ミヒャエル・エンデのレビュー一覧

  • はてしない物語 上

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    映画化もされたエンデの名作。本を読む少年とその本の内容と、二重の構造になっています。永遠のファンタジーですね。

    確固とした夢の世界が無いために、人間は戦争をはじめるという論理。揺さぶられました。虚言・妄想がファンタージェンの国(確かな夢の国)を滅亡へ向かわせ、さらにそのことが人間世界の退廃にも影響を及ぼすという悪循環。真っ当な夢・空想を失うと、想像力が妄想や虚言の方面へ助長し、その逆もまたしかりという話。太い芯の通ったファンタジー小説。

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    2025年04月14日
  • はてしない物語 下

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    実はまだ読んでいなかった名作。やっと読みました。

    昔、映画で見た時中盤までは面白くわくわくしながら見たのですが、ラストがどうしても納得できずモヤモヤ感が残ったのです。バスチアンの役割が腑に落ちなかったんですね。
    そうしたらば、映画は原作の序盤部分しか映像化せず無理矢理終らせていたことが判明。なるほど本当の物語、バスチアンの物語はこれから始まるところだったのかと納得。

    壮大な物語の中で主人公が出会う人々にもまた物語があることを示唆する「けれどもこれはまた別の物語」という一文に、物語世界のはてしない広がりを感じます。そのことが最終段階で意味を帯びてくることにも驚嘆させられます。いやもう本当に物

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    2023年10月28日
  • モモ

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    何かをするということは同時に、何かをしないということ。現代で生きるということは取捨選択の連続だろう。
    じゃあどのように選ぶべきか?この物語で心をうしなった大人たちを反面教師として、私なら、あたたかい気持ちになれるかどうか、を軸に選択したいと思った。

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    2026年06月07日
  • モモ

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    タイパやコスパ、色んなものが効率化、合理化される世の中。なのに逆にどんどん忙しくなり、時間がなくなる。これを読むと本当に人間にとって大切な時間とはなにか考えさせられます。

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    2026年06月04日
  • モモ

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    児童文学と聞いていた。が、なんか中身がすごく難しい。大人になってもこうして学びがあったり考えたりできることは楽しいし、それをもたらしてくれる作品に巡り会えて幸運だと感じた。
    いつも忙しない、不機嫌、イライラしているのは心に余裕が無いためであり、それは全てお金が解決してくれるとばかり思っていた。しかし、時間の影響力も大きいと気づき、さらにはその他多くの物事が変化するキッカケとなるとは怖い。自分に与えられた時間を大切にしようと思う。では時間をどう考えればいいか、それはまだわからない。結局時間ってのは一体...

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    2026年06月04日
  • モモ

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    ネタバレ

    ファンタジックな文体が、読んでいて心地よかったです。

    せかせかイライラしてしまう時、
    わたしの中にも灰色の男が生まれているのかもしれない。積極的に心にゆとりを持とうと思える本でした。

    ちょうどモモを読む1つ前に読んでいた本が
    時間を効率的に使うノウハウ本だったため、
    自分は何をしたいんだろうと考えてしまったりしていました 笑
    アプローチの仕方は違えども、
    時間の重要性を再確認できるいい読書期間になりました。

    モモが1人ぼっちになって数ヶ月を過ごす期間、
    時間は誰よりもあっても
    誰もいない、することがないと苦痛に感じているシーンは、老後のことを想像してしまったりして、刺さりました。

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    2026年06月03日
  • モモ

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    小学生の頃に読んだような、途中で挫折したような。内容は全くもって覚えてなかったので恐らく挫折したんじゃなかろうか(当時この内容を理解できたとは思えない笑)。
    最近は多少意識できるようになってきたけど、「余白」って本当に大事。時間にせよ仕事にせよ写真にせよ、あらゆるものは「余白」が大事。足し算ではなくて引き算で考える。詰め込み過ぎはかえって遠回りになったり何が大切か分からなくなってしまう、

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    2026年06月01日
  • モモ

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    ネタバレ

    この歳になるまで実は読んだことがなく、日本語版刊行50周年ということもあり記念のダブルカバーになっていたので、いい機会だからと手に取ってみた。

    児童文学だし、ちゃちゃっと読めるだろうと思って息抜きがてら読み始めたけど……すみません、児童文学だと思って完全に舐めてました。私が子どものときだったら読み切れてた自信がないです。というか子どもが読むには若干難しいような気がしなくもない。すっかりおじさんになった私ですらちょっと大変だった(もともと読む能力が低いという事実からは目を逸らすものとする)。この本をスラスラ読んでいる子どもは文学に選ばれし特別な才能を持っているに違いないので、そんな子を見かけた

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    2026年05月31日
  • モモ(絵本版)

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    ネタバレ

    モモの元の話は読んでない…。絵本なら簡単にわかるかなと期待して読んでみた。

    人の話をじっくり聞くのは大切な事……という話で終わってしまった。あれ?聞いてた話と違う。時間どろぼうが出てこなかったかなと思ったら、物語の最初だけらしい。
    人の話を聞くだけ。オチもない。少し残念。お友達二人、若いのと老人が出てきたけど、どっちがどっちだろうと思うくらいに特徴が頭に入ってこない。元の本はこの辺りもちゃんと分けて書いてあるのかな。

    元のお話を読もうと思う。

    でも、絵は綺麗。最後の星の中の絵は引き込まれてしまった。
    ごちそうさまでした。

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    2026年05月16日
  • はてしない物語 下

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    ファンタージェンの世界に入った最初の頃に手にした愛や勇気や誠実さ、友情を、自らのエゴですべて失ってしまう主人公。母のような無償の愛を受け、自ら困難に立ち向かった先にまた取り戻し、現実の世界でもそれらを持ち続けることができるようになった。そうすると自ずと人間関係も円満になり、物事がうまく運んで行く。改めて大切なものを教えてくれる物語。

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    2026年05月09日
  • モモ

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    タイパについてかなり考えさせられた本

    急いで効率を重視して生きている間は
    本当の時間ではない
    自分の時間を生きていないと生きていると言えない

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    2026年05月09日
  • モモ

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    働き始めてから、一年が過ぎるのがとても早く感じていた。時間泥棒に時間盗まれてたのかもしれない。
    毎日7:30に家を出て、夜10時に帰ってきてたから、平日に自分の時間を持つことはできず、土日は寝たり休んで回復していた。
    常に忙しくて、時間を切り売りして何とか収入を得ていた。
    もっと人間らしく生きたいと思ってたから、モモみたいに人と話をしたり聞いたりして時間を過ごせるのは人生を豊かにするとわかった。何でも効率化、時間を短くできた分、もっと働くっていう資本主義的考えは、人生を灰色にしてしまうと再認識した。

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    2026年05月08日
  • モモ

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    この本が50年も前に書かれた小説と知って驚きしかない。今の時代も更に未来でも長く読まれ続ける小説だろう。
    タイパを重視する現代の人々こそ『モモ』を読むべきであると感じた。私たちは気付かぬうちに時間どろぼうに私たちの時間を奪われているのかもしれない……
    私もモモのところに行かなければいけないのだろう。

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    2026年05月07日
  • モモ

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    時間や効率に囚われた現代人必読のドイツ児童文学の名作。
    テクノロジーの転換期に読まれることが増えるような気がする。
    まさしく、生成AI技術が日進月歩どころではないスピードで日々進化し続ける今日此頃にこそ読まれるべき作品。

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    2026年05月05日
  • モモ

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    ネタバレ

    子供の頃に読んだはずだが、内容を殆ど覚えておらず。改めて読んでみて、これは大人こそが読んで理解出来る物語なのでは…と感じた。何十年も前の作品なのに、描かれている人間の生活が、まさに現代のそれで、怖くなった。時間がない、タイパ、コスパ、効率重視… 。今の社会は時間泥棒に時間を盗まれている…。スマホから離れて、何もしない時間、あえてゆっくり丁寧に物事に取り組む、友達や家族ともっと話す、そういう事をもっと大事にしたいと思う。

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    2026年05月05日
  • モモ

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    色々と考えるきっかけになりました。

    僕たち、生き急ぎ過ぎているのかもしれませんね。だからこそ、本を読む事の大切さを感じました。

    今は、YouTubeも倍速でみたり、ショート動画を流し見する様な時代。家事をしながら、運転しながら、オーディオブックを聞く時代。

    時短、時短。忙しい、忙しい。そんな日々を僕たちは送っています。

    本は、読み出したら他に何も出来ない。とても不便な趣味です。
    小説なら、一冊読むのにも時間がかかります。
    いわゆる「遅い」ですね。でも、だからこそ、今の僕たちには必要なのかもしれません。

    余裕を持った生活は、もしかしたら人生を豊かにしてくれるかもしれない。

    少し、長い

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    2026年04月30日
  • 魔法のカクテル

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    ミヒャエル・エンデといえば、モモやはてしない物語が有名ですが、この「魔法のカクテル」も最高におもしろい!シンプルなストーリーなんですけど、猫とカラスがかわいいし、言葉遊びもユーモアがあって楽しくて、ぐいぐい物語の世界に引き込まれます。ファンタジー好きはきっとハマると思います!

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    2026年03月25日
  • はてしない物語 下

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    今まで読んだことがないストーリー。上巻とは全く異なり、人間臭く欲深い部分が露呈していく展開。最後まで読むと児童書ではあるが大人が手に取るべき本だと感じた。

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    2026年03月22日
  • はてしない物語 上

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    面白かった、ドイツファンタジー。
    誰の息子でもない者と、皆の息子。対になる2人の少年の物語。
    「本を閉じているあいだ、その中の物語はどうなっているのだろう?」
    読書そのものの物語、読後感も余韻が残る。

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    2026年03月09日
  • モモ(絵本版)

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    野外劇場に住んでいるモモは、みんなの話を聞くのが上手だ。

    みんな聞いてもらってるだけで、とても満足で前向きになる。

    話を聞くだけ…と言うが、それはとても難しい。
    誰にでもできるものじゃないと思う。

    絵本版になったモモの世界観を美しい絵で楽しめた。




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    2026年02月16日