鈴木康士のレビュー一覧

  • 心霊探偵八雲4 守るべき想い

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    晴香が今度は教育実習先でトラブルに巻き込まれる。さすがトラブルメーカー。

    少しずつ変わる八雲と晴香の関係と、何気に少しずつ成長する石井刑事に着目したい。

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    2014年09月29日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 祈りの柩

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    生まれついての赤い左目で死者の魂を見ることができる大学生・斉藤八雲が不可解な事件を解決していく人気シリーズ。「ANOTHER FILES」ということで、今回は主要キャラのひとり、後藤警部補にスポットが当たっとります。町はずれの泉で水面から這い出てきた幽霊に遭遇して以来、友人の女の子が謎の歌を歌い続けているという相談を受けた八雲。そこから後藤が封印してきた過去と向き合う密室殺人へと事件は発展し…。作品によって質にブレのある本シリーズですが、今回は割といいやつ。想いのすれ違いが生み出す悲劇にしんみりできます。ただ、相変わらず言い回しや言葉選びが微妙。そしてコロコロ変わる人物描写のゆれも健在なのが残

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    2014年08月14日
  • 心霊探偵八雲7 魂の行方

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    八雲と晴香のつかず離れずの関係が1巻に比べれば格段に前に進んでいる。
    あとは八雲の表情や態度が柔らかくなっているなと感じた。
    事件と関わり晴香とも関わり、八雲も成長しているのかな。

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    2014年08月01日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 祈りの柩

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    シリーズ番外編。今回は、後藤さんの過去と結びついた事件。
    後藤さん・・・切なくやりきれない。。歌い続ける幽霊も切なさを増幅させる。。優しさよりも切なさの方が大きかった。哀しい。

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    2014年06月27日
  • 心霊探偵八雲3 闇の先にある光

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    強姦事件と心霊。
    なんとも胸ごこちが悪いのは、犯罪の性質上なのは然り。
    犯罪が犯罪を呼び込む縮図が切ない。

    次巻への石井刑事の煽りに期待。

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    2014年06月22日
  • 心霊探偵八雲4 守るべき想い

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    ネタバレ

    元図書委員のAちゃんに借りた本。

    心霊探偵八雲シリーズの4冊目。
    今回は晴香が教育実習で派遣された小学校で事件が起こる。
    晴香が受け持つことになったクラスの生徒の一人、真人は、自分には幽霊が見え、呪われているから、近付くと危険だと言う。
    晴香はどことなく八雲の子供時代を連想し、ほうっておくことができなかった。
    一方、この小学校のプールわきのボイラー室で、火災が発生し、中から炭化した死体が見つかる。
    唯一、燃え残った手首より、被害者は精神鑑定中に逃走した、父親殺しの男らしいことが分かった。
    逃走中の男はなぜ、小学校で謎の死体となったのか?

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    2014年05月22日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES いつわりの樹

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    短編で一冊。
    変わらず、警察と心霊が普通に両立してて…というか、後藤さん方の半端ない苦労と引き換えに解決。
    短編ゆえに、皆さんの距離、立ち位置も変わらないという安心感。石井さんはがんばったようだが。

    本編読みたいなぁ。

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    2014年05月04日
  • 心霊探偵八雲3 闇の先にある光

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    ネタバレ

    元図書委員のAちゃんに借りた本。

    心霊探偵八雲シリーズの3作目。
    今回は、飛び降り自殺を何度も何度も繰り返し続ける女性の霊を見たという相談が持ち込まれる。
    調査を引き受けた八雲。
    同時進行で、警察署長の娘で新聞記者の真琴から持ち込まれた相談は、友達がバーで女性の霊を見て以来、自分の部屋に何かがいるから、霊媒師に相談したが、その霊媒師は両目が赤かった。
    この霊媒師は、何者か?

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    2014年05月03日
  • 心霊探偵八雲4 守るべき想い

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    読書録「心霊探偵八雲4」3

    著者 神永学
    出版 角川文庫

    P22より引用
    “駒井の言う通り、最初から全てがうまくいく人なんていない。
    失敗しながら成長していく。”

     目次から抜粋引用
    “発火
     炎上
     残火
     その後”

     燃える炎のように赤い瞳、死者の魂を見ることの出来る大学生
    を主人公とした、長編心霊ミステリー小説。
     夜の学校、校務員の病気のために新任教師が学校内の鍵を閉め
    て回っていた。プールに人を見つけ注意し、警察に連絡しようと
    したところ…。

     上記の引用は、八雲の友人・晴香の教育実習での様子を描いた
    部分での一文。失敗しなくては、成長するために直す場所がわか
    らないと思い

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    2014年01月24日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES いつわりの樹

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    ネタバレ

    いわくつきの木の前で殺された死体が発見された。
    容疑者はすぐ捕まったものの、死者を含む全員の発言に矛盾ばかり。
    一体どれが嘘で、どれが本当なのか。
    そして何かに取りつかれた友人は助かるのか。

    本編と関係ない状態で事件が進むので
    毎度おなじみ赤い目の人は出てきません。
    それはもう複線もないですし、かけらもなし。
    なので、刑事さんは刑事職業のまま。

    うっかり普通のミステリーと思って読んでいては
    まったくからくりが分かりません。
    この人達の前提を忘れてはいけません。
    というよりも、最初でその前提使い終わったかと。
    むしろ、友人の事忘れてた?w

    しかし腹が立つ男です。
    自分のプライドが傷つけられ

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    2014年01月01日
  • 心霊探偵八雲5 つながる想い

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    いつも八雲の人を見下した言い方にイライラさせられるのだけど(^_^;)今回はそんなこともなく読めた。石井、頑張ったなぁ。後藤刑事がこれからどうなるのか気になる!

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    2013年10月07日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES いつわりの樹

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    ネタバレ

    八雲シリーズの外伝。今回は石井刑事の過去が深く関わり、話の鍵を握る。
    相変わらずスピード感があって読みやすい。ただ、少々ご都合主義な部分も。確かに“心霊探偵”だし、今までも憑依という現象は出てきたけれど、それによる殺人となると、何でもアリという気になる。
    そこは抜きにして、登場人物それぞれの心情なんかが丁寧に描かれていて、本編からずっと読んでいる読者としては、皆それぞれに成長していく姿が見て取れて好感が持てる。
    “人間関係において、どちらか一方ってことはあり得ませんから…” かつて一心が言ったのと同じ言葉で、八雲が石井刑事を諭している様子からも八雲の成長がうかがえて、ちょっと心が温かくなる。

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    2013年09月28日
  • コンダクター

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    読み進めれば進れるほど謎が深まる展開と、数々の伏線を綺麗に収束させるさま、意外な真相など良く出来ていると思います。想像していたよりも本格テイストで好印象でした。
    ただ、文章が似たような表記の繰り返しでくどかったのと、この事件をコンダクターに依頼した人物の経緯が説明不足だったのが、個人的に不満でした。

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    2013年09月06日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES いつわりの樹

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    ネタバレ

    みんな虐められ経験者みたいになってるが、何とかここまでやってきた、という所は作品にするとなんか良いけどもやもやはしてしまう。この題材はどんな作品にしてももやもやする。

    後藤さん好き。愛のある喧嘩っ早いキャラはイイ!

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    2013年08月31日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES いつわりの樹

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    刑事の描き方にライトっぽさというか、ややも嘘臭さを
    感じてしまうのだけど、それは自分がスレてしまっている
    せいもあるので、普通に面白いと思います。

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    2013年08月30日
  • 心霊探偵八雲4 守るべき想い

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    ネタバレ

    サクサクっと読みやすい八雲シリーズ。一人で背負っていた真人がかわいそうだったなぁという感じだったけど、最後は笑顔になれてよかった。姉の存在?も今後気になるところ。それにしても、八雲の口のきき方に たまにイラッとしてしまう(^_^;)

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    2013年08月30日
  • 大東亜の矛 太平洋封鎖戦

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     日本と倭国の関係の変化が戦いの趨勢に大きく影響するのは当然であり、それがそのまま結末へと繋がるのは必然の流れではあるが、元々がかなり無茶な設定が盛り込まれていた割には落ち着くべきところに落ち着いた感じだった。

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    2013年08月25日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES いつわりの樹

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    Anotherfile いつわりの樹

    本編とは別に書かれたAnotherstory
    神永学さんの八雲シリーズ

    シリーズ本編の例にもれず、この作品も裁くもの、裁かれるもの、それぞれに思い思いのドラマがありどうすれば一番良かったのか?考えさせられる作品でした


    が、本編シリーズを楽しみに読んでいるものとしては少し物足りなかったです(´д⊂)

    もともとこの作品は舞台用の脚本を書き換えられたものだとか…

    それだからでしょうか?
    舞台展開のイロイロや、新聞掲載の文字制限等いろいろな過程を経て加筆修正されて発行されたとありますが私の中では内容が薄い気がしました


    本編を読んでいなくてこの本だけ

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    2013年08月21日
  • コンダクター

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    心霊探偵八雲シリーズから派生して読んだ作品。

    期待していただけに正直がっかり。
    八雲シリーズとは違って登場人物に品がない。
    この登場人物は、という思い入れの人物もいない。

    内容も、伏線を張りすぎて収拾がつかなくなっている感じがした。
    事件の全容が明らかになった後の男同士の会話が少し気になるけど…
    続きがあるなら読んでみたいとは思う。
    でも再読はしないと思った作品だった。

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    2013年07月02日
  • コンダクター

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    ネタバレ

    最後の最後で「コンダクター」は結城じゃくって、そっちかぁって感じだった。
    なんか、新垣の立ち位置も不明なままな気も...。

    そういうテーマで書かれているんだろうけど、みんな腹に一物を抱えてて、誰も良い人(一般的な探偵や刑事)が一人も出てこなかったな。

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    2013年05月22日