鈴木康士のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
1巻は短編集で、登場人物をさらっと紹介する感じがしたのだけれど、2巻は1冊使って一つの事件を描いているので、より物語としては楽しめた。ただ、今回結構気になったのは物語のディテール。死者が見える青年、生きている人間に死者が取り付く、という前提は良いとして、その死者を騙して身体から出すというくだりのところで、監察医がその死者の顔にそっくりの偽物をつくり、そこに自分の死体があるように見せかけるという部分。いくら特殊メイクなどの技術が発達したとはいえ。「自分の顔」という最も差異がわかるものを、本人からも気づかれないほどのクオリティで一介の監察医が短時間で用意するって・・・どこのジェバンニかと。「一晩で