ミヒャエル・エンデのレビュー一覧

  • モモ

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    とても有名だが子供の時読んでいなかったので今更だが読んでみた。
    名作と言われるものは書かれた時代から何十年経っても内容が時代とマッチするから名作なんだなあ。人類が進歩とともに忘れていってしまうものはいつの時代も同じなのか。

    大人が便利さを求めて効率化を進めていくと心が貧しくなりイライラすることも増え子供にもしわ寄せが行く。タイパと言いながら時間そのものを大切にできておらず何が幸せだったのかを忘れていってしまうのではないか?という現代にも通じるお話。

    ジジがモモに聞かせてくれた劇中話がなんだかとても素敵だった。三体三部もだったけど物語のなかに夢のような物語を更に組み込める作家さんってすごいな

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    2025年12月21日
  • モモ

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    時間に追われている現代。そして自分。
    なぜ追われているのかを見つめ直す必要があるし、今の働き方が時間の切り売りになっていないかも考えないといけない。

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    2025年12月13日
  • モモ

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    わたくしも灰色の男たちに時間を奪われています。あくせく時間に追われているな。と痛感。時間という概念を深く考えさせられました。読み応えがあります。無駄な時間とは本当は何なのか?自分の中にある時間を知れるのか?まずは時間を大切に、ゆっくり味わって?生きていきたいと思います。

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    2025年12月07日
  • モモ(絵本版)

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    優しくて可愛らしい絵とともに、モモの魅力についてわかりやすくまとめてあった。小学生の頃とかにこの絵本に出会っていたら、美しい世界の景色にもっと早く気づけていたのかもしれない。

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    2025年11月27日
  • はてしない物語 下

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    ネタバレ

    モモが面白かったからはてしない物語を手に取った。
    少年が物語の世界に入って望みを叶えていくところは少し飽きてしまった。
    途中で、少年は望みは有限であることに気がつき、元の世界になんとか戻ることができたのだけど、「あるがままの自分で良い」という心根に変わっていた。
    トータルでは面白かった。でもちょっと長かったかな…

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    2025年11月22日
  • モモ(絵本版)

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    モモはタイトルは知っていても今まで読んだことなくてこの絵本が初めて。
    まず絵がいい。丁寧で空気を感じる。
    話は、ものすごく聞き上手のモモという少女の話なのは分かるんだけど、結局なんなのか読み取れなかった。

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    2025年11月22日
  • モモ

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    時間を効率的に使わないといけない、と思っていたが、この本では、それって良くないよ、というメッセージであるので、どうすればいいのか、途中で打ちのめされる。何事もバランスが大事ということだが、当たり前のことであるはずなのに考えさせられる。

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    2025年11月15日
  • モモ

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    時間に追われる日々だからこそ読めて良かった一冊。
    文中にある、
    時間とは生活、生活とは心の中にあるもの、
    人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそっていく、なくなってしまう
    心の中の時間について深く考えるきっかけになれた。

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    2025年11月14日
  • モモ

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    小さな女の子のモモが時間泥棒から時間を取り戻す話。モモは危険な状況でも時間を取り戻すのが勇気があってすごいと思った。現実でも時間を大切にしようにしようと思った。

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    2025年11月14日
  • モモ

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    児童書なのでシンプルに読みやすかったけど、子どもにしては難しくない?!というくらいには風刺きいてるし考えさせられる本だった

    時間は平等に与えられてるとか、タイムイズマネーとか、時間にまつわる金言って結構あるけど、「時間=生きるということ」っていうのがシンプルだけどハッとさせられる一文で、「だからこそ急いでなんかしないと!」ではなく「だからこそ時間を楽しまないと!」というポジティブな変換になるのがとても良い。

    1973年に書かれたとは思えないくらい現代への風刺感がすごかった。何事も効率化したり、「未来の自分のために」という理由で切り詰めすぎて今を蔑ろにしたりと、心当たりを感じる部分が多く時間

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    2025年11月12日
  • モモ

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    何度も読み返したい本。
    子供の頃に読んだ時にはモモの冒険をワクワクして読んだ。
    しかし歳を重ねてこの本を再び開くと、いつの間にか灰色の男たちに時間を盗まれた大人になってしまっていたことに気づかされた。
    タイパ、コスパを重視するような生活に疑問を投げかけてくれるようなこの本に、この時代で出会えて本当によかったと思う。

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    2025年11月08日
  • モモ

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    永遠の名作 モモの小説で語られることは、時代を超えて現代にも意味をなす。
    時間泥棒に奪われた時間は、きっといつでも取り返すことができるはず。
    児童書だけど児童書に非ず、でした。

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    2025年12月18日
  • はてしない物語 下

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    ネタバレ

    下巻は冒険からクライマックスのような盛り上がり。「行け行けバスチアン」とわくわくしながら読み進めるのですが、すぐに解決めでたしめでたしとはなりません。
    ああバスチアン、そっか…となりますが
    アトレーユの奮闘のおかげもあり、バスチアン大成長。
    ラストはちゃんと本返しに行けて私は安心した。それからまた胸アツな展開があって、最後にまだやってくれるんか!となりました。

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    2025年09月19日
  • はてしない物語 上

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    ネタバレ

    いじめっ子は追ってくるし土砂降りだし、冒頭から踏んだり蹴ったりのバスチアンにはすぐ感情移入してました。
    逃げ込んだ書店でただならぬ雰囲気の本を見つけ、どうしても欲しくなるバスチアン。まさか持ってっちゃうとは思わなかったけど、これは下巻の回収がステキでした。
    上巻は、アトレーユの冒険を見守るバスチアンがほほえましくて、どんどん本の世界にのめり込む姿もよかった。
    結果、ホントにのめり込んでしまったバスチアン。「自分なら救える!」と本に入っていく過程は、とても好きな場面です。

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    2025年09月21日
  • 魔法のカクテル

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    この本で岩波少年文庫から出ているエンデの本は全部読んでしまった。
    再読も楽しいけれど、初読のワクワクって特別だから少し寂しい。
    これからもエンデの本はずっと読んでいく。

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    2025年09月10日
  • はてしない物語 下

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    上巻の胸熱展開から一転、めっちゃしんどい展開が続き何度も中断しました。が、最後まで読んで良かった!
    児童文学として有名ですが、私は今このタイミングで読めてよかったと思っています。

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    2025年09月10日
  • はてしない物語 上

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    引き込まれる展開で、それでも理性を持って読んでいたのに上巻のラスト、あまりに胸熱の展開でした。
    下巻を光の速さで取り出して読み出した私、間違ってないはず。


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    2025年09月08日
  • 魔法のカクテル

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    「終わりよければ、すべてよし。」

    とうか、綺麗に全てが良い方に終わって
    読後すっきり。

    面白い言葉のオンパレードで、
    きっと子供の時に読んだらわくわくしただろうな。
    声に出して唱えていたかもしれない。

    魔術師と魔女の(本当は逆を願った)願いが深い。

    マウリツィオとヤーコプの友情にほっこり。

    自分の子供に読ませたい。



    「飛ぼうとしたら、おいら、石みたいにストーンと落ちちゃうよ。」

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    2025年09月03日
  • ジム・ボタンと13人の海賊

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    ジムとルーカスとの旅が終わってしまう〜と寂しい気持ちのままあっという間に読んでしまった。

    「モモ」や「はてしない物語」ほど知名度はないかもしれないけど、やっぱりこれがエンデの原点だなという感じがする。

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    2025年08月24日
  • ジム・ボタンの機関車大旅行

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    楽しかった〜〜〜!
    エンデ自身も子供のようにわくわくしながら書いたのだろうなということが伝わってきた。

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    2025年07月29日