ミヒャエル・エンデのレビュー一覧
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ネタバレ今まで読んできた中で1番大好きな本です。
登場人物、物語の流れ、雰囲気が自分に刺さりすぎる本で、昔から読んでいます。
私的な話ではありますが、小学校4年の頃から双子の片方の兄妹と英語に興味あって勉強するために英語版のモモを買ったりして、2冊の本(モモと星の王子さま)を交換っこしながら英語を学んでいました。アニメや実写映画も沢山見返しました。
現代社会と重なる部分があり、きっと今の世の中にぴったりな本なのではないかと思います。作者の短いあとがきにはかなり衝撃受けましたね。
読んでる時に脳内でアクションのイメージが再生できるくらい飲み込まれる本です。ほんとにずっとワクワクしながら読めて読んでも -
Posted by ブクログ
2026年3月、本書が邦訳刊行されて50周年を迎えた。主人公のモモは、不思議な力を持つ少女。人の話をじっくり聞くことで心を癒すことができる。物語の序盤では、コミュケーションで大切な、傾聴、うなずき、共感の大切さを再確認できる。やがて、時間泥棒と呼ばれる「灰色の男たち」によって人々の時間が搾取さ、人々が心のゆとりや豊かさを失っていく中で、時間の管理者やカメと共に立ち上がり、奪われた時間を取り戻すための冒険が小気味いい。タイムマネジメントが要求され、生産性向上の名のもとに、効率性が求められ、心身共に疲労困憊の現代社会にあって、50年以上前の物語が現代に問いかけるのは何か。1日の労働時間の短縮によ
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子供向けの物語かもしれないけれど、大人になった今でも楽しめる。むしろ、大人が読んだ方がいいかもしれない。今回が読むのは初めてだが、これから生きていく上での指針にしたいと思えた。効率的に動く事で物理的な時間は確保できても、心の時間は時間泥棒たちに奪われてしまう。私自身、今は時間を奪われてしまったような感じで生きてしまっている。せかせかするとイライラする。理屈は分かっている。効率ももちろん大事だけど、それ以上に心が求めていることに耳を傾けるのも大事だということを知った。とは言えいきなりゆっくり歩いて行こう!というのも難しいので、少しずつ、やらなきゃいけない事でも楽しんでいけたらいいな。モモの生き方
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Posted by ブクログ
起きる、家事、子の支度、自分の支度、送迎、出勤、仕事、送迎、夜ごはん、お風呂、寝る時間!
毎日毎日、何時何分までにあれをしてこれをして終わらせて…の繰り返しで自分のためのまとまった時間がない!とすぐいっぱいいっぱいになり、爆発する。
そういう日々を送っている中でモモの物語はとても心に刺さった。
便利さを常に追求して、できた自分の時間は動画を観るなどで消費。
子どもの世話を効率よくこなしつつ家事も出来るだけ負担軽くしたくて、結果的に子どもと遊ぶ時間を満足に取れてなかったり…。
時間というものをどういう心で過ごすのか、誰と過ごすのか、考えさせられた。
そして読み終わって奥付を見たら、198 -
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読み始めは、なんて子供じみた話なんだろうと思っていました。
ところが灰色の男たちがモモの仲間達の時間を奪い始めてから、ページをめくる手が止まらなくなりました。灰色の男に時間を貯蓄しないかと誘われて、生活がガラリと変わっていく。余裕のないいつもイライラした生活は、まるで自分のようで読んでいてとても辛くなりました。
「時々目をあげてみるんだが、いつ見ても残りの道路はちっとも減っていない。だからもっとすごい勢いで働きまくる。心配でたまらないんだ。そしてしまいには息が切れて動けなくなってしまう。道路はまだ残っているのにな。こういうやり方はいかんのだ。」
「いちどに道路ぜんぶのことを考えてはいかん、わ -
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ネタバレいじめられっ子の主人公が本の中の世界を救い、大切なものを見つけて現実世界に戻る物語
この本の異質さ、素晴らしさは、主人公が強力な力を手にして世界を救った後に、大切なものを失い、取り戻すパートにあると思う
太っていてかっこよくもなく、いじめられている現実から、本の中の世界ではたくましくかっこいい姿に変身し、世界を救う、そんな物語の中に入ったら、元の世界に戻りたくなくなる、誰しもそんな気持ちには共感できるのではないだろうか
しかし、逃げ出したくなる現実の中にこそ、本当に大切なものがある
現実世界で自分の物語に向き合うとする主人公の決意は、子どもだけでなく大人になった私にも力を与えてくれた
自分が