ミヒャエル・エンデのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
立て!アクション!ファイト!ジムボタンのように― 勇ましい主題歌がいつまでも記憶に残っていて、この本のタイトルを見た途端、ぱあっと小学生のころに見たアニメを思い出した。
でも1枚目のさし絵を見てびっくり。アニメで見たジムボタンと全然イメージが違う。
読み進めたら、さらに違いは歴然に。ジムボタンは黒人の男の子で、ジムのズボンが何回縫っても同じ所に穴があくので大きなボタンを縫いつけたのが名前の由来だって。ボタンパンチのボタンじゃないんだ(笑い)
でも、そんな違いなんかすぐ忘れるほど、ストーリーに入り込んでしまった。最大の理由は、ジムや機関士ルーカスといった登場人物が、すごくいいやつだってこと。 -
Posted by ブクログ
実はまだ読んでいなかった名作。やっと読みました。
昔、映画で見た時中盤までは面白くわくわくしながら見たのですが、ラストがどうしても納得できずモヤモヤ感が残ったのです。バスチアンの役割が腑に落ちなかったんですね。
そうしたらば、映画は原作の序盤部分しか映像化せず無理矢理終らせていたことが判明。なるほど本当の物語、バスチアンの物語はこれから始まるところだったのかと納得。
壮大な物語の中で主人公が出会う人々にもまた物語があることを示唆する「けれどもこれはまた別の物語」という一文に、物語世界のはてしない広がりを感じます。そのことが最終段階で意味を帯びてくることにも驚嘆させられます。いやもう本当に物 -
Posted by ブクログ
今のわたしにとって、ベストタイミングな一冊。
児童文学書として昔から知っていたけれど、あらためて読みたいと思い購入。
ちょうど日本語訳版が出版されて50周年らしく、綺麗なオレンジ色のカバーが付いたものを購入した。
「時間」をテーマにした内容で、現代を生きる大人たちに捧ぐ本だと感じた。
わたしも口癖のように、「忙しい」「時間ができたらそのうち」を毎日言っている。
その毎日の中で、どうにか時間をやりくりして耐え凌いでいることも自覚あり。
しかしわたしだけでなく、大人も子どももみんな時間に追われて過ごしている方が多いと感じる。
ただ1番大事なことは、心のゆとりを持つこと。
小さな痩せっぽっちの孤 -
Posted by ブクログ
やっと読み終わった、モモ!
長い物語だから、他の本と並行しながら読んだ。
本書は児童書なので、個人的には平仮名が多いという点で終始読みづらさはあった。
ある程度内容を把握したくて絵本版を先に読んではいたが、かなり印象が違った!
絵本の方はモモは不思議に包まれたままだったし、ベッポの話が中心だったのに対し、原作はかなり深い内容だった。
時間とは何か?を問う物語。
時間や数字に囚われ、本当に大切なものを見失ってしまった現代人の目を覚ましてくれるような一冊。
この本が1973年に完成したとは驚きでしかない。
そして、あとがきにもあった通り、過去の話とも未来の話とも言える、というのがまたすごい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレファンタジックな文体が、読んでいて心地よかったです。
せかせかイライラしてしまう時、
わたしの中にも灰色の男が生まれているのかもしれない。積極的に心にゆとりを持とうと思える本でした。
ちょうどモモを読む1つ前に読んでいた本が
時間を効率的に使うノウハウ本だったため、
自分は何をしたいんだろうと考えてしまったりしていました 笑
アプローチの仕方は違えども、
時間の重要性を再確認できるいい読書期間になりました。
モモが1人ぼっちになって数ヶ月を過ごす期間、
時間は誰よりもあっても
誰もいない、することがないと苦痛に感じているシーンは、老後のことを想像してしまったりして、刺さりました。