鈴木康士のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2015年の8冊目です。
このシリーズもついに9作目か。50過ぎのオジサンが楽しみに読んでいるのは、ちょっとどうかと思いますね。主人公:斎藤八雲の赤い左目は、死者の魂が見えるという設定が、気持ちを惹きつけます。彼が、「魂は見えるが救うことはできない」という絶望感が、周りの人の愛情に抱かれながら変質していきます。毎回楽しみにしているのは、八雲に恋心を抱く晴香の心の揺らぎと決意です。ただ泣いてばかりだった女の子が、彼を守りたいと思うことで少しずつ変わって行きます。「希望を抱くことは、叶うことを奪われた人間に絶望を与える」と、暗闇から囁く声に耳を貸さないことだ。耳を塞いでいないと、その言葉は、心地よ