笑。
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最高です!
大好きなムシシリーズ。中でも翼と澄也、郁と陶也のカップルが大好きなので、本編の10年後の2組が見れて幸せな気持ちになれたし、綾人と里久の話もとても面白かった。どのカップルも、攻めが受けを好きすぎてヘタレぎみなのがたまらないですね。
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ネタバレ 購入済み
今度は…
まやにいさまと央太が恋人同士になるなんて…!!
しかも央太が攻め!!
一作目を読んでいる時は予想もつかなかったですが、読んでみたらお似合いの2人(^^)
央太はちょっとヤンデレですがね笑 -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
恋人に貯金を騙しとられた挙句ゲイバレして仕事をやめ、安アパートに引っ越した友春。安いのには訳があり、そこは霊障の起こる問題物件だった。隣に住む超絶美形のホラー小説家・御影は平然と霊に対処していて頼りになるが、そもそも怪異は御影に取り憑いている霊「夢子」が起こしていた。夢子に乗っ取られそうで何年も熟睡していないという御影がなぜか友春の傍では眠れるらしく、毎夜御影の寝顔を見守るうち…?
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ストーリーの完全度:非常に高い
トーン:ほのぼの・シリアス
エロ度:普通
萌え度:非常に高い
総合評価:★5.0
積み本崩し。海野幸先生の作品を読むのはこれで2冊目です。
前回読んだ作品(ご先祖様は吸血鬼)は残念ながら設定にハマりきれず、それほど…って感じだったのですが、今回読んだこちらの作品は設定もストーリーもめちゃくちゃ面白くて時間を忘れて読み耽ってしまいました。
舞台は怪異現象が起こる事で有名な築三十年の二階建てアパート。
初めて出来た同性の恋人に騙され貯金の大半を失った挙句、職場でゲイバレし、ストレスで入院した事をきっかけに仕事を辞めた友春(受)が家賃の安さに引かれて住む事になったそのアパートでは、毎日のように恐ろしい現象が起こります。
引っ越して早々、怪異による洗礼を受けた友春が助けを求めたのが同じアパートに住む唯一の住人であり、隣人の御影(攻)なんですが、彼は所謂“視える人”で、怪異を引き寄せてしまう厄介な体質の持ち主なんです。
ホラー小説家である彼は怪異現象にもその対処にも慣れていて、最初は頼り甲斐がある印象なんですが、「夢子」と名付けた霊が引き起こす悪夢のせいで熟睡出来ないという悩みを抱えています。
お祓いを勧める友春に対して「ネタがなくなる」だなんて悠長に返していた御影ですが、友春が側に居る時に眠ると悪夢を見ないと気付いてからは様子が一変。「俺と一緒に寝てくれ」と友春に縋り付きます。
ネタになるなんて嘘っぱちで、お祓いだってとっくに行ったと暴露する御影の必死過ぎる様子を見て唖然とする友春。しかし、震えている御影を見て彼も本当は怪異が怖かったのだと理解します。
このシーン、凄く印象的でしたね。それまで怪異に対して平然としていた御影が初めて見せた弱み。頼り甲斐があるキャラクターだと思っていたからこそ、そんな弱い部分を見せられたらキュンキュンしちゃうし、守ってあげたくなっちゃうじゃないですか…!
その後、友春と御影は半同棲生活を始めるのですが、御影が悪夢に魘されていないか確認する為に夜中の2時にアラームをセットして起きる友春の健気っぷりと言ったらもうね…!
最初は御影が友春の面倒を見る話かと思ってたのに、実際に蓋を開けてみたら友春が御影の面倒を見ているという(笑)
しかも最終的に友春ってば大分頼もしく成長するんですよ。
友春が考えた夢子の対処方なんて「そう来たか〜!」って感じで意外性がありましたし、伏線の張り方も回収も見事で読みながら感心してしまいました。
あと、この作品の良いところはホラー描写が本格的なところなんですよ。登山中に行方不明になった友春のお父さんが霊として登場するシーンはいきなり過ぎてちょっと吃驚しましたが、ただそこに立っているだけで意思疎通は出来ないっていうのが妙にリアルに感じましたし、友春と御影の手で成仏させるシーンは不覚にもウルッと来てしまいました。ただ、季節が真冬だったので、真夏(お盆)だったらもっと良かったのにな、と思いました。ほら、雰囲気的にね(笑)
でもってこの作品、2つの中編で構成されているのですが、特に怖いのが後半のお話なんです。
攻めと受けがくっ付いた後のお話だからラブラブ日常パートだと普通は思うじゃないですか。そしたら全然違くて、何と御影と友春が離れ離れになってしまうんですよ(笑)
電車の中で居眠りをしたら新宿であって新宿ではない場所に迷い込んでしまった御影を友春が探しに行くという、予想だにしていなかった展開に驚かさる一方、あの某巨大掲示板で有名になった都市伝説、“き◯らぎ駅”を彷彿とさせるストーリーにはワクワクさせられました。
この作品って怪異の正体については、夢子も含めてハッキリとした描写が無く、分からないのがまた恐怖を煽るんですよね。あの暗闇に何がいるんだろう、どんな姿をしてるんだろうって。
振り返りたいけど、振り返ったらいけない、目を合わせたらいけないみたいな、そういう想像力を掻き立てられる怖さと緊張感があって凄く良かったし、非現実的なのに妙なリアリティーと臨場感があって最後の方はページを捲る手が止められなかったです。
御影と友春が現実世界に戻って来たシーンなんて私まで一緒に走って来たかのような気持ちで心底ホッとしました。
本当にめちゃくちゃ面白かったですし、CPも好みで文句の付けようがありません。BL小説のホラーなんて…と思っていた過去の私をぶっ飛ばしたい(笑)
ホラー耐性0の人にはあまりオススメは出来ませんが、そうじゃないなら是非とも読んでいただきたいです。自信を持ってオススメ致します!