ミヒャエル・エンデのレビュー一覧
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時間について考えさせられるような名作童話
幻想的な雰囲気がありながら、物語としても疾走感やスリルがあり、哲学的なテーマも盛り込まれていて名作と言われるのが納得。
いろいろと解説を読んでみたい気にもなるが、しばらくは余韻に浸ろうかしら。Posted by ブクログ -
ミヒャエルエンデ短編集。
・本を読むことに夢中になる大人、子供、動物たち。
・魔法の学校での様子。
本当の望む力がある子供たちだけが使える魔法。
自分の本当の望み。
ムークとマーリの兄妹が魔法で出した奇妙な動物のこと。
・両親の言うことを聞きたくないレンヒェンが、魔女に頼んで両親がレンヒェンに...続きを読むPosted by ブクログ -
エンデのメルヒェン集 19個のお話が集まった1冊
ひとつひとつの短いお話の中に
よ~く見るとキラッと光る小さな石
まだ光ってはいないけど 宝石の原石みたいな…
耳を澄まして 気持ちを澄ませて 読んでみると気が付くみたいな
大人になるにつれて いつの間にかどこかに落としてきてしまった 忘れて...続きを読むPosted by ブクログ -
大好きなjunaidaさんの絵に惹かれて読みたくなって、後情報でエンデの遺作と知り、読むしかないと笑
なんだかちょっと哲学っぽいようなそんな内容はエンデだなぁ~と思いながら読みました
子どもの頃、ファンタジーな冒険物語はいつも楽しくワクワクしながら読んだ記憶しかありません
読んでいて、とても楽...続きを読むPosted by ブクログ -
訳者 上田真而子さんのあとがきも含めて読んで、エンデさんが大事にされている(「モモ」や「はてしない物語」でそれとなく訴えられている)童心とか遊び心みたいなものが少しわかった気がする。純粋。ただただ心の赴くままに楽しいことをするということは尊いなと思った。皮肉ではなく世界のみんながこんなふうに素直に人...続きを読むPosted by ブクログ
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エンデの短編集。どことなく、ああ、エンデだな、と感じる10編。読者の想像力に訴えかけてくる作品たち。推奨年齢は小学4・5年以上となっているが、まさにその世代の、本好きでない方にも楽しんでほしい1冊だった。個人的には表題作の『魔法の学校』と、『ニーゼルプリームとナーゼルキュス』が好き。Posted by ブクログ
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下巻も読み終えましたが、上と下で話の展開が大きく異なる。下のための上みたいな感がある。
当初映画化された内容が上だけでエンデさんが怒ったというのもうなづける。Posted by ブクログ -
『ジム・ボタンの機関車大旅行』の続編。前作もキャラ達の描写が楽しかったですが、今回も増していろんな個性的なユニークキャラ達、ジムとルーカスの熱い信頼と友情も良い。
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アニメは放送されていたのが幼少の頃だったので見た記憶がなく中学生の頃、再放送でちらっと視聴したのが最後。ミハエル・エンデは「モモ」は読んだのですが、原作の世界観と違いかなりアニメは大幅なアレンジが加えられいてる事実を原作読んで実感しました。
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『モモ』で、有名なミヒャエル・エンデさん。
エンデさんの遺作に、別の作家(ヴィーラント・フロイト)さんが加筆されて出版されたもの。
そして素敵な表紙がjunaida さん。
60点以上の挿絵も、物語に寄り添うように
優しく可愛く…入っている。
暗黒の中世の、とある真夜中、嵐のなかを進む操り人形劇団...続きを読むPosted by ブクログ -
ミヒャエルエンデの未刊の作品をフロイントさんが引き継いで完成した作品。恐れを知らないクニルプスが悪に憧れてロドリゴラウバインに従者として志願するが、盗賊騎士として恐れられている彼は実は。という話し。エンデのお話はモモとはてしない物語しか読んでないが、面白いけど何か難しい話だなあと思っていた。今回は恐...続きを読むPosted by ブクログ
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大晦日の夜に、魔術師の悪だくみを猫とカラスがくいとめるお話。
魔法のカクテルの効用が変わる期限が刻々と迫ってくるため、魔術師と猫たちの駆け引きに緊張感があって面白かった。アニメとか、舞台にしたら面白そう。
魔術師の願い事に、人間として、とても皮肉を感じてしまった。
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2022.12.23
共感性羞恥がしんどくて読むの時間かかった。
何度かバスチアンをぶん殴りたくなるけど、進むにつれて愛しくなっていって、最後は抱きしめたくなる。
訳が読みにくい部分もあるけど、全体的に大満足。Posted by ブクログ -
2022.12.13
ネバーエンディングストーリーの原作。
面白いなー!
小学校高学年くらいで読んでみたかった。
きっと、今よりももっと本が好きになったと思う。
下巻も楽しみ。Posted by ブクログ